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『夏休みは読書三昧 ビジネスマン 教養の課題図書110冊』
週刊ダイヤモンド 2006年8月12日・19日合併号 104~112ページ)
社会が複雑化し、仕事が広い分野に及ぶようになった昨今、ビジネスマンの支えとなるのは広い教養である。多様な人との信頼を深め、どんな事柄にも対応できる柔軟性を持つには、森羅万象の興味が育つ“知識の畑”が必要だ。教養こそ実学なのである。各ジャンルの入門書110冊を専門家に選んでもらった。
《情報》選者 妹尾堅一郎●東京大学特任教授
【61】
| ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる | |
![]() | 梅田 望夫 筑摩書房 2006-02-07 売り上げランキング : 23 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「ウェブ2.0」って何?という方はまずこの本から。ネット社会の地殻変動が「知」の秩序はもとより経済社会までをも再編成しつつあることを、平易かついささか楽観的に説く。
【62】
| グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501) | |
![]() | 佐々木 俊尚 文藝春秋 2006-04 売り上げランキング : 131 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
検索エンジンで圧倒的に支持されている「グーグル」は、じつは無邪気かつ大胆に世界と世界観を変えつつある……よしとするもしないも、まずは起こっていることの確認から。
【63】
| こころの情報学 | |
![]() | 西垣 通 筑摩書房 1999-06 売り上げランキング : 10189 おすすめ平均 ![]() 読みやすいしまとまっている。 最も手に入れやすい基礎情報学文献 これぞ情報学Amazonで詳しく見る by G-Tools |
人のこころや社会の切り口からIT技術の持つ意味を真摯に考える情報学者が、専門用語を控えて問題提起。例示は多少古くなってはいるが、内容は重要だ。
【64】
| 痛快!コンピュータ学 | |
![]() | 坂村 健 集英社 2002-03 売り上げランキング : 20001 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
いまさらコンピュータについて概略を知りたいなんて恥ずかしくて言えない……という人向けに、世界をリードするコンピュータ学者がかみ砕いて解説。そっと読んではいかが。
【65】
| 新・コンピュータと教育 | |
![]() | 佐伯 胖 岩波書店 1997-05 売り上げランキング : 319626 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コンピュータを論じることを通じて「学びを支援する道具」「学びの共同体」を追求し続ける著者の問題意識は、10年たっても依然新しく、深い。
《政治史》選者 小池聖一●広島大学文書館長
【66】
| 伊藤博文の情報戦略―藩閥政治家たちの攻防 | |
![]() | 佐々木 隆 中央公論新社 1999-07 売り上げランキング : 139669 おすすめ平均 ![]() 試みは失敗 試みは失敗Amazonで詳しく見る by G-Tools |
初代首相伊藤博文と彼の政治情報システム(幕僚団)の実証分析を通じて、政治運営における情報、権力と情報との関係など、ともかく政治における情報のすべてを網羅した好著。
【67】
近代日本の政治家
岡 義武
近代日本に大きな足跡を残した5人の政治家(伊藤、大隈、原、犬養、西園寺)を取り上げ、行動科学的な分析を交えて彼らのリーダーシップを論じた古典的な名著を改版。
【68】
| 日米戦争と戦後日本 | |
![]() | 五百旗頭 真 講談社 2005-05 売り上げランキング : 15706 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日米開戦とともに占領政策策定に入った米国。知日派の苦闘により穏和な占領政策となり、日本はそれを通商国家として読み替え繁栄を享受する。戦後日本の特質が理解できる。
【69】
ヒトラーとは何か
セバスチャン・ハフナー
独裁者ヒトラーをドイツ史のなかで位置づけ、その「成功」から「犯罪」、ドイツ民族に対する「裏切り」までを明らかにした。「最後の12日間」とは違うヒトラーを。
【70】
近代・現代
大口 勇次郎
政治史だけではないが、98のエピソードを通じて日本近代史および現代史の基本的な部分をきちんと押さえながら理解できる。どこからでも読め、組み合わせも自由。教養を得るに最適の書。
《外交史》選者 小池聖一●広島大学文書館長
【71】
日本外交の軌跡
細谷 千博
幕末の開国から現在までの日本外交史を国際関係のなかで描き、外交指導者像と日本の選択・外交政策の決定過程を簡潔に描いた好著。日本外交史は、基本的にこの1冊でカバーできる。
【72】
| 日中関係―戦後から新時代へ | |
![]() | 毛里 和子 岩波書店 2006-06 売り上げランキング : 2245 おすすめ平均 ![]() 入門にも最適 バランスの取れた論考Amazonで詳しく見る by G-Tools |
戦後の日中関係を概観することで両者の問題点を指摘し、脅威論と崩壊論一辺倒になりがちな日本の中国論に一石を投じる好著。日中関係改善の鍵がここにある。
【73】
| 韓国併合への道 | |
![]() | 呉 善花 文藝春秋 2000-01 売り上げランキング : 27385 おすすめ平均 ![]() この本は日本と韓国で共に教科書に採用されるべき名著 嫌韓派はマンガ嫌韓流よりこの人の著書を読むべき 知らなかったそのプロセス。地政上の運・不運を感じる。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日本の韓国併合を韓国近代史から明らかにし、現在の議論においてナショナリズムに隠れる韓国側の問題を民族性・国家体質にまで踏み込んで明らかにした問題の一書。
【74】
| 13日間―キューバ危機回顧録 | |
![]() | ロバート ケネディ Robert F. Kennedy 毎日新聞社外信部 中央公論新社 2001-11 売り上げランキング : 15867 おすすめ平均 ![]() 世界が最も危なかった13日 トップになる人に読んでほしい 貴重な歴史資料Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ミサイル配備が招いたキューバ危機。本書は、核戦争の危機に直面したJ.F.ケネディの13日間を記した弟ロバートの回顧録である。外交における危機管理とは何か、を問い続ける。
【75】
| 朝鮮戦争―金日成とマッカーサーの陰謀 | |
![]() | 萩原 遼 文藝春秋 1997-06 売り上げランキング : 86453 おすすめ平均 ![]() 北朝鮮側史料を通して明らかになってきた朝鮮戦争の実態 金日成ニセモノ説はトンデモ とりあえず開戦時の北朝鮮軍の動向把握には役立つ一冊Amazonで詳しく見る by G-Tools |
旧ソ連の北朝鮮占領から説き起こし、金日成・北朝鮮による先制攻撃に始まる朝鮮戦争を北朝鮮資料に基づき実証・概観した臨場感に満ちた名著。北朝鮮問題の原点はここに。
《BRICs》選者 西村尚純●ティー・アイ・ダヴリュ取締役・エクイティリサーチ部長
【76】
| BRICs 新興する大国と日本 | |
![]() | 門倉 貴史 平凡社 2006-06-10 売り上げランキング : 15846 おすすめ平均 ![]() BRICs経済の最適な入門書Amazonで詳しく見る by G-Tools |
BRICsの現状と将来見通しが最新データとともに紹介されている。BRICsを知るには最適の書であろう。糖尿病患者の増加といったユニークな切り口による分析がおもしろい。
【77】
| インド経済の基礎知識 | |
![]() | 椎野 幸平 日本貿易振興機構 2006-04-10 売り上げランキング : 49783 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
インド経済を専門とするエコノミストによる同国経済の解説書。基礎知識と題しているが、その内容は充実している。インドにかかわるビジネスマンから投資家まで、幅広い層にお薦め。
【78】
| 2015年アジアの未来―混迷か、持続的発展か | |
![]() | 日本貿易会「2015年アジア」特別研究会 東洋経済新報社 2006-06-01 売り上げランキング : 43560 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
アジアを熟知する商社マンが執筆。中国とインドの環境や貧困、資源などリスク要因を焦点にしている点に注目。両国の将来について「楽観論は厳に慎むべき」との感を抱かせる。
【79】
| 成功するインド株 出遅れない・失敗しない投資のための基礎知識 | |
![]() | 高橋 正樹 アスペクト 2005-08-10 売り上げランキング : 74258 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
わが国では数少ない元インド株運用担当者によるインド株投資のガイドブック。産業や個別企業についての記述は、投資家に役立つであろう。
【80】
| ロシア経済の真実 | |
![]() | 塩原 俊彦 東洋経済新報社 2005-06-17 売り上げランキング : 261081 おすすめ平均 ![]() 簡単に手に取る本ではないAmazonで詳しく見る by G-Tools |
ロシア経済の現状、特に2000年以降の変化を政治の動きとも絡めて考察している。元朝日新聞モスクワ特派員である著者ならではの現実を踏まえた分析が参考になる。
【81】
| 中国ビジネス 光と闇 | |
![]() | 信太 謙三 平凡社 2003-07-19 売り上げランキング : 207088 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
中国への進出や株式投資を考えている方がたには格好の書であろう。3年前の刊行ではあるが、本書に記述されている中国ビジネスの本質的なところはなにも変わっていない。
【82】
| [図解]BRICs経済がみるみるわかる本 | |
![]() | アジア&ワールド協会 PHP研究所 2005-10-25 売り上げランキング : 128180 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ビジネスマン向けのBRICs経済入門書である。図表を多く用いた説明は、とてもわかりやすい。執筆陣は海外駐在経験のある中小企業診断士であるが、専門家以上の知識がある。
【83】
| 榊原 英資 インド巨大市場を読みとく | |
![]() | 榊原 英資 吉越 哲雄 東洋経済新報社 2005-05-20 売り上げランキング : 20099 おすすめ平均 ![]() インターネット時代の弊害 インドが分かります 多面的なインド理解に役立つ本Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日本での理科離れは現代に限らない。大陸文化の導入を終えた平安時代にも起きていた。縄文から平成に至る異色の数理科学史。文化と数がもたらす知的興奮の質は高い。
《歴史の断面》選者 坪井賢一●ダイヤモンド社雑誌事業局長
【84】
| 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 | |
![]() | 岡田 暁生 中央公論新社 2005-10 売り上げランキング : 1600 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
欧州史と音楽史を関係づけ、楽譜が読めなくとも作曲構造の変遷をビジュアルに理解できるように工夫した通史。手軽な新書だが思わずメモを取りながら読んでしまう本。
【85】
| 田沼意次の時代 | |
![]() | 大石 慎三郎 岩波書店 2001-06 売り上げランキング : 91480 おすすめ平均 ![]() 謎の人物像 真の改革者 田沼意次Amazonで詳しく見る by G-Tools |
悪評高かった田沼への評価を一変させた名著の文庫版。ロシアとの交易など、画期的な経済政策を矢継ぎ早に打ち出した田沼を松平定信ら保守派が失脚させるまでを丹念に描く。
【86】
| 経済史入門―経済学入門シリーズ | |
![]() | 川勝 平太 日本経済新聞社 2003-09 売り上げランキング : 47373 おすすめ平均 ![]() 入門であり、一つの到達点です 新しい視点による日本論へ 西洋史学の枠組みを超えた史観Amazonで詳しく見る by G-Tools |
物産複合論を主軸とした著者の独創的な歴史観を反映させた経済史の入門書。特に英国と日本の近代化を同時に描く動態的な視点が魅力である。
【87】
| 判断力と決断力 リーダーの資質を問う | |
![]() | 田中 秀征 ダイヤモンド社 2006-07-13 売り上げランキング : 57435 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
政治リーダーの資質を、2つのキーワードで歴史的に分析する。対象をチャーチル、ドゴールから小泉純一郎まで展開し、国民がリーダーを選択するための指針となるように構成されている。
【88】
歴史入門
フェルナン ブローデル
『地中海』などで著名なブローデルの講演をまとめた本。歴史を長期波動、中期波動、短期波動から分析し、海から文明を観察した視点が斬新。読みやすくまとまっている。




読みやすいしまとまっている。
これぞ情報学






嫌韓派はマンガ嫌韓流よりこの人の著書を読むべき


金日成ニセモノ説はトンデモ





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