メイン > 日経産業新聞『気になる2冊』 > 2007年10月12日~12月28日
| 採用氷河期―若手人材をどう獲得するか | |
![]() | 原 正紀 日本経済新聞出版社 2007-10-23 売り上げランキング : 1450 おすすめ平均 ![]() ベストタイミング!! 採用スキルの進歩に、隔世の感 事例が豊富Amazonで詳しく見る by G-Tools |
人口減少のなかの景気拡大で、企業の新卒採用の競争が激化している。人口が増加していたバブル期は、今年採用に失敗しても不足分を翌年に補えた。しかし、今は補おうと思っても、翌年も必要な人材を確保できない可能性が高まっている。まさに「就職氷河期」ならぬ「採用氷河期」だ。
企業は採用戦線に勝ち残るために何をすべきか。本書は「採用成功のための参考書」と称するように、母集団形成から面接・選考、内定者フォローまで順を追ってノウハウを解説する。リクルーターや面接官に現場社員が動員されるケースも増えており、人事担当者以外のビジネスパーソンにも一読を勧めたい。
| 買わせる技術 | |
![]() | 松本 朋子 ベストセラーズ 2007-11-16 売り上げランキング : 29559 おすすめ平均 ![]() 今回も、とにかく面白い! ヒントをたくさんもらいました!Amazonで詳しく見る by G-Tools |
賃金上昇に勢いがなく、人口減少が重しとなって国内消費は盛り上がらない。そんな「売れない時代」にヒット商品を出すには何を作ればいいのか。この問題を本書は消費者心理から考察する。モノ余り時代には便益ではなく、思わず手が出る「衝動買い」を喚起しなくてはならない。昔は欲しくても買えなかった物を今買って思い出を補てんしたり、こうなりたいと思う理想の自分と現実の自分の差を埋めようとする心理が衝動買いの引き金だ。
消費者はモノではなく気分を買うのだから、商品開発者はそれを買うとどんな幸福感を味わえるかを一瞬で伝えるコンセプトを追求すべきだと主張する。
| 成功は失敗のもと論 | |
![]() | 井畑 正明/橋本 裕之 日経BP企画 2007-10-04 売り上げランキング : 67754 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「企業の寿命は三十年」とよく表現される。創業百年を超える大企業が存在する一方で、このジンクスを崩せずに市場から消え去る企業は多い。起業し事業を順風満帆にしたという経営者の成功体験が自信と同時に過信やごう慢さを生み、それが衰亡の遠因になっているのだと著者は分析する。
では、どうすれば一世紀を超えるような企業を作れるのか。著者はトヨタの「失敗を隠さずオープンにする」企業文化にヒントがあると指摘する。上司にミスを報告するとしかられるのではなく、トヨタでは逆に褒められるという。たった一つの欠陥商品で企業の存亡が危うくなる昨今、早期に危機の芽を除くことの重要性を改めて認識させてくれる。
| 決定力を鍛える―チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣 | |
![]() | ガルリ・カスパロフ 近藤 隆文 日本放送出版協会 2007-11 売り上げランキング : 2628 おすすめ平均 ![]() いかに人生はチェスに似ているか! チェスプレーヤーの小話も面白い ロシアに希望ありAmazonで詳しく見る by G-Tools |
ビジネスだけでなく、普段の生活でも人は無数の意思決定を下している。刻一刻と状況が変わる中でベストの意思決定をするにはどうすべきか。著者は弱冠二十二歳の若さでチェスの世界チャンピオンに就いた。将棋と並び一手一手にぎりぎりの判断を迫られるチェスで、以後十五年間にわたりタイトルを保持した「意思決定」の天才である。
著者は「勝っている時こそ、疑問を抱け」と指摘する。技術革新が日進月歩で進み、消費者の好みも猫の目のように変わる昨今、自己改革を怠る国家や企業、個人はすぐに淘汰される。仮にトップに君臨しても自己改革を続けることの重要性を教えてくれる一冊だ。
| ビジネススクールで教える メンタルヘルスマネジメント入門―適応アプローチで個人と組織の活力を引き出す | |
![]() | 佐藤 隆 グロービス経営研究所 ダイヤモンド社 2007-12-07 売り上げランキング : 833 おすすめ平均 ![]() メンタルヘルスから学ぶ経営学 経営学とメンタルヘルスの融合Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あるシンクタンクの試算では、心の健康が損なわれることで年間一兆数千億円の経済的損失があるという。うつ病になった社員が「安全配慮義務違反」で損害賠償を勤務先に求める事例も珍しくない。社員の心の病はマネジメントの重要課題という問題意識で、職場のあり方や部下との接し方を解説したのが本書だ。
筆者は臨床心理学の専門家として多くの企業でメンタルヘルス問題に取り組んできた。詳細な具体例を数多く盛り込み、もし自分が上司だったら、どうすべきかを考えさせる本だ。不調になった部下の発見や対応も必要だが、未然に防ぐ努力が重要だと改めて認識させられる。
| 自分のために働け! ~ホンダ式朗働力経営 | |
![]() | 高橋 裕二 講談社 2007-12-07 売り上げランキング : 65497 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
本書はホンダの人事・組織運営手法を豊富なエピソードを交えて紹介している。著者は目的に向かって自発的に働くことを「朗働(ろうどう)」と名づける。青空を残すために開発した低公害CVCCエンジン、交通事故死亡者を減らすために実用化したエアバッグ。ホンダが日本を代表する企業であり続けられているのは、社会のために何ができるかを考えて朗働する社員がいるからだろう。
社員が朗らかに働く組織は誤りや失敗を隠さず教訓にする。ホンダでは、次につながる価値ある失敗なら表彰される制度があるという。逆に「働かされている」という雰囲気では、誤りや失敗が隠され不正や不祥事が起きかねない。
| 「やめさせない!」採用 かまってほしい若者たち (セオリーBOOKS) | |
![]() | 樋口 弘和 講談社 2007-11-10 売り上げランキング : 10518 おすすめ平均 ![]() 採用に困った経営者へ読んでほしい 志望動機、思いっきり聞いていました(汗 採用担当者必見の書Amazonで詳しく見る by G-Tools |
企業が新卒採用で入社後に辞めない学生を選び出すノウハウを採用代行会社社長が教示した本だ。ただ優秀な学生や高学歴の学生を求めるのではなく、自社の価値観や成長段階に見合った適切な人材採用をすべきだと指摘する。そうしないと人材と会社のミスマッチが起き早期離職を招くという。
選考では既存社員の能力や人格など「自社の人材レベルの一・三倍程度」を目安に学生を選ぶべきだとも主張する。既存社員に比べ優秀すぎる学生を採用しても職場のあつれきを生むだけで定着は期待できない。冷静に自社が求める人材像を分析し、あえて優秀すぎる学生を採らない勇気も時には必要だと助言する。
| トヨタの上司 | |
![]() | OJTソリューションズ 中経出版 2007-10-20 売り上げランキング : 1446 おすすめ平均 ![]() 動かすことば、動かすマネジメントAmazonで詳しく見る by G-Tools |
なぜトヨタは強いのか。班長や工場長といった現場レベルのリーダーの判断力や行動力が優れており、現場で危機や問題を解決し、新しい成長の芽を発見し開花させるからだと本書は指摘する。トヨタ自動車の現場責任者の証言を基に、企業の持続的成長を支える強い現場リーダーを育てる方法論を分析している。
実在の現場リーダーの言葉に着目し、分析する形式を採っている。「トヨタ生産方式」を打ち立てた大野耐一氏は現場作業者を集めては職場の改善案を求め「おまえたちがいいと思うならやってみろ」と実践を促したという。解答は用意せずに部下に考えさせ、部下の提案は否定せず実行させることで自ら考える現場を作ったと解説する。
| 市場と法 いま何が起きているのか | |
![]() | 三宅 伸吾 日経BP社 2007-10-25 売り上げランキング : 13606 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
一九九六年末に政府が打ち出した「ビッグバン構想」。それまで当局が縛り付けてきた資本市場は規制緩和・廃止で徐々に自由化が進んだ。自由を手にした企業を規律づけするための法律や体制は日本では十分なのか。そんな問題意識から法とその担い手である官僚や裁判官、弁護士に焦点を当て検証したのが本書だ。
村上ファンドによるインサイダー取引、ライブドアが繰り返した粉飾決算、米投資ファンドとブルドックソースの買収攻防など、市場を揺るがし裁判所の判断が注目を集めた「事件」の舞台裏に迫る。「市場国家」を形作る当事者を丹念に取材して得た事実が多く盛り込まれており、法律書にとどまらない臨場感が味わえる。
| 新「地域」ブランド戦略―合併後の市町村の取り組み | |
![]() | 関 満博 日本都市センター 日経広告研究所 2007-10 売り上げランキング : 42433 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
最近、都市と地方の格差が指摘されている。公共事業費をばらまく財政的余裕もないなか、少子高齢化や過疎化も同時進行し、地方の街おこしは喫緊の課題だ。そこで地域経済活性化を狙い、二〇〇六年四月に地域団体商標制度が作られ、地域ブランドが各地で生まれている。
長年にわたり地域産業振興を専門に研究してきた著者は、全国各地の七つの事例を多角的に分析、成功する地域ブランドの条件を解き明かそうと試みた。一つの商品をブランド化するには綿密なマーケティング戦略と長い年月が必要。グローバリゼーションの進展で安い海外製品が国内に大量流入するなか、同じ課題に直面する民間企業にとっても参考になる。
支那四億のお客さま (別世界との出会い 1)
カール・クロウ (著), 新保 民八 (翻訳), 山田 侑平 (翻訳)
上海で広告代理店を経営していた米国人ビジネスマンが原書を出版したのは一九三七年。日本でも二年後に翻訳されたという。二〇〇三年に米ハーバードビジネススクールで教科書として再版されたのを受け、日本でも本書が復刊された。
伝統ブランドに対する厚い信頼、責任を負いたがらない気質、メンツ重視の商習慣――。筆者が欧米製品の宣伝や売り込みをする中で得た中国人観は現在にも通じる。最大の違いは今の中国が共産主義体制で、人口が表題ともなっている四億人から十三億人以上へ増えたこと。それでも中国が民主化したら、どんなビジネスモデルが可能か、そんな頭の体操をするのに本書は最適かもしれない。
| 勝つことのみが善である - 宿澤広朗 全戦全勝の哲学 | |
![]() | 永田 洋光 ぴあ 2007-07-07 売り上げランキング : 55090 おすすめ平均 ![]() どんどんテンションが下がってしまった 滋味あふれる物語Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「全身に神経を張り巡らせるようにして情報を収集し、流れを読むことにとことん集中した」。ラグビー日本代表監督として一九八九年に強豪スコットランドに勝利した宿沢広朗氏。近隣ビルから秩父宮ラグビー場でのスコットランドの練習をのぞき見たエピソードは有名。勤務先の三井住友銀行で頭取候補と目されるほど優秀さを発揮したのも優れた情報収集力ゆえだ。
日本代表監督だったときは対戦相手を徹底的に研究し、勝つ方法をわかりやすく伝えた。ビジネスでも為替ディーリングに携わっていたときは寸暇を惜しみ市場関係者と会い、ナマ情報をつかんだという。昨年五十五歳で亡くなった宿沢氏を懐かしむ著者の心情が伝わる。
| 人材価値による経営の時代 | |
![]() | 大川 修二 幻冬舎ルネッサンス 2007-10-02 売り上げランキング : 6168 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
企業の成長の原動力は「人」。本書は人を生かすために経営者に求められる姿勢を論じている。零細企業だった酒類販売のカクヤス(東京・北)を三代目社長の佐藤順一氏が立て直し急成長に導いた経緯をケーススタディーし、活力ある組織をつくる方法を分析している。
社員が目の前の仕事、与えられた仕事に意欲的に取り組むことが企業の持続的成長の核心だと説く。「もっと成長したい」「もっと自分を生かしたい」という意欲はすべての人にあるはず。それを最後まで信じる経営者の姿勢が社員を奮起させるという。経営者は社員の能力不足を嘆く前に、人材を活用しきる覚悟が必要だろう。
| 普通の人でも社長になれる!―「儲かるビジネスの見つけ方」がわかる本 | |
![]() | 江口 光雄 現代書林 2007-09 売り上げランキング : 189779 おすすめ平均 ![]() ためになりました。 内容が分かりやすく参考になりました。 普通の人でも社長になれる! を読んでAmazonで詳しく見る by G-Tools |
現在、総合リサイクルショップを運営している著者は長野県の百貨店に勤務した後、二十二業種もの事業を立ち上げてきた経験を持つ。その豊富な起業経験から、「経営理念の無い会社は絶対に成長しない」と指摘する。
事業規模が小さい時期は経営者自身の才覚で会社はなんとか継続できるかもしれない。ただ、企業規模をさらに拡大しようとすれば、優秀な人材の確保は不可欠だ。その際、地域社会への貢献など経営理念を明確に提示すれば、優秀な人材はその理念に共鳴して自然と集まってくると著者は主張する。企業の社会的責任(CSR)が叫ばれている昨今、傾聴に値する意見といえるだろう。
| 能率手帳の流儀 | |
![]() | 野口 晴巳 日本能率協会マネジメント 出版情報事業 2007-10-02 売り上げランキング : 1410 おすすめ平均 ![]() ノウハウ系の本とセットで読むと効果的だと思います。 手帳使いの心構え 手帳を真ん中に置いた仕事論(人生論)Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「書くこと、そして振り返ること」。ビジネス手帳会社の会長である著者は手帳の使い方をこう表現する。メモ欄や余白に何をしたのか、何をしたいかを書き込む。書き込んだことができたか否かを後で振り返る。この過程で計画・実行・評価・改善の「PDCAサイクル」が回る。手帳の目的は日程管理というよりも、考える習慣を身につけることにあるのだろう。
本書につづられた著者の半生を読むと、経営者になれた理由がわかる。手帳に課題や目標を書き込み、達成すると印を付ける。小さな成功を積み重ね自分を成長させたのだ。自社製品の宣伝は蛇足だが、ビジネス書としての価値はある。
| キラーウェブ 儲かるウェブの裏側 | |
![]() | 前野 智純/株式会社エクストラコミュニケーションズ 翔泳社 2007-09-27 売り上げランキング : 22544 おすすめ平均 ![]() 本質論。 業界人にはありきたりの内容 マーケティングサイト関係者、必読ですAmazonで詳しく見る by G-Tools |
本書はインターネットを使ったマーケティングや通販などウェブビジネスの成功例を紹介している。ネット上の口コミを使い販売を伸ばした大塚製薬や、特定分野で品ぞろえを増やし検索サイトで表示されやすくしたネット通販のケンコーコムなどを取り上げ、成功の条件を分析する。
分析の結果、著者はウェブビジネスが成功するには「現場力」が必要だと訴える。現場力とは試行錯誤を繰り返す社内体制のこと。市場の反応を見ながら、手間暇かけてサービスを改善し続けられるかどうかが成否を分けるという。成功企業には過去の失敗も多いが、それを生かし成功パターンを見いだしていると著者は指摘する。
| 企業戦略を考える―いかにロジックを組み立て、成長するか | |
![]() | 淺羽 茂 須藤 実和 日本経済新聞出版社 2007-09 売り上げランキング : 807 おすすめ平均 ![]() 戦略ツールは、こう使う フレームワークを自分側に引き寄せる 本格的な経営戦略の書Amazonで詳しく見る by G-Tools |
バブル崩壊後の「失われた十年」を日本企業は「選択と集中」で克服した。競争優位に立てる事業に経営資源を集中し、上場企業の経常利益は過去最高水準になった。だが、縮小均衡の結果、日本企業の事業の幅は狭くなり、将来の戦略を描きにくくなっている。本書はそうした問題意識で戦略立案を説明している。
PPM、企業の成長マトリックス、バリューチェーン、SECIモデル――。本書には代表的な経営理論が続々登場する。単に理論内容を紹介するだけでなく、使うべき場面も具体的に説明する。著者が目指した「戦略を学びたいと思っている社会人のための独習用の本」になっている。
| 勝利がすべてを変える | |
![]() | ジョン・カーワン 永田洋光 ぴあ 2007-08-31 売り上げランキング : 6505 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
強豪相手に善戦するが、最後は突き放される。ラグビー日本代表の戦いぶりを表現すればこうなるだろう。一月に日本代表のヘッドコーチに就任した著者は、本書で「敗者の文化」が原因のひとつと指摘する。本気で勝てると思っていないから、勝負どころで踏ん張れない。業界下位に甘んじる企業にもあてはまりそうな話だ。
本書にはもうひとつ興味深い指摘がある。日本のラガーマンは国内で勝つことだけに意識が集中し、外国チームに勝つための戦略を考えていないのだ。著者が日本代表をどのようにして世界で勝てるチームにするのか。ラグビーファンだけでなく、ビジネスマンにも参考になりそうなテーマだ。
| 伸びる子の法則 | |
![]() | 森山 真有 PHP研究所 2007-04-21 売り上げランキング : 3884 おすすめ平均 ![]() 保護者が注意すべき点などは大体網羅されている CMでも話題の著者の理念が明確に分かる 「問いかけ」重視の会話に。。。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
著者は学生時代から家庭教師派遣事業に携わり、多くの家庭や子供たちを見てきた。その経験から学力が伸びる子は、周囲の人間から頻繁に褒められているという共通項があると指摘する。人間の能力はDNAなどの先天的な要素で事前に決まっていると考える人は多い。しかし、著者は個人がどのような環境で育ったかによって学力は決まると主張する。
企業にとって新入社員が早期に戦力に育つかどうかが競争力を左右する。若手社員の早期離職が社会問題となるなか、「子供のモチベーションを上げるにはまず具体的に褒めることだ」という著者の指摘は、企業経営や社員育成にも応用できるのではないか。
| 徹底予測これが新成長ビジネスだ!―日本をリードする55のフロンティア | |
![]() | 三菱総合研究所 日本経済新聞出版社 2007-05 売り上げランキング : 24822 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
少子高齢化社会が到来する一方、膨らみ続ける財政赤字など日本の未来には懸念材料が依然多い。三菱総研は日本が二〇一五年まで持続的に経済成長を達成し、「黄金の十年」にするための具体的な処方せんとして、先端技術・生活サービス・社会の三分野で成長の核となる計五十五の新しい技術や産業の芽を提言する。
現在、日本の潜在成長率が約二%と言われるなか、三菱総研は三%以上の実質成長率を目指すべきと説く。達成できれば世界経済に占めるシェア低下を防ぎ、一五年時点の名目GDPを〇五年比で約一・五倍に拡大できるという。日本の未来は暗くないと実感できる一冊だ。
| そろそろ本気で継続力をモノにする! | |
![]() | 大橋 悦夫 日本能率協会マネジメント 出版情報事業 2007-08-23 売り上げランキング : 3406 おすすめ平均 ![]() よかったです なかなか良いかも 弱い自分について深く考えさせてくれたAmazonで詳しく見る by G-Tools |
ダイエットや貯金などに取り組んだものの、三日坊主で終わってしまった経験は誰にでもあるだろう。二年以上にわたってブログを更新し続けている著者は「物事を継続するには意識しないことが基本だ」と説く。
自分で決めたことを習慣化するには、なぜ挫折するのか分析することが必要だ。著者は英会話やジョギングなど「継続したい内容」を三タイプに分類。不安やスランプなど継続を妨げやすい要因の効果的な克服法を解説する。同時に自分の能力を正確に把握し、過大な目標を設定しないことも重要と語る。現状より少しでも成長したい人には必読の一冊だ。
会社の品格
小笹 芳央 (著)
本書は社員の視点から「会社の品格」を論じている。経済合理性だけで動く会社は、そうではない社会と感覚がずれ不祥事を起こしやすい。このリスクを制御するために内部統制や法令順守などルール強化の動きが進んでいるが、ルールによる統制には限界がある。過度なルールは非効率を生み社員の士気をそぐ。
そこで著者は「社員による会社統制」が必要と訴える。社員は経済合理性だけではなく「誰かに貢献したい」「役立ちたい」と願って働いているため、社員による自浄作用を働かせることが品格のある会社になる手立てだという。そのため経営者には社員の意見を聞き、社員に情報を開示する姿勢が求められるという。









志望動機、思いっきり聞いていました(汗




どんどんテンションが下がってしまった


手帳使いの心構え





