メイン > 週刊エコノミスト書評 『ブックレビュー』 > 2006年3月7日~3月14日
| 「みんなの意見」は案外正しい | |
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本書の主張は、「正しい状況下では集団はきわめて優れた知力を発揮するし、それは往々にして集団の中でいちばん優秀な個人の知力よりも優れている。優れた集団であるためには特別に優秀な個人がリーダーである必要はない。集団のメンバーの大半があまりものを知らなくても合理的でなくても、集団として賢い判断を下せる」という何だか嬉しくなってしまうようなものである。
この集団の知恵を検証するため、『ニューヨーカー』金融ページの人気コラムニストである著者は新旧様々な事例を紹介しながら企業、経済、科学、民主主義にまでに思考を深めていく。
最初のエピソードは、優生学の研究で知られたイギリス人科学者フランシス・ゴールトン。彼は、選ばれたごく少数の人間だけが社会を健全に保つ特性を持っており、世の中の圧倒的多数にはこうした特性が欠けていると信じた人間だった。その彼が、ある見本市で「雄牛の重量当てコンテスト」に参加した約800人の集計結果に意外な驚きを発見する。バラバラに投票された予測の単純な平均値は1197ポンドで、正解の1198ポンドと大差がなかったのである。集団の大半は愚かな予測をすると思っていたゴールトンの思惑に反して、「みんなの意見」は正しかった。
また、サンタフェにある人気バーは誰も調整しないのに常に6割方の客で快適な夜が過ぎていく。込み過ぎはうるさいしガラガラでも寂しい。どのようにして完璧ともいえる調整が行われるのか。なぜ集団の多様性が高まると個人は正しいことを言えるのかを検証した実験など、実に興味深い逸話があふれる。
著者は社会科学の実験、株式市場の実例、昆虫生態学の成果、グーグルやリナックスといったIT革命の事例を次々と紹介しながら、集団の知恵のすばらしさを説いていく。そして次のような新鮮な見解を披露する。
「一般に流布している強欲な資本主義というイメージは、現実とはかなりかけ離れている。資本主義の進化の道筋を検証すると、現実は信頼性の向上、透明性の確保、利己的な行動の制限という方向に向かっていることがわかる。資本家たちが生まれつき善人だからこうした方向に進化したのではない。信頼から生み出されるメリットが潜在的にきわめて大きいのである。」
著者の博学には脱帽するが、本書は決して読みやすい本ではない。仮説を系統立てて検証し、著者なりの結論を導こうとするスタイルをとっていないからである。多様なコラムの寄せ集め風になっているのが残念である。【評者 米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)】
| 「外向きサラリーマン」のすすめ | |
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人事管理の新しい動きがはじまっているようだ。
例えば新潟県柏崎市にある精密バネ工場の事例。年中無休で操業しているが、作業員は1カ月に171時間という労働時間の範囲でいつ働いてもよく、仕事は難易度によってポイントがあり、その積算で給料が決まる。そして納期の早い者から仕事が配分される。
あるいは飲食店のチェーン企業。人事権者は不在。店長への抜擢は立候補者の中から店長会議で審査し、多数決で決まる。給与は前月の売上高で決まり、賞与も売上高達成率や原価率等によって決まってくる。また、残業もなく年間休日は140日という住宅資材メーカーなど。
組織と個人の関係の変化(変遷)を追いかけて、いつも新鮮な目線を示してきた著者による「ポスト成果主義の時代」の事例分析の一こまだ。
人はどのような時に一生懸命働くのだろう。基本はインセンティブとペナルティーである。ではそのインセンティブとは何だろう。多くの人は賃金と出世が基本と思っている。確かにそうなのだが、最高のインセンティブとはどうやら社会的評価(賞賛)であるようだ。
では果たして、今の会社(組織)はそれを成員に与えられるだろうか。長期勤続は、その会社で役に立つ「企業特殊的知識・技能」を培うが、会社はそれに正当に報いるシステムを持っているだろうか。
近代組織論の父バーナードによれば「コミュニケーション、貢献意欲、共通目的」が「組織の3要素」だそうだ。となると無料のOS・リナックスの改良にかかわる無数の人の総和は、明らかに「組織」である。著者はそのように規定しつつ、共通目的を持ち世界に散らばるアルカイダもまた現代的組織だという。実に迷惑な貢献意欲と共通目的だが、なるほどそうである。
本書はこのような認識のなかで、新しい組織と個人のあり方を示唆する。個人事業主でありながらそのまま組織の成員であり、周辺や社会からの評価を勝ち取りながら収入も確保されるという、「働き方」と「働かせ方」があるのだ、と。
「会社に囲い込まれず、わがままに生きよう」という著者の呼びかけに評者は若干のためらいがある。しかし組織人であるより仕事人であれと呼びかけ、選別主義を超えようと主張してきた著者の先駆的な言論はよくわかる。部分的な兆候が確実に将来を表現するとは言えないにしても、本書の提出する「働き方」「働かせ方」は、今後を占ううえで欠かせない視点と論点を示している。【評者 中沢孝夫(兵庫県立大学教授)】
団塊の世代だから定年後も出番がある
布施 克彦 (著)
著者インタビュー 布施克彦(作家)
――団塊の世代を勇気づけるようなタイトルですが、執筆のきっかけは?
■『57歳のセカンドハローワーク』(中経出版)など、私自身が団塊世代(1947年生まれ)なこともあり、団塊世代に関する本はいろいろ出してきたんです。今回は2007年問題といわれ、社会のお荷物のように思われている風潮に対して、この世代は働き続けるし、社会にも貢献できるというトーンで書きたいと思った。一方、何をやったらいいのか迷っている団塊世代を応援する気持ちもありました。
――団塊世代批判への批判など、著者の熱い思いがこもっていますね。
■ええ、第三者が客観的に、というより、当事者として独断と偏見をも含めて書いています。
――団塊世代は700万人弱。塊の大きさは圧倒的です。
■とかく人口の大きさ、量や数で語られてくることが多かった。確かに、受験から出世競争まで、節目、節目で大変なことには直面はしたが、なんとかなった。社会全体が成長する時期だったので、団塊を飲み込むゆとりがあったからでしょう。もちろん、バブル崩壊で状況は大きく変わるわけですが。
――大量のシニア世代が誕生することを前提に、社会のほうもシニア向けの健康食品や出版なども注目しています。でも、シニアマーケットとはいえ、団塊世代は見かけも考え方も若い。
■ひと世代前に比べ実年齢の8掛け、たとえば60歳なら48歳くらい。永遠の青年みたいに思っている連中が多い。というのも、ファッションから思想まで社会の流行を作ってきたという自負があるからです。だから、シニアになっても、もうひと花咲かせようという人が多い。隠居といった言葉は当てはまらないですね。
――団塊世代の側でも考えなければいけないことはなんでしょう。
■たとえば、たてまえでは実力主義をいいながら、終身雇用制度や、年功序列制度を信奉し、「男性優位」の固定観念を持っている。再就職した先で「前にいた会社では……」といった自慢などしないで、考え方を切り替える必要があります。
――配偶者との関係も重要ですね。
■ぼくは54歳で退職したんですが、一日中家にいたことに、専業主婦である妻は不満だったようです。3食とも世話するのは大変だし、自分の時間がとれないというんです。結局、NPO法人に週何日か出勤することで解決した。定年後の男性は、料理、洗濯などの家事をやったり共同体に貢献するなど、新しい役割に目を向けることを勧めます。
――若者の間でフリーターやニートが増えたのは、団塊の世代が居座っているから、との議論もありますが。
■社会的要因とは別に、そうした若者たちの親の世代として責任は感じています。男性の多くが会社人間、モーレツ社員だったので、子どもの教育を妻任せにしたことが要因ではないかと。父親の役割の大切さを痛感しているところです。
| 金融大統合時代のIT戦略 | |
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金融機関のIT化が進む一方で、続発する銀行カード犯罪や、みずほ銀行のシステム統合失敗など、想定外の問題も噴出している。銀行、証券、保険などの金融機関が業界の垣根を超える再編・大統合の時代にあって、今後のIT投資はいかにあるべきか。様々な事例を挙げながら、次世代システム投資の方向性を探る。
| 全社的リスクマネジメント フレームワーク篇 | |
![]() | 八田 進二 中央青山監査法人 東洋経済新報社 2006-02 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
米トレッドウェイ委員会組織委員会(COSO)による企業リスクの評価と管理に関する報告書2分冊のうち、「フレームワーク篇」の邦訳。エンロン事件以降の会計不信から、アメリカではサーベインズ=オクスリー法(企業改革法)の成立などの改革が行われたが、この報告書では、内部統制を中心に、健全な企業経営に向けたリスクマネジメントの羅針盤が示される。
| ソーシャル・エンタープライズ―社会的企業の台頭 | |
![]() | 谷本 寛治 中央経済社 2006-01 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ビジネスの手法を取り入れて社会的事業に取り組むNPOや、新しい社会的商品・サービス開発する会社など、注目をあびるソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)の活動を体系的に分析する。アメリカ、イギリス、日本の事例を紹介しながら、少子高齢化、環境問題、貧困などの課題とビジネスの関係を論じる。
| ペンギンは歴史にもクチバシをはさむ | |
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日本人は世界一ペンギン好きだという分析があるそうだ。人はなぜ、ペンギンと聞いて「かわいい」というイメージを抱くのか。人間がこの生き物を意識しはじめて以来、数百年の歴史をたどり、人々の生活とのかかわり、世界観に及ぼした影響などを探る。
| 天梯のくに チベットは今 | |
![]() | 堀江 義人 平凡社 2006-03-02 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
チベットの伝説では、最初の王は天から梯子を伝って降りてきて、国を救う仕事を終えた後、再び梯子で天に戻って行ったという。中国という巨大多民族国家の周辺にあって、漢民族に同化することのなかった数少ない民族の一つであるチベットの今を紹介する。
人間接着力―団塊世代よ、新友をさがせ
青木 匡光 (著)
これから定年を迎える団塊世代サラリーマンに向け、「人間接着業」の肩書を持つ著者が、会社仲間とは違った新しい人づきあいのノウハウを指南。定年後の人生を意欲的に生きるための仲間、人間財産の重要性を語る。
| ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝 | |
![]() | 田中 秀臣 講談社 2006-01-20 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
FRB議長……それは米国大統領に比肩する影響力を持つ。その政策手腕の如何によっては、米国経済はもとより世界の金融経済情勢が激変する。これまで米国経済が、日本のような激しいバブルの発生・崩壊を招かなかったのは、グリーンスパン前議長の卓越した手腕に拠るところが大きい。
その後任として、このほどベン・バーナンキ氏が就任した。同氏はプリンストン大学経済学部長、FRB理事、CEA(大統領経済諮問委員会)委員長等を歴任した著名なエコノミストである。しかし、同氏の主張は専門家の間ではともかく、一般の(特にわが国の)人々にはなじみが少ない。本書は、「バーナンキ経済学」のエッセンスを一般の人々にも極力分かりやすく解説しようと試みている。
ここでは、投資を決定する利子率は名目利子率ではなく実質利子率であること、そして現在の日本のようなデフレ経済下では中央銀行は、名目利子率の引き下げだけではなく、期待インフレ率引き上げによる実質利子率引き下げが必要であること、それには中央銀行によるインフレ・ターゲットの導入とそれに基づく継続的な国債購入による民間経済主体の期待や予想の転換(いわゆる「レジーム転換」)が不可欠であること等が著者自身の口を介して極めて熱っぽく紹介されている。
全編を通じて読者に伝わってくるのは、「いかにバーナンキが自信に溢れているか」という点だろう。実はこの自信の有無が重要である。日銀首脳陣は、バブルの発生・崩壊、ゼロ金利解除の失敗等これまでの度重なる政策の失敗からかなり自信を喪失しているようにも見える。バーナンキは別稿で日銀首脳陣について、「最も驚くべきことは、金融当局の側に、効果が完全に保証されていないものでも、ともかく試してみようという気概が全くないことだ」と評している(本著によれば同氏は日銀政策審議委員を「一人を除いてジャンク(くず)だ」と評したという)。これでは事態の打開は望み難いのかもしれない。
人々の「期待」とは、実はリーダーが誰かということによってかなり決定される。これは、小泉政権の誕生や昨年の衆院選挙の結果をみれば明らかだろう。評者は必ずしもインフレ・ターゲットに賛成するものではない。しかし、本書を読んで、「バーナンキ氏を必要としているのは、米国ではなく実は日本なのではないか」「一度彼に日本の金融政策を思う存分やらせてみても良いのでは」、とそんなことを考えた次第である。【評者 渡辺孝(文教大学国際学部教授)】
| 乗っ取り屋と用心棒―M&Aルールをめぐる攻防 | |
![]() | 三宅 伸吾 日本経済新聞社 2005-12 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ライブドアはいま追い詰められているが、ライブドア騒動の中核部分はニッポン放送株の買い占め事件であった。そして村上ファンドによる阪神電鉄株の買い占め、楽天によるTBS株の取得と、買い占め、乗っ取り事件が続いているが、これらの事件について、直接、担当者や弁護士、会計士さらに政治家や学者にインタビューして書いたのがこの本。
アメリカの敵対的買収についても、いろいろな例を挙げて、日本のこれまであった株式の買い占めと比較しながら解説している。
日本の会社は組織特殊的人的投資を重視しているところが株主重視のアメリカ型より優れているという岩井克人・東大教授などの意見に対し、著者はこれが日本の会社を非効率にしているとし、敵対的(著者は競争的という)買収のメリットを強調している。
しかしライブドアのケースでわかるように、株の買い占めは結局は会社側による引き取りという日本的買い占め(グリーンメイル)に終わっており、本格的な競争的買収は日本ではまだ起こっていない。それはなぜなのか。著者はこれから本格的に起こってくるだろうと考えているようだが、はたしてそうなるのか。
この本では株の買い占め事件にかかわった弁護士や学者たちの内幕が書かれているところが目新しい。著者のいう「用心棒」たちが買い占め側と防衛側にわかれて、いずれも会社から巨額の報酬を得ている。
「学界の用心棒」というコラムでは、東大教授をはじめとする学者たちが、ニッポン放送側とライブドア側から数百万円の報酬をもらって裁判官宛の法律意見書を書いているという。
こうして株の買い占め、M&Aは弁護士や学者などの用心棒たちが儲けるためのビジネスになっているのだが、そうなると用心棒たちの学説や理論なるものもビジネスの道具でしかなく、そんなものを信用する方がどうかしているということになる。
ライブドアの事件はアメリカのエンロン事件とよく比較されるが、この本でもエンロン事件をとりあげて解説している。そのエンロン事件についてアメリカのジャーナリストたちがたくさんの本を書いているが、いずれも現在のアメリカ経済と株式会社を理解するのに大変参考になる。
そこで日本のジャーナリストにも、たとえばライブドア事件について同じような本を書いてもらいたいと思っているのだが、残念ながらそのようなジャーナリストはまだいない。単なる解説ではつまらない。【評者 奥村宏(株式会社研究家)】
| 威風と頽唐―中国文化大革命の政治言語 | |
![]() | 吉越 弘泰 太田出版 2005-08 売り上げランキング : 70,852 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
著者インタビュー 吉越弘泰 (政治言語論研究者)
――中国の文化大革命を当時の「政治言語」の面から検証し直した労作です。なぜ今、文革言語なのですか?
■文革とは何だったのか。中国はもちろん、日本にとってもあれだけ大きな出来事の総括が、意外にマイナーで、場合によっては時代錯誤のように見なされることへの違和感ですね。文革の記憶を消し去るべく、何者かの狡知が働いているのかと思わせるほどです。ただ、私は文革の再評価をしようとしたわけではありません。中国では時の権力を風刺する言説への弾圧、すなわち「文字獄」と呼ばれる暗黒の歴史が繰り返されてきました。 しかし、文革を旧王朝の文字獄と同一視するわけにはいかない。毛沢東自身は革命的批判を志したが、異論を「敵」「悪」と見なすことによって文字獄的なものへと堕落させたと見るべきでは、と考えました。
――新しい資料も出てきた?
■1990年代に入って、かつての紅衛兵や造反派世代による回想、総括が香港、台湾筋やウェブサイト上に数多く登場しました。いずれも官製文革史からすれば異端的なものですが、多分こちらの方が実態に近いのではないでしょうか。さらに言えば、文革にどのように対処したかは、その政体の性格に深く刻印されている。今日再び「大国」としての新たな相貌を示しつつある中国への認識を深めるためにも、欠かすことのできない作業でした。
――各セクトが罵倒しあい、内ゲバの悲惨な時代をくぐり抜けた日本の新左翼運動と重なり合う部分もある?
■文革造反派が描いた経験は日本の新左翼運動の周辺にいた者にはデジャビュ(既視感)の世界ともいえます。時期、規模と性格は異なるにせよ、日本と中国で政治と言葉をめぐり同質な経験があったわけで、文革言語を通して、日本の一時期を新たな角度から検証できないかとも考えました。言語を糸口としたのは、そこにこそ各派の政治的性格、水準が露わとなるからです。
――毛沢東をどう評価するかも関心の高いところです。
■いま売れている本『マオ』のような毛沢東批判の仕方ではダメなんでしょうね。「地獄への道は善意の小石で敷き詰められている」という視点から、毛沢東と文革の頽落が捉え返されなければなりません。
――厖大な資料を読みこなし、多岐にわたる引用をしています。会社勤めをしながら、大部の著をどうやって書き上げたのか。
■発表の目途もなく年数だけを浪費、気がついたらかなりの量になっていました。出版は、炯眼の編集者の奇特な判断によるものです。辛うじて維持したパトス源の一つは、自分たちなりの運動経験の意味するものに何か形を与えたいと思ったことです。ウェブサイトの異端文献の宝庫を、出勤途上のバスや電車で我流の中国語で読み進める面白さもありました。中国でいう「初生之犢不畏虎」(生まれたばかりの子牛は虎を恐れず)。「重厚長大」な本の外観に惑わされず、気楽に読み物として手にとっていただきたいですね。
| エイジフリー社会を生きる NTT出版ライブラリーレゾナント021 | |
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日本は世界に類を見ない高齢化社会を経験しつつあるが、単なる長寿社会ではなく、健康で長生きする層が増えている。高齢者を65歳以上と限定するのではなく、エイジフリー、すなわち元気で就労意欲に溢れた高齢者が、労働者として、消費者、投資家として経済社会に積極的にかかわっていけるルール作りを提唱する。
| 投資家のための金融マーケット予測ハンドブック | |
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金利や為替の相場を形成する要因とは何か。金融市場の基礎知識から内外の経済・金融統計の見方、金融政策や為替政策の動向分析のポイントなどを丁寧に解説する。今回の改訂では、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の台頭、イラク戦争、資源・エネルギー高騰、EU拡大などの動きを踏まえ、アジア太平洋経済・金融に関する章が新設されている。
| 百姓仕事で世界は変わる―持続可能な農業とコモンズ再生 | |
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著者は52カ国・200以上の農業調査研究で知られるが、そのフィールドワークから世界の実践事例が紹介される。インドネシアで設立された5万もの「農民田んぼの学校」、環境問題で注目される不耕起栽培のラテンアメリカでの大幅普及など、世界各地に根を下ろしはじめている持続可能な農業とコミュニティーの再生を描く。
| ゲリラ・アドバタイジング | |
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広告の効果はわかっていても、費用に余裕のない起業者や中小企業に向けて、最小コストで最大効果をあげる広告戦術を伝授。重要なのはマーケティングとの融合だとして、ターゲットの特定からメディア選定、キャッチコピー作成などのポイントを解説する。
| サザエさんと株価の関係―行動ファイナンス入門 | |
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「『サザエさん』の視聴率が上がると株価は下がる」「イヌの人気が高まると株価も上がる」……一見、なんで?と思われる「法則」の裏には、人間の行動心理が潜んでいる。経済学と心理学を結びつけた行動ファイナンスの手法をもとに株式市場を分析する。















