メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 > 2006年7月7日~9月29日

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略クリス アンダーソン Chris Anderson 篠森 ゆりこ

早川書房 2006-09
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上位二〇%のアイテムが売り上げの八〇%を占めるという「八〇対二〇の法則」。有限なスペースでの店舗販売では、この上位二〇%アイテムの在庫確保のために残り八〇%は「死に筋」と位置づけられてきた。

しかし、スペースに制約が少なく、在庫コストも格段に低いオンラインの店舗では、これらニッチ商品の売り上げの集積がヒット商品を上回る現象が起こる。これが昨今話題の「ロングテール」の法則。ヒットからニッチへ、ヘッドからテールへとビジネスは移行しつつある。理論の提唱者である著者が、その現場を、未来を説き起こす。

とは言うもののリアルな書店で働く私にとっては、重い課題を突きつけてくる本である。スペースの制約、商品分類の限界、ヒット主義のわな等々、リアルの店舗が抱える問題点が次々と明らかにされる。

でも、私たちは限られたスペースの中で、ニッチ商品をヒット商品へと育てる術に長らく知恵を絞ってきたのではないだろうか。今移行しつつある消費形態の中で、店舗で働く私たちが成すべきことを考えるいい材料になる。

■2006/09/29, 日経流通新聞MJ, 22ページ

2010年の企業通貨―グーグルゾン時代のポイントエコノミー
2010年の企業通貨―グーグルゾン時代のポイントエコノミー野村総合研究所情報通信コンサルティング一部企業通貨プロジェクトチーム

東洋経済新報社 2006-09
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おすすめ平均 star
star今やホットトピックのポイント・電子マネーをよくまとめている

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スイカやエディ、マイレージ、電子マネーそしてポイントの発行。「企業通貨」は「お金」の概念をどう変えてゆくのか。

■2006/09/29, 日経流通新聞MJ, 22ページ

アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役
アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役稲盛 和夫

日本経済新聞社 2006-09
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『稲盛和夫の実学』から8年。ひとりひとりが主役の燃える集団をいかにはぐくんでいくか。独創的な「管理会計」の集大成がここにある。

■2006/09/29, 日経流通新聞MJ, 22ページ

鯨を釣る男―天才ホテリエマイク近藤の生涯
鯨を釣る男―天才ホテリエマイク近藤の生涯富田 昭次

オータパブリケイションズ 2006-07
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おすすめ平均 star
star鳥肌が立ちました。そして涙をぼろぼろ流してしまいました。
star気合とパワーを与えられる青春論。こんなスゲー&かっこいい日本人がいたんだ!

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天才ホテリエと呼ばれ、宮崎のシーガイア再建に挑んだ近藤マイク誠。32年間の情熱的な生涯を、関係者へのインタビューを通じ描く。

■2006/09/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

社内報革命
社内報革命産業編集センター

産業編集センター 2006-08
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コミュニケーションを活性化し、社員のやる気を生み出す社内報とは。戦略的な社内報づくりのノウハウを丁寧に解説。

■2006/09/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

下流社会マーケティング
下流社会マーケティング三浦 展

日本実業出版社 2006-09-05
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自民党総裁選で論争のテーマにもなった「格差」問題。ベストセラーとなった「下流社会」は議論の火付け役にもなった。その著者である三浦展氏が、消費者の新たな階層化に対応するマーケティング論を展開する。

一九五五年からの五十年間と、二〇〇五年からの五十年間は状況が大きく変わるというのが著者の視点。過去五十年は人口が増え、世帯数も増加、人の移動も頻繁だったことから内需が拡大した。逆にこれからの五十年間は人口が減り人の移動も減る。マーケティングにも発想の転換が必要だと説く。

著者が今後有望だと指摘するのが「ライフスタイルケア市場」。「人」では健康や美容、「お金」では資産形成や保険、「物や都市」ではリサイクルやリフォームに新たな需要が生まれる。中流が減る中で、上流向けのコンシェルジェ的なサービスも今後必要になる。

ひとくくりに語られがちな団塊世代は八つのクラスター(同じ消費性向を持つグループ)に分けられ、広告代理店が描くような消費好きでおしゃれな団塊は実は全体の一割程度という分析も面白い。今のマーケティングに何が必要なのか、要点が頭の中で整理できる。

■2006/09/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

加賀屋の流儀 極上のおもてなしとは
加賀屋の流儀 極上のおもてなしとは細井 勝

PHP研究所 2006-08-26
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おすすめ平均 star
starマニュアルでは提供できない感動の数々

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「もてなしの宿」として人気を誇る老舗旅館のサービスは、どのように生み出されるのか。マニュアルを脱して働く人それぞれの思いに、その理由を探る。

■2006/09/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

団塊パワーが拓く新市場―新たな財・サービスの創出と地域の活性化
団塊パワーが拓く新市場―新たな財・サービスの創出と地域の活性化東北産業活性化センター

日本地域社会研究所 2006-08-22
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東北地方在住の団塊世代を軸に調査を実施、同世代の意識・行動と影響力を地域活性化の視線から分析している。

■2006/09/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

なぜ、あの会社は儲かるのか?
なぜ、あの会社は儲かるのか?山田 英夫 山根 節

日本経済新聞社 2006-08
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おすすめ平均 star
star戦略と会計を結びつけた画期的な書
starわかりやすく、おもしろい
star最後まで読める会計&経営の書

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豊富な具体例で会計指南

会計はとかくとっつきにくい。最近は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』など工夫した入門書も出てきているが、ビジネスマンにとってはどこか食い足りない。

「経営と会計を別物として扱っていることが、会計を難しいものにしている。経営戦略の成果は最終的には数字になって表れる。経営と会計を融合させて学ぶことが理解を深める早道」。同書は、こんな発想から、早稲田大学のビジネススクールで教える経営戦略論のプロと、慶応義塾大学のビジネススクールで教壇に立つ会計管理論のプロが手を組んでまとめた。

会計はいわば一年間の企業活動の結果が映った“鏡”であるとし、どんな企業活動をすると、その結果がどのように鏡に映るのかを、著名な企業を引き合いに出しながら説明していく。

例えば、差異化、高級化戦略。こうした経営戦略は普通、利益率を高めると思いがちだが、実はユニクロの方が伊勢丹より、また東横インの方が帝国ホテルより利益率が高い。この他のテーマも「乱売の続く業界で儲かっている会社の秘密は」などタイムリーなものが多く、つい引き込まれてしまう。

■2006/09/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

「街的」ということ――お好み焼き屋は街の学校だ
「街的」ということ――お好み焼き屋は街の学校だ江 弘毅

講談社 2006-08-18
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京阪神の街を雑誌編集長として見続けてきた著者による、街と店とのかかわり方指南書。

■2006/09/08, 日経流通新聞MJ, 22ページ

「実践・内部・統制」リスクに強い会社のつくり方
「実践・内部・統制」リスクに強い会社のつくり方樋渡 雅幸 杉山 雅彦

ダイヤモンド社 2006-07-27
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「日本版SOX法」への対応が迫られる中、内部統制の仕組みを整備するポイントを解説。

■2006/09/08, 日経流通新聞MJ, 22ページ

日本のマーケティング力―21世紀を勝ち抜く革新経営への不変の定石
日本のマーケティング力―21世紀を勝ち抜く革新経営への不変の定石高野 正之

宣伝会議 2006-08
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およそ五十年前に米国から輸入された「マーケティング」。一九七〇年代までの大量生産・大量消費の時代にはマーケティングは有効に働き、日本企業の成長に欠かせないものだった。だが、マスの時代が終わってからは“マーケティングが効かなくなった”と有効性に対する疑問や批判が相次いだ。

マーケティング教育に長年携わってきた著者は、日本のマーケティング力がなくなったのは倫理観の欠如、危機感の不足、責任感の不在に原因があると指摘し、企業経営者に警鐘を鳴らす。時代が変われば手法も変わるが「いつの時代でも企業の存在価値目標は、顧客満足(CS)志向、顧客感動(CD)志向が出発点であり終点である」とマーケティングの基本は不変だと主張する。

本書の視点は「狭義の」マーケティングにとどまらない。一貫して「尊敬される、称賛されるエクセレントさとは何か」に焦点を当て、思想あるマーケティングの実践こそが二十一世紀を勝ち抜く革新経営の定石であると説く。その実践には人材の育成がベース。「人間研究こそがマーケティングの原点であり、人の品質が企業存続を安定化する」と締めくくる。

■2006/09/08, 日経流通新聞MJ, 22ページ

B2Bブランディング―企業間の取引接点を強化する
B2Bブランディング―企業間の取引接点を強化する余田 拓郎 首藤 明敏

日本経済新聞社 2006-07
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おすすめ平均 star
starブランディングを極めたい方にオススメ
star内容が不十分

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製品は良いし技術もある。なのに売り上げが伸びない。企業間取引にありがちな問題を解決するためブランディング手法導入を提唱。

■2006/08/25, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ヒット企業のデザイン戦略 イノベーションを生み続ける組織
ヒット企業のデザイン戦略 イノベーションを生み続ける組織クレイグ・M・ボーゲル ジョナサン・ケーガン ピーター・ボートライト

英治出版 2006-06-19
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おすすめ平均 star
starかっこいいものは誰でも作れる

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機能だけでは不十分。消費者を魅了する優れたデザインが不可欠。様々な成功企業、ヒット商品を例示してデザインの重要性を説く。

■2006/08/25, 日経流通新聞MJ, 14ページ

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0Joseph Jaffe 織田 浩一

翔泳社 2006-07-22
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おすすめ平均 star
star一部に納得、一部に疑問
star業界の人は必読だと思う
star次世代マーケターの処方箋

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テレビCMと聞いて何を思い浮かべる?

トイレ休憩の時間。他のチャンネルのチェックタイム。音を消しておしゃべりの時間。録画で見ていればもちろん飛ばす。そんなところだろうか。つまり、見ていない。せっかく番組を楽しんでいるのに、押しつけがましく割り込んでくる夾雑物(きょうざつぶつ)なんか見たくない。

かつて、最大の広告媒体であり、最良の情報源だったテレビCMの権威は地に落ちた。

ここ数年、広告を取り巻く環境は劇的に変化した。立役者はインターネット。現代生活に情報は欠かせないが、その情報は、かつてのようにメーカーから一方的に押し付けられるものではなくなり、欲しいときに欲しいだけ、しばしば欲する以上に得られるものになった。

しかも、その内容たるや、ネット上に消費者が情報を発信することにより、客観性、信頼性、いずれもこれまで以上に増している。

著者は、テレビCMの崩壊から論を起こすが、主眼はそれ以降。多メディア時代の広告戦略を各メディアの特性を検討しつつ論じていく。

■2006/08/25, 日経流通新聞MJ, 14ページ

数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する
数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する岡嶋 裕史

光文社 2006-05-17
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おすすめ平均 star
star正直、いかがなものかと・・・
starデータマイニングの手法の説明がメインです
star周りの説明に困ったときに

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マーケティングに不可欠なデータマイニングで何ができるのか。回帰分析、クラスター分析など、身近な例で解説する。

■2006/08/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

僕が「チャングム」から教わったこと―人を喜ばせる「仕事・もてなし・サービス」の原点
僕が「チャングム」から教わったこと―人を喜ばせる「仕事・もてなし・サービス」の原点田崎 真也

飛鳥新社 2006-07
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てなしやサービスの本質とは。人気ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」をビジネスの視点から有名ソムリエが読み解く。

■2006/08/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

伊藤元重のマーケティング・エコノミクス
伊藤元重のマーケティング・エコノミクス伊藤 元重

日本経済新聞社 2006-07
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「経済の動きを実感するには小売りや流通を見るとよい」。若いころ、著者は先輩から言われたという。本書はそのアドバイスを貫き通す現場主義と経済学の融合が生み出したユニークなマーケティングのテキストだ。

マーケティングというと感性重視の議論がされがち。一方、エコノミクス(経済学)は市場メカニズムを通じていかに効率を高めるかをつきつめていく学問。感性と論理が同居する「マーケティング・エコノミクス」という書名は一見、奇妙な感じがするが、そこが実はねらいどころ。効率性の追究という経済学の切り口で、消費者の行動、企業のとるべき戦略が解き明かされている。

成熟化した市場で売り上げを伸ばす発想、消費者がコンビニエンスストアを支持する理由、地域ナンバーワン店になる秘訣など、マーケティング関係者、流通関係者の疑問・課題に答える明快な解説がなされている。

本書は、日経MJ連載の「伊藤元重のマーケティング講座」が大幅に加筆されて単行本化されたもの。事例の多くは、著者自身の経験に基づくもので、利用者の観点に立った分析は、読者に共感されそうだ。

■2006/08/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

すべては、消費者のために。―P&Gのマーケティングで学んだこと。
すべては、消費者のために。―P&Gのマーケティングで学んだこと。和田 浩子

トランスワールドジャパン 2006-07
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P&G、ダイソン、トイザらスで時にマーケッターとして、時に日本法人代表として活躍した著者のマーケティング戦記。

■2006/08/11, 日経流通新聞MJ, 14ページ

東京大学「80年代地下文化論」講義
東京大学「80年代地下文化論」講義宮沢 章夫

白夜書房 2006-07-18
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YMO、西武セゾン、岡崎京子、おたく。あの80年代文化の数々と現代との連関を劇作家の著者が東大生を相手に熱く語った講義録。

■2006/08/11, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ポケット解説 理詰めのトレンド予測
ポケット解説 理詰めのトレンド予測森田 洋一

秀和システム 2006-06
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副題は「センスがなくてもヒットは作れる!」。帯には「誰でも理解できる流行の法則!」とある。著者は流行ビジネスが感覚的な手法に頼っていることに疑問を持ち流行予測の研究を開始。独自の理論を確立したという。その成果を凝縮して披露したのが本書だ。

各章ごとに「曲と直」「上比長と下比長」「アリ型人間とキリギリス型人間」など著者独自の対立概念が示され、過去これらのトレンドが交互に表れたことを年表形式で具体例を挙げ立証する。例えばある「曲」のデザインがヒットした後は「直」なデザインがヒットする期間が続き、また「曲」の時代が訪れるという具合。とりわけファッション分野の事例は細かく、リアルタイムで観察してきた者の強みが発揮されている。

振り子理論にも穴はある。流行の要因が繰り返すなら、なぜ全く同じモノがはやることがほぼ皆無なのか。著者はこの疑問にも「技術革新」や「超長期的な循環の中心の移動」などの解答を用意している。本書を読むだけで著者の理論を自在に応用するのは難しかろうが、過去の流行資料集兼アイデアヒント集としてだけでも、この価格はお買い得。

■2006/08/11, 日経流通新聞MJ, 14ページ

商談現場のナマ見積書が見たい! 値引きしないから勝てる
商談現場のナマ見積書が見たい! 値引きしないから勝てる戸田 覚

ダイヤモンド社 2006-07-13
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引っ越しから中古パソコンの買い取りまで様々な業界の見積もりを公開。値引きせずに顧客に納得してもらうコツをまとめた。

■2006/08/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

情報流出 企業データ盗難からウィニーまで
情報流出 企業データ盗難からウィニーまでアスキービジネス編集部

アスキー 2006-07-14
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情報漏洩(ろうえい)の原因や対策について、ウィニーの作者を含む6人の専門家の見方をわかりやすく紹介した。

■2006/08/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

団塊世代60年―どう生きてきたか
北城 恪太郎

大量定年を控え、団塊世代の関連書籍が相次いでいる。本書は各界で活躍する八人が団塊世代がこれまで果たしてきた役割などについて仕事や教育、消費など様々な角度から検証した。筆者の数が多いだけに、いろいろな見方を提供してくれ、通読すると実像がおぼろげながらつかめる。

たどってきた道筋を改めて把握できるのが、電通リサーチ社長で団塊世代でもある野村清氏がまとめた第二章。自らの体験をもとに学校給食やニューファミリーなど年代別に歩みを振り返った。

行動原理に影響した事柄にも触れている。学校では「男女同権」と教えられる一方、家では父親の「男は外で働いて一家を支えているので偉い」という主張を認める母親。こうした経験がこの世代の両面価値的な行動様式を形成したという。

教育評論家の尾木直樹氏や東京学芸大教授の山田昌弘氏らが言及しているのが子育て。ニートやパラサイトの増加はこの世代の育て方に原因があると指摘する。

注目の定年後の人生だが、各筆者の文章を読むと、迷っているらしい。「自分らしく」趣味などに生きたいが、年金破綻などが心配で、踏ん切りがつかないようだ。

■2006/08/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣原尻 淳一 小山 龍介

東洋経済新報社 2006-07-14
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おすすめ平均 star
star隠れ編集工学本
starアイデア発想だけでなく、仕事術の本としても秀逸

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米国のIT(情報技術)関連業界に端を発した、新しい仕事と生活スタイル「Life Hacks」を紹介する。

■2006/07/28, 日経流通新聞MJ, 18ページ

なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学小堺 桂悦郎

フォレスト出版 2006-05-20
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おすすめ平均 star
star目から鱗の会計学
star回りくどく内容も稚拙
star節税の仕方を初心者向けにチラリと見せた本だと思います。

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社長のベンツが4ドアである理由、借金社長が税金を払いたがる理由など、会計のカラクリについて語る初学者にお薦めな本。

■2006/07/28, 日経流通新聞MJ, 18ページ

トヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち
トヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち山本 哲士 加藤 鉱

ビジネス社 2006-06
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おすすめ平均 star
starホスピタリティ事例などに関してであればまずまず
starクルマを評論した本ではないことに注意
star言いたいことはわかるけど・・・

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日本におけるトヨタ自動車の高級車、レクサス「惨敗」のドキュメントではない。サブタイトルにある「ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち」が本書が描くテーマである。あくまでもレクサスは題材の一つ。タイトルが刺激的なだけに、少々注意を要する。

第二部の「ホスピタリティ経済」についての論述は、我々エンドユーザーに一番近いところにいる者にとって大いに参考になる。「消費社会」が行き詰まる中で、「消費者」から「生活者」へと変貌(へんぼう)しつつあるエンドユーザーにどのようなサービスをどういう形で提供すべきなのか。いや、提供するのは「サービス」ではなく「ホスピタリティ」なのだ。

「ホスピタリティ」とは何か。「サービス」との根本的なコンセプトの違いは何か。これを押さえた企業が今後、本当の顧客満足を勝ち得て、「生活者」から評価されるブランドとなりえる。

ここに集中して米国におけるレクサスの成功やその他の成功企業の事例、これに対する失敗事例を読み込んでいけば、得るものは多いだろう。

■2006/07/28, 日経流通新聞MJ, 18ページ

日本人が知らない「儲かる国」ニッポン―外国人起業家が教える成功術
日本人が知らない「儲かる国」ニッポン―外国人起業家が教える成功術ティム・クラーク

日本経済新聞社 2006-06
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おすすめ平均 star
star読まないとホントに知らないよ!

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日本国内で目に付く空前の外国人起業ブームを分析、日本人が見落としているビジネスのツボを教える。

■2006/07/21, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ビール最終戦争
ビール最終戦争永井 隆

日本経済新聞社 2006-07
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毎月のように新商品が投入され、市場の状況も刻々と変わるビール業界。その内幕をビジネス現場の視点から描いたのが本書である。

一般家庭需要を中心に今や本格ビールを脅かす勢いの「第三のビール」。だが、当初は試行錯誤の連続で、パイオニア商品であるサッポロの「ドラフトワン」も、開発段階では「まがいものなど出したら社のイメージダウンになる」と反対の嵐。技術者たちが「闇研究」を続け、大輪の花を咲かせたという。

このヒットを受け、アサヒ、キリン、サントリーが追随。当時の経営者の声を生々しく再現することで、各社各様の意思決定が現在のシェア争いに大きな影響を与えたことがよく分かる。

丸ビルなど再開発物件での飲食店営業をめぐる「特殊部隊」の攻防戦、女性や若者に人気の缶チューハイの開発秘話、中国市場での地歩固めを目指した各社の戦略展開など、ノンフィクションならではの面白さがある。

「少しでも多くの人に、自分たちの商品を飲んでもらいたい」。純粋な気持ちで日々の仕事に取り組む登場人物たちの奮闘は、読む者の心をつかんで離さない。

■2006/07/21, 日経流通新聞MJ, 14ページ

シゴトのバイブル 入門編
シゴトのバイブル 入門編佐々木 かをり

PHP研究所 2006-06
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starシゴト、好きですか?
star書いてあることは皆正論・・・でも。

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コミュニティーサイト「イー・ウーマン」を運営する著者が、若いからこそできること、仕事の取り組み方などを経験に基づきアドバイスする。

■2006/07/21, 日経流通新聞MJ, 14ページ

バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代
バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代原 宏之

慶應義塾大学出版会 2006-05
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おすすめ平均 star
starわれわれは、踊り、踊らされたのか?

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「戦後」を真に脱出しつつあった1980年代の意味を消費、流行、メディア現象を素材に読み解く。巻末の詳細な注と年表がいかにもバブル世代らしい。

■2006/07/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

上質生活のすすめ
上質生活のすすめ川島 蓉子

マガジンハウス 2006-05-18
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高くはないがお気に入り。無名だけど高度な創造性あり。セレブとは違う特別サービス。そんな「上質」気分を引っ張るモノ、コトをまとめて紹介。

■2006/07/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「自由な時代」の「不安な自分」―消費社会の脱神話化
「自由な時代」の「不安な自分」―消費社会の脱神話化三浦 展

晶文社 2006-06
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著者は前書きでこう語る。消費社会を論ずるには抽象的な議論だけでは全く不十分であり、具体的な流行、風俗についての論述が不可欠。しかし同時にファッションや流行など華やかな現象を論じれば消費社会が語れるわけではない。個別の事象から根底にある人々の価値観や社会構造の変化、政治イデオロギーとの関連を読み解くのが消費社会論の役割だ、と。

本書は過去二十五年間、一貫してこの課題に取り組んできた著者が、主にここ数年間に雑誌などに発表した論考を集めたもの。自分の食欲を不快に感じる若者たち、ブランド消費を巡る女子高校生へのインタビュー、当事者ならではの一九八〇年代パルコ論、二十世紀前半のニューヨーク万博が提示した「消費社会というユートピア」像など幅広い素材を扱いながら、人々の無意識を規定する「消費というイデオロギー」を解剖していく。

八〇年代、左翼的言説と入れ替わる形で消費社会論がブームになった。しかし著者が指摘する通り、当時の発言者で今も消費をウオッチし、論ずる者はほとんどいない。「なぜ今こそ消費を論じないのか」という呼びかけに他の論客らはどう答えるのか。

■2006/07/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

食品スーパー―成長繁盛が容易な営業力強化法
食品スーパー―成長繁盛が容易な営業力強化法芳賀 昭二

鳥影社 2006-06
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長年、スーパーの販売現場にかかわってきた著者が、わくわくする売り場の作り方をマーケティング理論に沿って解説。

■2006/07/07, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ハートフルセールス―販売力がぐんと身につく21の話
長原 紀子 (著)

顧客心理をつかんで売り上げを伸ばすにはどうしたらよいか。言葉遣いからDMの書き方まで販売のコツを紹介した。

■2006/07/07, 日経流通新聞MJ, 18ページ

芸術起業論
芸術起業論村上 隆

幻冬舎 2006-06
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おすすめ平均 star
starアートビジネス解説書
star刺激的、かつ的を得ている

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村上隆氏がどうして世界的に活躍するアーティストになったのか。その秘密を自ら解き明かす。

「ビジネスセンス、マネジメントセンスがなければ芸術制作を続けることができない」。世界で羽ばたくには販売戦略が不可欠で、日本の芸術家はその点に無頓着すぎると強調する。

その要素として第一に掲げるのが、言葉の力だ。西洋で評価されるのは、美しさでも素材のよさでもなく、美術史の中での独創性にある。作品を見せただけでは伝わらず、作品の位置付けを言葉で説明して初めて理解してもらえると言う。

海外で盛況を博した展覧会の「スーパーフラット」や「リトルボーイ」もこうした発想から誕生。キャッチコピーだけでなく関連文書の翻訳にも投資を惜しまず、訳者の人選にかなり気をつけているそうだ。作品を客観的に表現するため、顧客ニーズの把握や歴史の調査も怠らない。

芸術作品を題材にしたマーケティングの本とも言える。世界でブランドをどのように確立していけばよいか示唆に富む指摘が多い。文化関連ビジネスに携わる人だけでなく、海外で成功を目指す小売業者や消費財メーカーにも一読をすすめたい。

■2006/07/07, 日経流通新聞MJ, 18ページ

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