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週刊東洋経済「この経済本がすごい!2006年決定版 『経済・経営書ベスト100』」
2006年12月30日, 週刊東洋経済, 194~203ページ

【12位】

日本経済の新局面
日本経済の新局面小峰 隆夫

中央公論新社 2006-11
売り上げランキング : 14471


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●長期低迷から得た教訓やその間の構造改革について、具体例を用いた丁寧かつ平易な表現により見解を述べており、非常に参考になる。(富国生命保険シニアエコノミスト・森実潤也)

●「失われた10年」からようやく脱却したとされる日本経済が直面する課題を、さまざまな視点から整理し分析している。(三菱UFJリサーチ&コンサルティング投資調査部主任研究員・森山昌俊)

●長期停滞から得た教訓を整理し、さらに人口減少などの今後の長期的課題に対する解決策を考察している。日本の潜在成長率についての解説がわかりやすい。(浜銀総合研究所調査部主任研究員・北田英治)


【13位】

フラット化する世界(上)
フラット化する世界(上)トーマス・フリードマン 伏見 威蕃

日本経済新聞社 2006-05-25
売り上げランキング : 235

おすすめ平均 star
star現実は妄想の共有化の所産である。
star長々と
star勝ち組、負け組論-グローバル版

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フラット化する世界(下)
フラット化する世界(下)トーマス・フリードマン 伏見 威蕃

日本経済新聞社 2006-05-25
売り上げランキング : 259

おすすめ平均 star
star自分の視野って??
starグローバル化ということの真の意味
star視野が広がります!

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●情報通信技術の革新が、経済の基礎条件を大きく変化させた。今や世界は土地や労働力の移動、さらには時間の制約からも解放され、生産性上昇にとどまらず、新たなビジネス機会を生み出している。

米国企業は夜寝ている間にインドの企業に仕事をさせ、朝にはその成果を使える。(東海東京証券チーフエコノミスト・斉藤 満)

●ベルリンの壁崩壊から始まる世界経済の融合と画期的なIT技術の発展と普及に伴い、ビジネスの潮流が全世界(特に中国とインド)を巻き込む形で大きく変化してきていることを、さまざまな例を用いて具体的に示す。

同時に世界経済の主導的役割を果たしてきた米国が、今後引き続き同じような役割を維持するためにはどうすべきかということについて、社会体制を含めて論じている。世界のビジネスの全体像把握とともに、日本の方向についても考えさせられる本。(石油天然ガス・金属鉱物資源機構上席エコノミスト・野神隆之)


【13位】

「小さな政府」を問いなおす
「小さな政府」を問いなおす岩田 規久男

筑摩書房 2006-09
売り上げランキング : 6966

おすすめ平均 star
star日本の財政政策 処方箋
star「新自由主義」への信条表明
star期待はずれ

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●ブレア政権下のイギリス経済などをケーススタディとして、「小さな政府」論の是非をあらためて問いかけた好著である。安倍政権の経済政策を考えるうえでも大変参考になる。(ドイツ証券シニアエコノミスト・安達誠司)

●先日他界したノーベル経済学賞受賞経済学者ミルトン・フリードマンの小さな政府論をケインズと対比しながらうまくまとめている好著。(千葉商科大学学長・加藤 寛)


【15位】

スティーブ・ジョブズ-偶像復活
スティーブ・ジョブズ-偶像復活ジェフリー・S・ヤング ウィリアム・L・サイモン 井口 耕二

東洋経済新報社 2005-11-05
売り上げランキング : 5653

おすすめ平均 star
star著者の書き方が気になる・・・
star「伝記」として読まさせてもらいました
starあの、最新のジョブズ本

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●スティーブ・ジョブズ物はどれを読んでも面白い。この本もついつい読まされてしまう。ジョブズの強い個性が幾多のエピソードで語られる。たとえば外食の席で必ずウエーターともめ、支払いは必ず他人にさせた。契約は絶対視せずVLSI社との2億5000万ドルの契約破棄に際しては10万ドルしか払わなかった。菜食主義にもかかわらずガンだというが、長生きしてもらいたいものだ。(東京電機大学工学部情報通信工学科教授・脇 英世)

●アニメのピクサー社、さらにはiPodのヒットでかつて逐われたアップル社での復活物語を通じて、ジョブズの光と影を描く。変人からよき隣人に変身するかもしれないと期待を抱かせる。(フレイムワークマネジメント代表・津田倫男)


【15位】

階級社会―現代日本の格差を問う
階級社会―現代日本の格差を問う橋本 健二

講談社 2006-09
売り上げランキング : 2362

おすすめ平均 star
star最終章は良いと思う。最終章だけ読んでもいい。
star社会の流れは変えられる 静かに鼓舞する一冊

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●大竹文雄著『日本の不平等』を格差社会論の右派としたら、本書は左派である。格差社会どころか、階級社会化しているというのだから。階級という古びた言葉を蘇らせる筆力がすごい。(竹内 洋)

●日本の不平等の実態について、実証的で説得力に富む分析。下層の人々は、政治についての期待感が低く、現状を変えようとする意思を持たないという指摘は、政治学者にとっては重大な問題提起である。(山口二郎)


【15位】

障害者の経済学
障害者の経済学中島 隆信

東洋経済新報社 2006-02-10
売り上げランキング : 5760

おすすめ平均 star
starこんな事すら広く知られていない現状にうんざり。
star当事者意識を脱却して
star経済学と言う以上は

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●多くの人々が知らず、経済分析の対象になると考えられていなかった問題に経済学を適応し、新鮮な結論を導いている。経済学は、障害者の便益を上げるために社会の負担を増やすべきだという議論をせずに、何が最も効率的に便益を上げるかを議論する。(原田 泰)

●経済学の視点で障害者問題を取り上げた著作は、おそらく前例がない。あるべき政策を考えるうえでも参考になるはず。(上野泰也)


【15位】

日本経済の構造変動―日本型システムはどこに行くのか
日本経済の構造変動―日本型システムはどこに行くのか小峰 隆夫

岩波書店 2006-03
売り上げランキング : 71641


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●「人間のための経済」「市場メカニズムの重要性」「世代の自立」という明確な問題意識の下、丁寧かつ周到に議論が展開されている。たとえば産業構造の変化を論じるに当たり、「モノ作りは経済の基本か」「観光立国論批判」など小気味よく論じられ、印象的である。(新光総合研究所投資調査部副部長・竹井 豊)

●経済変動は、環境変化に反応して順序を持ってドミノ倒しのようにやってくる。構造改革といわれる事象を交通整理していく論理は、著者の明快さが光る。(第一生命経済研究所主席エコノミスト・熊野英生)


【15位】

コルナイ・ヤーノシュ自伝―思索する力を得て
コルナイ・ヤーノシュ自伝―思索する力を得てコルナイ ヤーノシュ Kornai J´anos 盛田 常夫

日本評論社 2006-06
売り上げランキング : 37834

おすすめ平均 star
star理想を実現するしたたかな生き様

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●財政規律をめぐるキー・コンセプトの一つ、「ソフトな予算制約」を唱えたコルナイの思索と苦悩の遍歴をつづった自伝。東西両体制に深く身を置いたうえでの述懐は、わが国の立ち位置についてもあらためて考えさせてくれる。(三菱総合研究所主席研究員・後藤康雄)

●1928年生まれのハンガリーの代表的な理論経済学者の自伝。戦争や体制変換を乗り越えてきた著者の回想は、対象が多岐にわたり、大変興味深い。また、HPでの訳者のサポートにより、理解を一層深めることができることも、特筆されよう。(竹井 豊)


【15位】

中国経済のマクロ分析―高成長は持続可能か
中国経済のマクロ分析―高成長は持続可能か深尾 光洋

日本経済新聞社 2006-08
売り上げランキング : 56923


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●中国経済が直面している諸問題についての日中の専門家による分析は、それぞれ読み応えがある。(ニッセイ基礎研究所主任研究員・伊藤さゆり) ●本書は、日中の代表的なエコノミストや研究者たちが、中国の経済計画・財政金融政策、金融システム、企業・労働システム、為替管理制度等に分析のメスを入れ、率直かつ建設的な提言を行っており、中国経済の実像を解き明かすのに好適な書といえる。(嶋中雄二)


【21位】

経営戦略を問いなおす
経営戦略を問いなおす三品 和広

筑摩書房 2006-09
売り上げランキング : 2495

おすすめ平均 star
star学者さんらしい節度ある良書
star歯切れよい明快な論旨
star事業は経営者で決まる

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●詳細なデータ、事例分析を通じ、「戦略を直接説くよりも事業観を鍛えるに限る」という戦略の現場から発想した実践的な戦略論を展開している。(埼玉りそな産業協力財団専務理事・根岸茂文)

●戦略は人に宿る、アートと言い切り、既存の戦略論とは一線を画す。(米山秀隆)


【21位】

官のシステム
官のシステム大森 彌

東京大学出版会 2006-09
売り上げランキング : 5015

おすすめ平均 star
star行政優位国家の解剖学~官僚は何に従って生き残るのか

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●行政学の権威による「官のシステム」に対する幅広い論及が行われている良書である。これまでさまざまな形で行政にかかわってきた著者だけに、コクの深い分析が行われている。その中でも、私が強く同感したのは「政(まつりごと)に深く関わった来た官が政にあまり関わる場面が少なくなっているために役割喪失感を強めており、新たな役割に関する展望を開かなければ『やる気』の衰退に結びつく」という指摘である。(中野雅至)

●経済の本ではないが、官の行動を研究した分析は見事である。(加藤 寛)


【21位】

ダメな議論―論理思考で見抜く
ダメな議論―論理思考で見抜く飯田 泰之

筑摩書房 2006-11
売り上げランキング : 553

おすすめ平均 star
star新たな議論・知性の誕生
star題材がわかりやすく、議論のポイントを押さえた参考書
starいわば論理的な消去法

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●よい議論ではなく、ダメな議論とは何かから入る構成は見事。文例には思わず実例が浮かんできてしまう。あらゆる人々に読んでもらいたい快著。(若田部昌澄)

●ある主張の真偽を見抜くテクニックを整理して説明しており、参考になる。(上野泰也)


【21位】

日本の経済システム改革―「失われた15年」を超えて
日本の経済システム改革―「失われた15年」を超えて鶴 光太郎

日本経済新聞社 2006-07
売り上げランキング : 53037

おすすめ平均 star
star良書ではない
star全体をサーベイするには良いかも
star読み応え有りです

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●「失われた15年」の決算書であり、バブル後に決別した日本経済の指針の書である。比較制度分析など最新理論を駆使した内容の濃い一冊である。(霧島和孝)

●現実の政策課題を、近年の経済学の成果を踏まえ、歯切れよく、かつ誠実に考察。(後藤康雄)


【21位】

「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史
「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史ウィリアム バーンスタイン William J. Bernstein 徳川 家広

日本経済新聞社 2006-08
売り上げランキング : 1767

おすすめ平均 star
star歴史的偶然が生んだ人類共有のレシピ

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●19世紀初頭から現代に至るまでの資本主義の歴史を中心とした文明史。その壮大なスケールに圧倒される。(三菱UFJ証券チーフエコノミスト・水野和夫)

●近年の経済史研究を踏まえた「豊かさ」の人類史。成長とは何か、考えさせられる一冊。(滋賀大学経済学部助教授・柴山桂太)


【21位】

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる梅田 望夫

筑摩書房 2006-02-07
売り上げランキング : 98

おすすめ平均 star
star中学生や高校生に読んでほしい。おじさんはもう遅いかも。
starITの新しい流れの読み方
starIT業界を志望する人、働いている人必読

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●グーグルをやたらにほめすぎではないかという批判もあるが、Web時代のすごさを初めて現実味を持って説明した価値は高い。(スクウェイブ代表取締役・黒須 豊)

●グーグル台頭によるITビジネス社会の変化が手際よくまとめられており参考になる。(住友商事総合研究所情報調査部チーフエコノミスト・奥田壮一) 株式会社


【21位】

株式会社
株式会社ジョン・ミクルスウェイト エイドリアン・ウールドリッジ 高尾 義明

ランダムハウス講談社 2006-10-12
売り上げランキング : 2322

おすすめ平均 star
star株式会社の存在こそが資本主義

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● 世界繁栄の土台は会社であり、世界が望みを託すのも会社である。人は時間とエネルギーを会社とともに費やしている。その割に会社といえば1602年のオランダ「東インド会社」しか知らない人が多い。紀元前のメソポタミアの商取引から現代まで、英国エコノミスト誌の記者が波乱万丈の会社の一生を読みやすく描く。(丹羽宇一郎)

●株式会社の発生から現在までの歴史を簡明に書いている。(奥村 宏)


【21位】

富の未来 上巻
富の未来 上巻A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一

講談社 2006-06-08
売り上げランキング : 1438

おすすめ平均 star
star現代における最高の知性との出会い
star時間・空間・知識
star圧倒的にホンモノ!

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富の未来 下巻
富の未来 下巻A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一

講談社 2006-06-08
売り上げランキング : 1715

おすすめ平均 star
star世界情勢を統一的にとらえる-これからどうなるのか?
star波の向こうには?
starなるほど

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●世界はかつてない規模とスピードで変化を始めた。そこに富の源泉があり、これをうまくつかんだ人が富を得ることになる。ここでは富を貨幣的な概念のみならず、精神的、社会的見地からもとらえている。(奥田壮一)


【21位】

危機の宰相
危機の宰相沢木 耕太郎

魁星出版 2006-04
売り上げランキング : 123151

おすすめ平均 star
star昔の「所得倍増」なんて興味ないという人にもおすすめ
star池田氏の「勘」というもの
star所得倍増にこんな物語が隠れていたとは

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●「上げ潮政策」の原点である、池田内閣の所得倍増計画策定における政策論争を生き生きと描いたノンフィクション小説。(安達誠司) ●高度成長を演出した池田勇人は大蔵省では敗者だった。人間・池田勇人に感銘を受ける。(映画監督・仲倉重郎)


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