日経流通新聞MJ連載の書評を紹介します。

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2008年4月4日~4月25日

知りたいことは「面」に聞け!―分析力と表現力を強化する思考法:面発想
知りたいことは「面」に聞け!―分析力と表現力を強化する思考法:面発想西村 行功

日本経済新聞出版社 2008-04
売り上げランキング : 4951


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

調査データを片っ端からグラフ化してもすっきり分析できず、かえって混乱するだけ。そんな状況で活用できそうなのが、筆者が提案する「面発想」だ。二つの変数を組み合わせて「掛け算」型で考え、面積に意味を持たせたグラフを描くことで分析結果を浮かび上がらせるというもの。

経営数字は「粗利=売上高×粗利率」など掛け算に分解できるものが多い。だが縦軸・横軸双方に変数をとりグラフを描くことは、表計算ソフトに機能がないこともあり、意外な盲点かもしれない。

本書ではビジネスや日常生活から多くの事例を面発想で分析し紹介しているが、「重要な点=大きな面積」という図式でメッセージが鮮やかに浮かび上がっており、ハッとさせられるものがある。

例えば、携帯電話の事例からは端末メーカーの乱戦ぶり、世界のビール消費量の事例からは新興国市場の可能性が見て取れる。電機メーカーの携帯電話端末からの相次ぐ撤退、ビール各社の中国をはじめとするBRICs諸国への進出といった背景も、グラフ一つで直観的に理解できる。

筆者がコンサルティング現場で駆使しているというだけに、販売店ABC管理や商品開発ワークショップでの利用などシーンに応じた活用法の紹介も多い。アイデア次第で様々な場面で使えそうだ

■2008/04/25, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

あなたの職場のイヤな奴
あなたの職場のイヤな奴サットン I.R. 矢口 誠

講談社 2008-04-11
売り上げランキング : 542

おすすめ平均 star
starよい本なのだが‥‥
starこういう本が欲しかった
starくそったれ、って部下も入るんじゃない?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

組織の和を乱し生産性を低下させる卑劣で底意地の悪い人物=「クソッタレ」。彼らがもたらす損害を最小限に食い止めるための方法を説く組織論。

■2008/04/25, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

シンプリシティの法則
シンプリシティの法則ジョン・マエダ 鬼澤 忍

東洋経済新報社 2008-04
売り上げランキング : 881

おすすめ平均 star
star読むのは簡単だが、まとめるのは相当の苦労

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

テクノロジーの発展とともに、ビジネス、デザインそして人生までもが複雑化し人々を悩ませている。シンプリシティの追求で成長ビジネスを実現するための10の法則。

■2008/04/25, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

理想の旅行業 クラブツーリズムの秘密
理想の旅行業 クラブツーリズムの秘密高橋 秀夫

毎日新聞社 2008-03-26
売り上げランキング : 5157


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日本でのシニアビジネスの成功例として、真っ先に名前が挙がるのが本書の題名でもある「クラブツーリズム」だ。1980年、近畿日本ツーリストの1支店の取り組みとしてその原型が生まれ、2004年には社員数1900人の企業として独立した。著者の高橋秀夫氏はクラブツーリズムの生みの親で、今は独立した会社の名誉会長。そのビジネス戦記である本書にはマーケティングのヒントが満ちている。

クラブツーリズムの顧客は同好の士で集団すなわちクラブを作っている。その数は現在150近い。登山、写真、スケッチから大正生まれ、島を歩く、温泉好きなどテーマは幅広い。会員数20万人。主力は中高年女性だ。仲間と旅をし、旅で仲間をつくる。「いきいきとした高齢者文化の創造」を会社の使命に掲げる。

著者が着任した渋谷営業所は赤字だった。これを新聞を使った通販に力を入れ、短期間で優秀営業所に変身させる。「価格で勝つものは、価格で負ける」との考えから、徹底的に価値を追求。価値の源泉は顧客そのものだと気づく。価格に代わる旅の動機は仲間だ。

客イコール財布という貧しい発想からは、こうした斬新なビジネスモデルは生まれなかっただろう。幅広い業界で応用できるノウハウが詰まった本。

■2008/04/18, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

チーズの値段から未来が見える
チーズの値段から未来が見える上野 泰也

祥伝社 2008-03-22
売り上げランキング : 3219

おすすめ平均 star
star正攻法の経済予測を勧める
starありふれた入門書という感じ・・・
star経済予測入門としてとても面白い

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

生きた経済の観察法を人気エコノミストが披露する。特に表題と同名の第3章は「団塊の消費ブームは幻想」「コメと小麦の価格動向の違いの理由」など、身近な消費を取り上げており有益。

■2008/04/18, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

現代マーケティング論 (有斐閣アルマ)
現代マーケティング論 (有斐閣アルマ)高嶋 克義 桑原 秀史

有斐閣 2008-03-13
売り上げランキング : 36149


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

マーケティング理論の「土台となる基礎」を体系的に解説する。近年注目される「関係性マーケティング論」までカバーしており、ビジネス人にも役立つ。

■2008/04/18, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

ブランドの達人[改訂版]
ブランドの達人[改訂版]ブランドデータバンク

ソフトバンククリエイティブ 2008-03-19
売り上げランキング : 1862

おすすめ平均 star
star手軽に読めるデータ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スタバな人やmixiな人といった49の「○○な人」を掲載。3万人のアンケートからわりだした、ブランド愛好者の生態図鑑。

■2008/04/11, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術泉 正人

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-03-03
売り上げランキング : 5

おすすめ平均 star
starひとつの考え方を示す本
star良書かと
starすぐに読める。すぐに役立つ。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

仕事を徹底的に効率化する仕組み化の具体的なノウハウを満載した。ルーチンワークを短縮し自分時間を増やす事で収入も飛躍的にアップするという。

■2008/04/11, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

彼女があのテレビを買ったワケ ―― 男がわからなかった 女が商品を選ぶ本当の理由
彼女があのテレビを買ったワケ ―― 男がわからなかった 女が商品を選ぶ本当の理由木田 理恵

エクスナレッジ 2008-03-10
売り上げランキング : 119

おすすめ平均 star
star女性マーケ本としては普通
star女ゴコロをつかむコツ!
star買わざるを得なかった

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「女って、データじゃわからないことがいっぱいあるのよ。」この本を読んで思ったことが、この一文に要約されている。男性と女性の購買行動は、まったく違うのだそうだ。男性の目から見たら、そんな理由で物を買うなんて! というような驚きがたくさんあった。男性はスペック重視、女性はイメージ重視。これが鍵となる。女性をターゲットにしているわけではないから、関係ないと思っている方々は要注意。買い物の陰にはいつも女性がいるということを忘れてはいけない。車や住宅など大きな買い物をするとき、財布のひもを握っているのはいったい? おのずと答えはみえてくる。

さらに男性というのはみな女性によいところを見せたいという思いがある。そんな男性の後押しをしてくれる、女性を味方にしておいて損はないはずだ。さらにメリットはある。女性は自分が感じた喜びや、悲しみ、怒りを周りの人と分かち合いたいという思いが強く、進んで口コミを広めてくれるのだ。そんな馬鹿な! と、思う方はブログやミクシィをみてみるといいだろう。逆に敵に回すとこれほど怖いものもないのも確かである。女性の購買行動やこころを知ることで、得られるメリットは大きい。

■2008/04/11, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

THE営業道
THE営業道「読書の時間」編集部 市村 洋文

ダイヤモンド社 2008-02-29
売り上げランキング : 6799


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ある会社に入社した新人営業マンが、様々な困難を乗り越えながらトップセールスマンへの道を歩んでいく。営業の秘訣がゲーム感覚で身につく1冊。

■2008/04/04, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

食品工場 安全・安心の品質管理 [実務入門] (実務入門)
食品工場 安全・安心の品質管理 [実務入門] (実務入門)高橋 賢祐

日本能率協会マネジメント 出版情報事業 2008-03-21
売り上げランキング : 24375


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

安全・安心の品質管理』高橋賢祐著 食品工場への風当たりがますます厳しくなる中、いかに現場で品質管理を徹底するか、即効性のあるノウハウを紹介。

■2008/04/04, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

招客招福の法則 2 (2)
招客招福の法則 2 (2)小阪 裕司

日本経済新聞出版社 2008-03
売り上げランキング : 377


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

商売を取り巻く環境は相変わらず厳しい。個人消費は盛り上がりに欠け、原材料高などコストアップ要因は多い。「さて、何かいい知恵はないものか」。扱う商品やサービスを問わず、個人で店を経営する人は日々頭を悩ませていることだろう。

本書はこうした人に向けて、日々の商売に明日から使える具体的なヒントを掲載した。大規模な広告をするといった資金を使わずに、ちょっとした工夫や努力、発想の転換で、集客や利益に結びつく88の事例が紹介されている。

例えば、お客さんに送るDM(ダイレクトメール)をA4サイズの厚めの紙の「ジャンボはがき」にして、そこに大きく「ありがとう」と書いたクリーニング店。いかにしてゴミ箱行きを免れるか、知恵を絞った結果こうした方法に行き着き、売り上げが154%になった。

あるアイデアで、コーヒーが4倍近くも売れるようになったトンカツ店もある。店主がデパートの陶磁器展で奇妙な器を見つけたのがきっかけ。「飲んでいるうちに味がまろやかにどんどんおいしくなる、不思議な器で飲む不思議なコーヒー」。こんなPOP(店頭広告)をつけたことが客の心をつかんだ。

顧客とのつながりを大事にして、自身も楽しみながら商売をすることの大切さがよく分かる。

■2008/04/04, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2008年1月11日~3月28日

なぜハーレーだけが売れるのか (日経ビジネス人文庫 ブルー み 2-3)
なぜハーレーだけが売れるのか (日経ビジネス人文庫 ブルー み 2-3)水口 健次

日本経済新聞出版社 2008-03-03
売り上げランキング : 7745


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

1980年代をピークに、オートバイの販売台数が漸減する中、ハーレーダビッドソン ジャパンは20年以上も成長を続けている。縮小市場で業績拡大を持続させるのは、企業にとって至難の業。バイクファンならずとも、同社の成功にどんな秘密が隠されるのか興味は尽きない。

本書では、奥井俊史社長をはじめ、社員やディーラーなど多くの関係者証言に基づき、独特なマーケティング戦略が詳しく紹介される。

最も面白いのがライフスタイル・マーケティングという考え方だ。単なる乗り物としてでなく、「ハーレーのある生活」を売ろうと知恵を凝らす。

例えばイベントもその一環。社員やディーラーが手作りで、ツーリングや巨大なフェスティバルなど多彩な催し物を開く。ハーレーを楽しむ機会を広く提供し、新規客の獲得や既存客のつなぎ止めに寄与しているという。他にも、緻密(ちみつ)な情報システムの構築プロセスや、徹底した顧客満足の追求など、同社の活動の数々が詳しく紹介される。

いずれの事例も、現場の努力の集積によって、大きな成果を勝ち得ていることが見て取れる。成熟市場時代に、どう対処すべきか。「商品を売る」ためのヒントが満載された一冊。

■2008/03/28, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

企業通貨マーケティング―次世代「ポイント・電子マネー」活用のすすめ
企業通貨マーケティング―次世代「ポイント・電子マネー」活用のすすめ野村総合研究所企業通貨プロジェクトチーム

東洋経済新報社 2008-03
売り上げランキング : 4993


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

商店街のスタンプからマイレージ、地域通貨、共通ポイントへと進化し続ける企業通貨。その現状と未来を解説。

■2008/03/28, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

イオンが仕掛ける流通大再編!
イオンが仕掛ける流通大再編!鈴木 孝之

日本実業出版社 2008-02-28
売り上げランキング : 54288


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

百貨店や商社、家電、ドラッグスアなどを巻き込んだ大規模な流通再編。台風の目となるイオンとセブン&アイの競争を中心に、これからの業界の動きを読み解く。

■2008/03/28, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

日本溶解論―ジェネレーションZ研究 この国の若者たち
日本溶解論―ジェネレーションZ研究 この国の若者たち三浦 展 スタンダード通信社

プレジデント社 2008-03
売り上げランキング : 834


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2007年夏、15歳から22歳の若者に対し大規模な調査を実施。その結果をまとめた若者論が本書だ。著者は彼らをジェネレーションZ(Z世代)と命名し、先行世代であるX世代、Y世代との違いを浮き彫りにしていく。この世代はバブル崩壊により、それまで日本社会を支えてきたさまざまな制度や価値観が「溶解」したことの影響を大きく受けた世代だというのが基本認識だ。

第1章「がさつな女」では女子が男子より気が強く、だらしないなど男女意識の逆転を描く。「容姿への自信」が「将来への希望」につながるのは女子より男子であるのに対し、「勉強好き」が希望につながるのが男子より女子。従来のイメージと逆転している。

第2章「キャバクラ嬢になりたい女子」では、高校生の20%、大学生の21%、正社員の33%が「キャバクラ嬢・ホステス」を「なりたい職業、してみたい職業」に挙げたという数字を紹介。女子全体では9位でマスコミ関係やデザイナー、OL、公務員より上だ。

他の章では、「生き返り」を信じる者が半数近くいることや、高知のよさこい祭りを模し全国各地で開かれるイベント(そろいの衣装で一緒に踊るという内容)への参加率が高いことを指摘。良くも悪くも、これまでの常識から自由な若者の誕生をうかがわせる。

■2008/03/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

日本のファッション 明治・大正・昭和・平成
日本のファッション 明治・大正・昭和・平成城一夫 渡辺直樹

青幻舎 2007-09-20
売り上げランキング : 13457

おすすめ平均 star
starイラストならではのわかりやすさ!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

カラーイラスト400点を用い、明治初期から2000年代まで、日本人が着てきた服を再現した。眺めているだけでも楽しい本。時代ごとの流行色一覧も収録。

■2008/03/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

ゲイ・マネーが英国経済を支える!? (新書y 190)
ゲイ・マネーが英国経済を支える!? (新書y 190)入江 敦彦

洋泉社 2008-03
売り上げランキング : 47259


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

高収入で、旅行やパーティーなどの消費意欲も旺盛。そんな同性愛者たちの市場は18兆円に達し、英国の好況に貢献した。経済の表舞台に躍り出た英国のゲイ・パワーをルポする。

■2008/03/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)
美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)西田 宗千佳

講談社 2008-02-22
売り上げランキング : 1214

おすすめ平均 star
star任天堂の記述は少ない「久夛良木健」史なれど、その業績は「もう一つのソニー」と評価できると思います
starプレステの歴史がこの1冊に

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「世界最高の、従来の常識を覆すコンピュータを目指す。」久多良木健氏のプレイステーション計画はソニー本体から飛び出し傘下ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)で実現する。「映像を、さらに人を内から揺さぶるような感情をも、計算生成するコンピュータ」。「ゲーム機」という枠を超えた日本発のコンピュータ・システム追求の根底にあるものこそが、久多良木氏を先頭としたSCEの「ロマン」「美学」だった。PS1、PS2は世界を席巻し、ソニー本体をけん引するに至る。

しかし市場はあくまでプレイステーションを“ゲーム機”として位置づける。さらにその市場がやがてゲームに対し「飽き」始めるや、メーカーは縮小均衡に向かい、SCEは市場からもソニー本体からも方向性の転換を迫られる。

サブタイトルは「チーム久多良木対任天堂の総力戦15年史」。だが読み進むうちに「SCE=美学」「任天堂=実利」という単純な構図ではない事に気づく。「美学」を追求する「チーム久多良木」に対する「実利」とは、彼らを取り巻く市場の保守性だったのではないか。固定化しつつある市場を打破し新しい市場を創造する商品とは。この本にそのヒントが垣間見える。

■2008/03/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

共感力でヒットをねらえ―ベストセラーの秘密
共感力でヒットをねらえ―ベストセラーの秘密内田 広由紀

視覚デザイン研究所 2008-03
売り上げランキング : 12410


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

消費者の心を捉える“見た目”の共感ゾーンとはどこにあるのか?ベストセラー商品のデザインを、“消費者の共感”を軸に論理的に読み解く。

■2008/03/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

バカな人事 なぜ御社の人事は社員のやる気を失わせるのか?
バカな人事 なぜ御社の人事は社員のやる気を失わせるのか?中村 壽伸

あさ出版 2008-02-14
売り上げランキング : 3753

おすすめ平均 star
star痛快!
starおバカな人事
starうちの会社の人事に読ませてやりたい……。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

多くの会社で当たり前のように行われている非常識な人事政策の問題点を指摘。正しい人事とはどうあるべきかを説く。

■2008/03/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

オタクの考察―4000億円のオタク市場はこうして生まれた!
オタクの考察―4000億円のオタク市場はこうして生まれた!ヒロヤス・カイ

シーアンドアール研究所 2008-01
売り上げランキング : 228111

おすすめ平均 star
starできる!おたく!
star今を知りたいのなら・・・
star散漫すぎる

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「オタク」という言葉が生まれたのは1980年代初期のころ。語源には諸説あるが、当時は「容姿に気を使わず、社交力が乏しい、ぱっとしない人間でひとつのことにのめり込んでしまう人間のこと」を示した。いまだにこうしたイメージを引きずっている人も多いが、著者に言わせればこれは「80年代オタク」。今は一般人とも普通に会話するし、恋もすれば結婚もする。本書はこうした現代の「オタク」像を多角的に解き明かした。

何となく耳にしたことはあるが、定義がはっきりしない――。こんなオタク用語をていねいに解説しているのが本書の特徴だ。例えば「萌(も)え」。ある対象に対して魅力を感じたときの感情を示し、それは「かわいい」だけに限らず「渋い」「かっこいい」といった場合にも使われ、心境的には「ぐっとくるもの」に関して用いられると説明する。

男性同士の恋愛を扱った小説や漫画を好む女性「腐女子(ふじょし)」、漫画やアニメなどのキャラクターやロゴをボディーにはりつけ、「見た目が痛い車」からきた「痛車(いたしゃ)」。実際の写真付きで図解された関連用語の数々はわかりやすく、腑(ふ)に落ちる。今や日本だけではなく世界の経済や文化に影響を及ぼしている「オタク」が楽しく理解できる本。

■2008/03/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

27歳女子の裏数字1000人のすっぴん値―SUPPIN DATA BOOK
27歳女子の裏数字1000人のすっぴん値―SUPPIN DATA BOOKMORE編集部

集英社 2008-03
売り上げランキング : 1982


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボーナスをもらっていない人237人――。女性誌MOREの好評企画をベースに、20代後半の女性1000人のリアルなデータを掲載。恋愛から仕事まで、真の姿がわかる。

■2008/03/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

新社会人のビジネスマナー―仕事で困らない環境を作ろう (これだけは知っておきたい 新生活の心得)
新社会人のビジネスマナー―仕事で困らない環境を作ろう (これだけは知っておきたい 新生活の心得)やの ひろこ

エイ出版社 2008-02
売り上げランキング : 163533


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

これだけは知っておきたい新生活の心得、職場の人間関係を円滑にする好感度アップのビジネスマナーを図解付きでわかりやすく紹介。

■2008/03/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

台所をのぞけば中国がわかる―中国消費市場最前線
台所をのぞけば中国がわかる―中国消費市場最前線植野 芳雄

日本経済新聞出版社 2008-01
売り上げランキング : 193677


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

冷凍ギョーザ事件以来、中国に関して後ろ向きな情報が目立っている。しかし同国の重要性が薄らいだわけではない。

筆者は1992年から中国市場に携わってきた。自ら中国に住み、「住宅の中を見る」使用現場実態調査と、消費者を5、6人集めて商品などの感想・意見を尋ねる「グループインタビュー」の手法を駆使し、消費現場に軸足を置きながら市場を分析してきた。本書では、公表された定量的な統計データからはうかがいしれない生身の消費者像が次々に紹介される。

例えば、台所。住宅事情が改善されるなかで、ホワイトカラー層ではオープンキッチンが人気を呼び、システムキッチンや電子レンジ、食器洗い機なども注目を集めるようになった。しかし、これらの出番はほとんどないという。

立派な設備は生活のゆとりを示すステータスシンボル。実際の食事は、お手伝いさんに任せるか、総菜のテークアウト頼みというのが一般的という。また消費者を動かすには、口コミが力を発揮するが、最後は店頭で実物を確認し、納得しないと買わないという。高級品ほど偽モノが多く、信頼のよりどころは「店舗」なのだという。

地元に精通していなければ分からない情報が詰まっており、中国市場に携わる人に欠かせない一冊といえる。

■2008/02/29, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

客はアートでやって来る
客はアートでやって来る山下 柚実

東洋経済新報社 2008-01-31
売り上げランキング : 2243


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

現代アートを経営に取り入れ多くのリピーターを獲得した老舗温泉旅館の例を通し、「アートスタイル経営」という新しいビジネスモデルの可能性を探る。

■2008/02/29, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

その数学が戦略を決める
その数学が戦略を決めるイアン・エアーズ 山形 浩生

文藝春秋 2007-11-29
売り上げランキング : 69

おすすめ平均 star
star生活の中の見えない方程式
star社会科学の分野でも予測が可能という内容は興味深い。
star題名がもったいない!!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

兆単位のデータ分析は専門家の判断を上回る。ワインの品質やスポーツ選手の発掘、さらに医療診断や政策決定など様々な分野に応用される「絶対計算」の世界を紹介する。

■2008/02/29, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

ロハスビジネス (朝日新書 97) (朝日新書 97)
ロハスビジネス (朝日新書 97) (朝日新書 97)水津 陽子 大和田 順子

朝日新聞社 2008-02-13
売り上げランキング : 113

おすすめ平均 star
starロハスは結局本物志向のビジネス
star新しいライフスタイルの提案書

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ロハス(LOHAS)。「健康と持続可能な社会を志向するライフスタイル」を意味する英語の頭文字をつなげた造語だ。「2005年ごろの流行語ですね。最近は見ませんが…」。そう思った人にこそ本書を読んでほしいと著者は力説する。

ロハスが生まれた経緯や調査の紹介なども参考になるが、圧巻は「第3章 これがロハスビジネスだ!」。ロハス的な発想で成功した具体例が次々に登場し、読者を圧倒する。充電式電池。百貨店の食品宅配。貸し菜園。エコファンド。住宅のエコリフォーム。農業リゾート。すべて舞台は日本だ。分野もまちまちなら、企業規模も大企業からベンチャーまでさまざま。ロハスというトレンドの広がりが実感できる。

続く第4章は地方再生への応用だ。昔ながらの生活や景観、自然が多く残る地方は、ロハス消費者には魅力の宝庫。うまく生かせば人が集まり、まちは活性化する。本章でも税金を用いた公共事業としての活性化策ではなく、地方立地を前面に打ち出した服飾ブランドなど、ビジネスとしての成功例が取り上げられている。

著者も指摘しているが、ただ環境にいい、健康にいい、では成功しない。ロハスビジネスにはデザインや独自性などが不可欠。現実的な注意点も指摘しており、役立つ。

■2008/02/22, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

コンパクトシティの計画とデザイン
コンパクトシティの計画とデザイン海道 清信

学芸出版社 2007-12
売り上げランキング : 17161


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

都市のサイズを意図的に縮小するのがコンパクトシティーという発想。日欧米の事例を紹介しつつ、日本型コンパクトシティーのありかたを提言する。

■2008/02/22, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

「サービス」の常識―顧客に「感動以上」の喜びを提供するための (PHPビジネス新書 49)
「サービス」の常識―顧客に「感動以上」の喜びを提供するための (PHPビジネス新書 49)武田 哲男

PHP研究所 2008-01
売り上げランキング : 61680


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

サービス業であるホテルや飲食店の提供するサービスの質が劣化し、メーカーに負けていると著者。原因はチェーン化やコスト至上主義だ。サービスの本質とは何か、長年の研修経験から説く。

■2008/02/22, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

キーワードで読み解く経済 (NTT出版ライブラリーレゾナント (042))
キーワードで読み解く経済 (NTT出版ライブラリーレゾナント (042))伊藤 元重

NTT出版 2008-02
売り上げランキング : 90240


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

なぜ大人と子供では映画の料金が違うのか? なぜバイキングに行くと食べ過ぎてしまうのか? 「価格差別」「限界費用」など、キーワードで経済を読み解く。

■2008/02/15, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

超熟ヒットの理由―「食パン」から学ぶブランドNo.1物語
超熟ヒットの理由―「食パン」から学ぶブランドNo.1物語品川 雅彦

幻冬舎メディアコンサルティング 2008-01
売り上げランキング : 54689

おすすめ平均 star
star基本の徹底がブランドを産みます。
star製造業のブランディングの大切さを実感でき、その確立メソッドを体感できるビジネス指南書です。
star商品が牽引するブランディング

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「ご飯のように毎日食べても食べ飽きない」をコンセプトに、スライス面にまで気を配って作られる「超熟」の開発から徹底した品質管理、販売戦略まで。

■2008/02/15, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

売れる商品デザインの法則
売れる商品デザインの法則木全 賢

日本能率協会マネジメント 出版情報事業 2007-11-30
売り上げランキング : 2109

おすすめ平均 star
star「デザインにひそむ〈美しさ〉の法則」より良い
star家電製品などの工業デザインにまつわるうんちく。楽しい読み物です

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

テレビ草創期、視聴者から「監視されているような気がする」という苦情が多くあり、原因を調べたところ、当時の丸い形の画面が目玉やレンズなどの連想を呼び起こしたのが原因で、これがテレビの画面が四角くなった背景。

1951年、アメリカ視察から戻った松下幸之助が「これからはデザインや」と言ったのが日本の商品デザインの始まりといわれているそうだ。それからわずかに半世紀。貿易立国である我が国の商品デザインの水準は世界最高レベルにあり、そうでなければ世界では売れないと著者は言う。

そして、そうした優れたデザインの商品を日常的に見慣れた消費者を相手に商品開発をする上でのデザインの重要性を説く。

本書は主に中小企業の設計の現場や、デザイナーとの打合せなど、日々の現場でデザインを必要としている人たちに向けて書かれた、デザインの「基礎知識」「原理原則」の解説書だが、一般の読者にとっても、自分の身の回りがどのようにデザインされているのかを知るのに格好の読み物。例えば第1部のベーシック・ルールズを読むと、人間は周囲の事象をどのように把握しているのかがよくわかる。

■2008/02/15, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

コンセプトメイキング 変化の時代の発想法
コンセプトメイキング 変化の時代の発想法高橋 宣行

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-11-15
売り上げランキング : 474

おすすめ平均 star
star優れたコンセプトが、良い結果をつくる
starCMやキャッチコピーを見るのが楽しくなる!
starわかりやすそうに見えて、そんなことも無いと思う。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

変化のスピードが速い時代。ともすれば、その変化についていくだけで精いっぱいになり、「何のために」変化を追いかけているのか、本質的の部分をつい忘れてしまいがちだ。

本書では、「コンセプト」をあいまいな「概念」ではなく、単なる「着想」にもとどまらない「時代が求める新しい価値の提案であり、その考えはすべての行動の指針となる」と定義する。企業の経営方針を決める、新たな商品を開発する、新しい企画を立てる――。すべての仕事はコンセプト作りから始まるという。

コンセプト作りの基本的な4つのステップは(1)現状認識(2)時代洞察(3)発見(4)言葉化、の順。(1)では基本的な事実を徹底して探り出し、広範囲を「鳥の目」で探す。(2)では世の中の動きを「虫の目」で深掘りする。(3)では、それまでの情報を組み合わせ、新しい関係を探す。想像力と情報の組み合わせ能力が問われる過程だ。(4)では、新しい発見、ひらめいたイメージを言葉にする。

コンセプトを作る作業はクリエイティブで、理性と感性の共同作業だという。本書はそうした視点に立ち、優れたコンセプトの事例を豊富に、しかも視覚に訴える形でわかりやすく掲載している。発想のヒントを探している人に最適だ。

■2008/02/08, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

アメリカ経済がわかる「経済指標」の読み方 (マグロウヒル・ビジネス・プロフェッショナル・シリーズ) (マグロウヒル・ビジネス・プロフェッショナル・シリーズ) (マグロウヒル・ビジネス・プロフェッショナル・シリーズ)
アメリカ経済がわかる「経済指標」の読み方 (マグロウヒル・ビジネス・プロフェッショナル・シリーズ) (マグロウヒル・ビジネス・プロフェッショナル・シリーズ) (マグロウヒル・ビジネス・プロフェッショナル・シリーズ)マーティン・ゲルハルト・ギーゼブレヒト ゲーリー E.クレイトン 山田 郁夫

日本出版貿易 2008-02-01
売り上げランキング : 5259


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

米国の経済動向の今と将来を読み解く指標の中身とその使い方を解説。

■2008/02/08, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

松下電器の経営改革 (一橋大学日本企業研究センター研究叢書 2)
松下電器の経営改革 (一橋大学日本企業研究センター研究叢書 2)伊丹 敬之

有斐閣 2007-12
売り上げランキング : 18477

おすすめ平均 star
star完結かつ詳細
star文句なく、ここ数年来の名著

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日本有数の規模と複雑さをもつ企業において、かつてないほどの徹底的な経営改革はどう行われたのか、詳細に検証した。

■2008/02/08, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

視聴率調査はなぜウチに来ないのか (青春新書INTELLIGENCE 189)
視聴率調査はなぜウチに来ないのか (青春新書INTELLIGENCE 189)酒井 光雄

青春出版社 2008-01-08
売り上げランキング : 14635

おすすめ平均 star
star「誰にでもわかりやすい」という事が何よりすごい
starなぜ みんなこういったタイトルか

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「20代のモデルが広告している化粧品を買う世代とは?」「『婚約指輪は給料の3カ月分』を決めたのは?」など、身近な事例を使ってマーケティングの基礎をやさしく解説する。

■2008/02/01, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

プレミアム戦略
プレミアム戦略遠藤 功

東洋経済新報社 2007-12-07
売り上げランキング : 395

おすすめ平均 star
star日本の企業に対する「提言」
starこんなもんかな・・・ちょっとがっかり
starやっとまともな本に出会えた

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コモディティー化が進む市場で、目の肥えた消費者に訴求するには何が必要なのか。ニッチ市場を集中的に狙う戦略としての「プレミアム」の秘密を解き明かす。

■2008/02/01, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21 C 142)
ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21 C 142)原田 泳幸

角川書店 2008-01
売り上げランキング : 1555

おすすめ平均 star
star基本、そしてその徹底の大切さ
star人生論が学べます

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

人口減、少子高齢化といった社会構造の変化で逆風の外食産業。その中でも日本マクドナルドは増収を続け、一人勝ちともいえる強さをみせている。

だが、著者の原田泳幸氏が社長に就任した2004年3月当時の日本マクドナルドの業績は、7年連続で既存店売上高が前年割れする厳しさだった。本書は、このどん底から様々な手法を駆使して立て直す、不振企業の復活物語として読むこともできる。

ただ、用いた手法は実にシンプルだ。原田氏が入社後社員に伝えたのは、「今年はQSCの基盤をつくる年にするので、それ以外のことはしなくていい」だった。QSCとはクオリティー・サービス・クリンネス、つまり「品質・接客・清潔」というマクドナルド創業時からの企業理念であり、外食産業の基本でもある。原田氏は危機にあるときこそ余計なことに手を染めず、「原点に戻り、本業を立て直す」ことに専念。そしてわずか1年で黒字決算に転じた。

もちろん鮮やかな復活劇は、原点復帰だけでは生まれない。カギは原田氏のこんな言葉にありそうだ。「基本に返ろう、ただ新しいやり方(革新)を通して」

24時間営業、メガマック、「地域別価格」の導入――など、話題を呼んだ「顧客の一歩先を行く」戦略も詳報されている。

■2008/02/01, 日経MJ(流通新聞), 14ページ

わたしたち消費―カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス (幻冬舎新書 す 1-1)
わたしたち消費―カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス (幻冬舎新書 す 1-1)鈴木 謙介 電通消費者研究センター

幻冬舎 2007-11
売り上げランキング : 3756

おすすめ平均 star
starよくわからない
star知らないところで流行は起きています
star鈴木君の業績に傷がつくのでは?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

共著者の一人である鈴木謙介氏はネット社会や若者行動に詳しい新進の社会学者だ。なぜ社会学者が「商品を売るためのメカニズム」を考察したマーケティングの本を書いたのか。冒頭で鈴木氏はこう説明する。

自分の書くものは「お金もうけをしたい人にも役立たないと意味がない」と思う。自分の描く社会の姿は、まだごく一部の現象であっても、望ましい未来を生むカギ。それを実現するには一人でも多くの人に「この未来像ならお金がもうかりそうだ」と思ってもらうのが手っとり早い、と。鈴木氏の考える望ましい未来とは、「インターネット的な原理がうまく機能している社会」だそうだ。

上のような視点に基づき、まず「姿の見えないヒット商品」の実例がいくつもあると指摘した後、「みんな」から「わたし」へと解体が進む一方だった消費者像が今、反転を始め、連帯を求める「わたしたち消費」が起ころうとしているとの説を展開していく。実際にあった共同体の復活ではなく、理想化されたイメージとして共同体を求める「共同性」がつながりを求める心理の奥底にあるという指摘が面白い。

後半では電通の研究者らが消費者の「つながりたい願望」について、ネット調査の結果をまじえ最新の実例を紹介する。

■2008/01/25, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

マーケティングの基礎とキーワードがわかる
マーケティングの基礎とキーワードがわかる安田 貴志

アスカ・エフ・プロダクツ 2007-12-12
売り上げランキング : 5543


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

基本用語から最新理論まで、極めてバランス良く、分かりやすく解説した本。マーケティングの実務家とマーケッター志望者にお薦め。

■2008/01/25, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

「3つ星ガイド」をガイドする (青春新書INTELLIGENCE 188)
「3つ星ガイド」をガイドする (青春新書INTELLIGENCE 188)山本 益博

青春出版社 2007-12-04
売り上げランキング : 6878

おすすめ平均 star
starマスヒロさん嫌いでも一読の価値ありっ!
star益博氏ならではの内容。
starマスヒロ氏の予想は…

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

有名な料理評論家がミシュランのレストランガイドの成り立ち、舞台裏などを楽しく解説。「食」の世界での格付けと経営戦略やマーケティングとのかかわりが見えてくる。

■2008/01/25, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

変人力―人と組織を動かす次世代型リーダーの条件
変人力―人と組織を動かす次世代型リーダーの条件樋口 泰行

ダイヤモンド社 2007-12-07
売り上げランキング : 336

おすすめ平均 star
star実行するところがすごい
star組織内部のリーダーの勇気を与える一冊
star現場の基本動作を徹底し、組織の人間力を大事にする

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

この本は2006年10月に著者がダイエー社長を辞するまでの499日間の経験から紡ぎ出された再生に求められるリーダーシップ論である。再生に求められるのは、目の前のどんな課題をも突破していく変革型のリーダーシップ、「チェンジ・リーダー」。そこに求められる能力として「現場力」「戦略力」そして「変人力」の3つを挙げ、それぞれに具体的な体験を織り込みつつ詳解する。

本の中で何度も「腹に落ちるように」という言葉が出てくる。「腹に落ちるように」伝える、つまり「部下に方針を伝える際は、戦略や戦術から伝えるのではなく、自分の熱い思いや哲学を伝えることが重要だ」。「借り物の考え方を棒読みするのではなく、様々な施策の根底にある思いを自分の言葉で熱心に語り続ける。そうした言葉が集まったときに、その人の哲学が相手に伝わる」といった信念を繰り返し述べている。「企業再生の現場で人を動かすのは、(中略)魂と魂のぶつかり合いであり、気概の伝播である」。小売りの場に携わるものとして共感を持って読み始めたが、いくつもの言葉が腹に落ち、良質な人生論に接した時の充実感を持って読み終えた。

■2008/01/18, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

アンディ先生と私―トヨタが私に教えてくれたこと
アンディ先生と私―トヨタが私に教えてくれたことパスカル・デニス 松尾 英俊

センゲージラーニング 2007-12
売り上げランキング : 61688


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

閉鎖寸前のニュージャージーの自動車工場を再生させたトヨタ流のものの見方、考え方とは。ビジネスノベルで読み解く、米国に浸透しつつあるトヨタ生産方式。

■2008/01/18, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

2015年の日本―新たな「開国」の時代へ
2015年の日本―新たな「開国」の時代へ野村総合研究所2015年プロジェクトチーム

東洋経済新報社 2007-12
売り上げランキング : 2173

おすすめ平均 star
starマクロ的、ストリー展開は理解できるが目新しさはない

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

7年後の日本の姿は。成熟のためにいかにグローバル化の潮流へと“開国”すべきか。「野村総研1万人調査」をもとに徹底分析。

■2008/01/18, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

20代・ハッピー☆パラサイトの消費のチカラ―なぜ彼らは、こんなに買ってしまうのか?
20代・ハッピー☆パラサイトの消費のチカラ―なぜ彼らは、こんなに買ってしまうのか?牛窪 恵

PHP研究所 2007-11
売り上げランキング : 7026


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

団塊ジュニア世代の消費や行動、心情については、様々な形で数多く語られてきた。しかし、今の20代について分析したケースは意外に少ない。本書は、数多くのインタビュー、取材を通じて、20代の消費とココロを解き明かした。

著者は20代を「ハピパラ(ハッピー・パラサイト)世代」と名付ける。バブルの原体験がなく、明るい未来を信じるよりも「いまの幸せ」が大事。親との同居に気恥ずかしさもない。「そのほうが経済的」と簡単に割り切れるからだ。

職業も収入も様々だが、未婚者の約8割が親と同居しているため、可処分所得は多い。男性も女性も“パッと見”を重視し、見た目を少しでもよくするためには惜しみなくお金を使う。そんな彼らが商品を選ぶ際のキーワードは“っぽい”だという。自分らしさへのこだわり、というほど重くはない“自分っぽさ”“私っぽさ”という感覚が重要だ。あふれんばかりのモノや情報に囲まれて育ってきたこの世代は、売り手の思惑に簡単に踊らされたりしない。攻略が難しいが、それだけに眠れる鉱脈のような存在でもある。

デートは割り勘、メールやブログを通じた緩やかなつながりを好むなど、人間関係にも特徴がある。「今の若者がわからない」と感じている人にお薦め。

■2008/01/11, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

暮らしスタイル予報 A City Dweller's Lifestyle Forecast
暮らしスタイル予報 A City Dweller's Lifestyle Forecast東京ガス 都市生活研究所

ガスエネルギー新聞 2007-10-01
売り上げランキング : 16083


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

都市生活者が求める今後の暮らしとは何か。人々の意識が変化する中で、キッチンやバスルームなど住空間はどう変わっていくのか。豊富なデータから解き明かす。

■2008/01/11, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条 (講談社BIZ)
就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条 (講談社BIZ)波頭 亮

講談社 2007-12-13
売り上げランキング : 1917

おすすめ平均 star
star分量は薄いが中身は濃い本
star大人が書いた真の就活本
star就活の考え方が変わった!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

多くの若者が就職してから3年以内に会社をやめてしまうのはなぜか。その原因を分析した上で、就職活動に臨む姿勢や行動を明解にアドバイスする。

■2008/01/11, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2007年10月5日~12月21日

日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった
日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった北村 森 山下 柚実

日本経済新聞出版社 2007-11
売り上げランキング : 197511


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

消費が成熟化し、ヒット商品が出にくくなっているとされる昨今、過去のヒット商品を分析、成功の秘訣を探る本が目立つ。同書もそのうちの一冊だが、決定的な違いがある。社内外で巻き起こる異論反論にどう対処したかの視点から成功物語に迫っている点だ。

「多くのビジネスパーソンにとって重要なのは、発想力にもまして説得力。ハードルの乗り越え方にヒットを生む鍵があるとすら思う」

筆者の一人である日経トレンディの編集長はこう語り、身に降りかかる異論で混乱状態となるのを未然に防ぐ技術を具体的なケースを通しながら紹介していく。

例えば2004年7月にトヨタ自動車が発売したクラウンの上級モデル「クラウンマジェスタ」。フルモデルチェンジに際し、デザインをどう変えるかの議論は二転三転どころか、五転六転したという。こうした事態に、開発陣は秘中の秘だった製作プロセスを社内関係者に公開する奇策を繰り出した。オープンキッチンで料理するシェフを見ていると食欲がわく原理の応用で、関係者が思わず引き込まれるような情報の出し方で以降の議論をうまくリード、ヒットに結びつけたという。

ヒット商品の20年史も資料的に役立つ。

■2007/12/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)
オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)川口 盛之助

講談社 2007-07-18
売り上げランキング : 8226

おすすめ平均 star
star爽快な読後感
star現代日本の消費と社会を視る最高の教科書
star凄くポジティブな・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アニメなどで世界的に評価されるオタク文化とギャル文化。日本特有の強みを法則化し、ソフトだけでなく製造業にも生かすための方法を、豊富な例とともに紹介する。

■2007/12/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

100Inc.
100Inc.エミリー・ロス アンガス・ホランド 宮本 喜一

エクスナレッジ 2007-10
売り上げランキング : 32082

おすすめ平均 star
starおもろい!!
star気軽に読めて役に立つ
starへ~という話が満載!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

世界的な企業100社はターニングポイントをどう切り抜けたのか。様々な企業やブランドの成功と失敗、そして起死回生のドラマを掲載。

■2007/12/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

Inter Communication (インターコミュニケーション) 2008年 01月号 [雑誌]
Inter Communication (インターコミュニケーション) 2008年 01月号 [雑誌]
エヌ・ティ・ティ出版 2007-11-27
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

NTT出版が編集発行する「季刊インターコミュニケーション」は現代社会やメディア文化を論じるワンテーママガジンだ。最新号である第63号の特集は「アートと社会のエコロジー」。地球環境問題について、一般の書籍や雑誌と切り口を変え、芸術、先端科学、マーケティングなど、クリエーティブな視点からエコブームの現状や意味を分析しようと試みる。

エコロジー運動は1960年代から続いている。しかし現在の「社会現象としての」エコと当時の運動との間には「継続と断絶がある」と、特集巻頭で編集部が基本認識を説明する。代表例が「マーケットとしてのエコ」。エゴなエコとも言われるいまのエコは、カウンターカルチャー全盛期のエコから「何を引き継ぎ、何を生み出したのか」と、まず問いかける。

「エコ300年史」と題した15ページだての年表では、1661年に英国で発行された「世界初の公害摘発書」から人間社会と地球環境とのかかわりを説き起こす。「エコロジーがわかるキーワード65」は、いま知っておくべき言葉を提唱者らの名や購入しやすい参考文献データとともに紹介し、参考になる。「エコ考現学2007」では現在見られるエコ消費やエコ現象の具体例が、60年代から70年代にかけてのさまざまな運動とどうつながっているかを図解した。エコマーケットを体系的に理解するのに役立つ本。

■2007/12/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

本田宗一郎―その「人の心を買う術」 (プレジデント・クラシックス)
本田宗一郎―その「人の心を買う術」 (プレジデント・クラシックス)城山 三郎

プレジデント社 2007-11
売り上げランキング : 14589


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

誰からも愛された快男児、本田宗一郎の全貌(ぜんぼう)を、直接素顔を知る関係者が様々な角度から解き明かす。

■2007/12/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

文化の対話力―ソフト・パワーとブランド・ナショナリズムを越えて
文化の対話力―ソフト・パワーとブランド・ナショナリズムを越えて岩渕 功一

日本経済新聞出版社 2007-12
売り上げランキング : 66759


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アニメやゲーム、ファッション、食。海外で受け入れられる日本の現代大衆文化を「国力」と結びつけて語る発想のうさんくささを丁寧に論じる。

■2007/12/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

大衆化するIT消費
大衆化するIT消費野村総合研究所消費者マーケティング研究チ

東洋経済新報社 2007-10
売り上げランキング : 60731


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

例えば「マルチウィンドウ消費」。テレビとパソコン、携帯電話などを同時に利用し、テレビで見て関心を持った商品をすぐにパソコンや携帯電話で検索、購入するというスタイル。これは衝動買いの温床になりそうだ、などと下世話な心配が起ると同時に、最近はネガティブな語られ方をされることの多いテレビの未来について、インターネットとの共存という方向性なども考えさせられた。

一方でオークションを利用して欲しいものが納得のいく条件で手に入るまでゆっくり待つ「アラート消費」。いずれのスタイルもブロードバンド環境あればこそ。

本書を読んで、IT消費環境というのは、これまでの一般的な消費環境と比較した場合「消費者が過剰な行動をしやすい」消費環境なのだということを強く感じた。そして、例として紹介した2つのスタイルにしても、消費行動としては正反対のベクトルを持つわけだが、これら様々な消費スタイルは一個人の中に、対象商品によって共存している。これからのマーケティングは、売りたい商品の対象となる消費者を探すのではなく、消費者の、どの消費行動に訴求していくのかというのが重要なポイントになってくるようだ。

■2007/12/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

エネルギー争奪戦争 (PHP Paperbacks)
エネルギー争奪戦争 (PHP Paperbacks)柴田 明夫

PHP研究所 2007-11-27
売り上げランキング : 54448


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最近うなぎ登りに上昇する原油相場。現在の原油高の最大の原因はBRICs諸国の需要増にあり、旧に復する可能性は当面無い。各国のエネルギー戦略に、省エネの今後も併せて論考。

■2007/12/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

ターゲットメディア・トルネード~Web広告、雑誌広告、交通広告(OOH)が効果的なワケ
ターゲットメディア・トルネード~Web広告、雑誌広告、交通広告(OOH)が効果的なワケ吉良 俊彦

宣伝会議 2007-11-16
売り上げランキング : 13492

おすすめ平均 star
starマーケティング部
star標的媒体旋風

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「ターゲットメディア主義」では雑誌広告を中心にピンポイントで訴求対象に訴える手法を説いた著者が、媒体の枠を広げて今日有効な広告手法を提唱する。

■2007/12/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

農業ブランドはこうして創る地域資源活用促進と農業マーケティングのコツ
農業ブランドはこうして創る地域資源活用促進と農業マーケティングのコツ後久 博

ぎょうせい 2007-10-24
売り上げランキング : 3816


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

農業ブランドをどう開発し、いかに売っていけばいいのか。マーケティングを中心とした必須知識を網羅。豊富な実例を紹介しながら地域活性化の道を探る。

■2007/11/30, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

外食ビジネスにチャレンジする人のための本―外食は1時間で勝負する
外食ビジネスにチャレンジする人のための本―外食は1時間で勝負する東 泰秀

ぱるす出版 2007-09
売り上げランキング : 7465


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

外食産業の歴史、業界の抱える事情から、実際に開業を目指す人に役立つ立地やマーケティング戦略など具体的な知識まで。外食企業への就職、転職、開業に役立つ。

■2007/11/30, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

買わせる技術
買わせる技術松本 朋子

ベストセラーズ 2007-11-16
売り上げランキング : 941

おすすめ平均 star
starヒントをたくさんもらいました!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

モノが売れない時代といわれて久しい。消費者はたいていのモノは既に持っていて、食品や消耗品などを除けば、買い物の必要性を感じない。ただ、その中でもふと目にしたモノがどうしても欲しくなり、つい購入してしまうことがある。消費者自身にも「なんとなく」としか説明できない衝動買いの本質を解き明かそうとしたのが本書だ。

つい買ってしまう際の消費者行動に深く関係しているのが、「快感」「幸福感」である。特に「過去の快感の記憶」が購買行動に深く結びついているという。人は単にモノが欲しいから買い物するのではなく、多くの場合「人は気持ちよくなりたくて買い物する」のだ。著者はこの法則を「カスタマー・ハピネス=CH」と名付ける。

CHは、その商品を購入する際の「期待による幸福」と、その商品を実際に使った際の「浸る幸福」から構成される。「期待による幸福は、面白そう、楽しそうといったワクワク感のことだ。「浸る幸福」は、五感を心地よく刺激されることとのほかに、自分らしさを表現する快感があるという。

CHを意識して、「期待による幸福」を高めるよう訴えかけることが、商品を売るためには重要だ。地道な調査を基に生み出された法則には売るヒントがたくさん詰まっている。

■2007/11/30, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

採用氷河期―若手人材をどう獲得するか
採用氷河期―若手人材をどう獲得するか原 正紀

日本経済新聞出版社 2007-10-23
売り上げランキング : 5338

おすすめ平均 star
starベストタイミング!!
star採用スキルの進歩に、隔世の感
star事例が豊富

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

少子化や団塊世代の大量定年などの影響で、若手の人材争奪戦は年を追うごとに激しさを増している。未曽有の売り手市場となっている採用戦線を企業が勝ち抜くには、2つのABCをきちんと実行することが欠かせないと説く。

1つ目のABCは、「A=当たり前のことを、B=馬鹿正直に、C=ちゃんとやる」。採用に成功する企業は、魔法のような手段を使っているわけでなく、自社で考えた戦略にのっとり、やるべきことをしっかりやっているという。2つ目が「All Better Change」。つまりすべての採用プロセスを、ワンランクアップすることといい、その方法を説明していく。

著者は、2003年に国が策定した「若者自立・挑戦プラン」の中核的施策であるジョブカフェ・サポートセンターの代表を務め、若者の動向に精通。中小企業や地方企業の採用現場にも明るいだけに、記述は極めて具体的で実践的だ。

例えば、今の学生は情報感度が鋭いがゆえに迷い、立ち止まってしまうことが多く、ちょっと背中を押してあげることが大切。地方の中小企業などの場合は、経営者自らが魅力を語ることが強い武器になるのに、縁故採用などに頼るケースが多いといった具合だ。採用担当者だけではなく経営陣にも一読を勧めたい。

■2007/11/23, 日経流通新聞MJ, 14ページ

その1人が30万人を動かす! 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング
その1人が30万人を動かす! 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング本田 哲也

東洋経済新報社 2007-11-09
売り上げランキング : 687

おすすめ平均 star
star1000万人!
star勉強になりました&B2Bは?
star新しい!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ブログやSNSの広がりとともに、クチコミの影響力は大きくなっている。情報の発信者であるインフルエンサーたちを活用するマーケティング手法を分析。

■2007/11/23, 日経流通新聞MJ, 14ページ

セイラー教授の行動経済学入門
セイラー教授の行動経済学入門リチャード・セイラー 篠原 勝

ダイヤモンド社 2007-10-27
売り上げランキング : 2189


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

なぜ人は時として自らの利益に反する非合理的な行動をとってしまうのか。競馬、宝クジ、株式投資などの例を通じ、従来の経済学では説明できなかった経済現象を読み解く。

■2007/11/23, 日経流通新聞MJ, 14ページ

女性はなぜ買い物に時間がかかるのか?
女性はなぜ買い物に時間がかかるのか?織田 隼人

PHP研究所 2007-09-04
売り上げランキング : 69465

おすすめ平均 star
star私、当てはまってます。。
star楽しく読めました

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

男のクチコミは自慢のため。女のクチコミは共感のため。男女の違いをマーケティングや人事管理に生かすテクニック集。

■2007/11/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方駒崎弘樹

英治出版 2007-11-06
売り上げランキング : 1829

おすすめ平均 star
star電車の中で泣きました
starすがすがしい☆
star次回作に期待を込めて!!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

働く母親たちのため病気の子どもを預かる「病児保育」。著者は日本の病児保育事業の草分けとなったNPO代表。ITベンチャーからの転身など青年社会起業家の生き生きした体験記。

■2007/11/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

地方を殺すな!―ファスト風土化から”まち”を守れ! (洋泉社MOOK)
地方を殺すな!―ファスト風土化から”まち”を守れ! (洋泉社MOOK)
洋泉社 2007-10
売り上げランキング : 3755


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「洋泉社MOOK」シリーズの1冊。地方商業やまちづくりなどに関する論客が多数、参加している。巻頭グラビアのタイトルは「これのどこが『美しい国』なのか」。衰退した駅前商店街に風俗店が進出、ピンク色の看板が目立つ北関東の街。ロードサイドに量販店の巨大店舗や駐車場が広がる光景。編集者の問題意識が分かりやすく提示される。

まず総論として地方郊外での大型店進出ラッシュが地方の風土を均質にしていくことの弊害を、消費社会研究家の三浦展氏が語る。続いて日本政策投資銀行の藻谷浩介氏は「焼き畑農業」と化した郊外の乱開発が今では経済合理性を持たないという見解を数字に基づき丁寧に説く。ジャーナリストの橋本淳司氏らによる北関東、仙台、多摩、港北ニュータウン、京阪奈地域などからのルポが続く。

問題点を指摘するだけではない。大西隆・東大教授の「逆都市化」という考え方が説明された後、青森、川越、小布施など学ぶべき先例も紹介。米国とドイツからの対照的な現場報告は、まちづくりについて日本が直面する二つの選択肢の未来図を具体的に示す。かつて地方の人々は「何もないところにようこそ」と自分を出迎えた。今は自然の豊かさ、夜の闇など、昔と「変わらないこと」を誇る人が増えた。そう語る映画監督、大林宣彦氏のインタビューもあり、心に残る。

■2007/11/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

市場と法 いま何が起きているのか
市場と法 いま何が起きているのか三宅 伸吾

日経BP社 2007-10-25
売り上げランキング : 745


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

グローバル化の潮流の中で市場国家へとシフトする日本。2005年の会社法成立からこの9月の金融商品取引法施行と法整備が急がれる中、粉飾決算、偽計取引、インサイダー取引から談合事件、また敵対的買収など、市場と法のあり方にかかわる多くの出来事が相次いだ。「規制の緩和は市場重視へのシフトと同義」だが、「市場国家」が正当性を保つためには市場参加者を規律するルールとその違反者への制裁状況などが社会に対し明確である事が条件となる。市場国家へシフトすることは、法化社会へシフトすることと同義である。

上記の事件、話題以外にも、検察の取り調べの問題点から公正取引委員会によるリーニエンシー制度の制定、また大型化する法律事務所の現状、選挙権格差訴訟に至るまでその視野は広い。詳細な公判記録、広い人脈からの取材、また適宜著者自身の所感・批判・提言。専門性の高い話題が盛り込まれているにもかかわらず、スリルすら感じつつ読み切った。

グローバル化を背景として、また裁判員制度導入も迫る中でわれわれ一人ひとりが「法」について向き合わざるをえない時を迎えている。法曹にあると否とにかかわらず多くの人に読まれるべき本。

■2007/11/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

不思議なほど仕事がうまくいく「もう一言」の極意
不思議なほど仕事がうまくいく「もう一言」の極意林 文子

草思社 2007-10-26
売り上げランキング : 140

おすすめ平均 star
star読みやすい

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者の熱意が静かに伝わってくる実践的コミュニケーション論。真意と熱意の込められた“もう一言”がひとを動かし、あなたを変える。

■2007/11/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント石田 淳

ダイヤモンド社 2007-09-29
売り上げランキング : 64

おすすめ平均 star
star応援します
starこれだと思いました
starう~ん

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

行動分析で実証された人間の行動原則を様々なビジネスの場に応用した行動科学マネジメント。マネジメントの生産性を実現させる科学的マネジメント入門書の快著。

■2007/11/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

買物欲マーケティング―「売る」を「買う」から考える
買物欲マーケティング―「売る」を「買う」から考える博報堂買物研究所

ダイヤモンド社 2007-10-19
売り上げランキング : 529


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「商品には自信がある。消費者の認知度や好感度も高い。なのに売れ行きは今ひとつ。一体何が足りないんだろう」。小売り、メーカー問わず、こんな悩みを抱えている向きは多いだろう。そのひとつの答えを出したのがこの本だ。

これまでのマーケティングは売り手側の発想に立ったもので、買い手からの発想が欠けていたと説く。キーワードは「買物欲」。広い意味での買い物にかかわるプロセスのすべてを楽しみたい、という欲求のことで、フツーの人たちの中に当たり前に存在しているという。これに対し、単にモノが欲しいだけ、という欲求を「モノ欲」と位置づける。消費者にはこの2つの欲求が常にあるが、最近では「買物欲」の占める割合が高くなっているという。

本書では買物欲を満足させる12の視点を提示する。予想しなかった出合いに驚きを覚える「驚愕(きょうがく)」、商品や情報の新しさや売り場の活気である「鮮度」などだ。買物をしたいという心を刺激する12の条件が満たされているかどうかをチェックすることで、商品や売り場にいままで何が欠けていたか、改善のポイントが分かってくる。

買物欲は人の心を前向きに意欲的にすると主張する。「買物嫌い」の自分を少し反省した。

■2007/11/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

情報大爆発―コミュニケーション・デザインはどう変わるか
情報大爆発―コミュニケーション・デザインはどう変わるか秋山 隆平

宣伝会議 2007-10-15
売り上げランキング : 2979

おすすめ平均 star
starネット時代の新たなコミュニケーション戦略のヒントがぎっしり
star情報は爆発してるんだ!
star仕事に活きた1冊

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

消費購買の新しいモデル「AISAS」を提唱する著者が語る、インターネットの歴史から情報過剰時代の消費行動まで。デジタル・コミュニケーションの構造と未来が分かる。

■2007/11/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

イオンが変える流通業界再編地図
イオンが変える流通業界再編地図梛野 順三

ぱる出版 2007-08
売り上げランキング : 88296


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

シェアを拡大し、業界再編を強力に推進するイオングループ。ダイエー再生への取り組みなどを通じ、イオンの経営戦略を浮き彫りにする。

■2007/11/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

実測!ニッポンの地域力
実測!ニッポンの地域力藻谷 浩介

日本経済新聞出版社 2007-09
売り上げランキング : 3599


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

どんな緻密なマーケティング戦略も、そもそもの設定が間違っていたら何もならない。基本統計データに基づき、市場動向に関する思わぬ「勘違い」に気づかせてくれるのが同書だ。

例えば、今後の日本経済を左右する少子化。出生率が議論のベースになることが多いが、実体経済に影響を及ぼすのは「出生率×親世代の数」で算出する出生者数だ。出生率が下がっても親の数が多ければ子どもの数はそう減らない。しかし、親の数が少なければ出生率が多少上昇しても子どもの数は急減する。人間の絶対数がどう変わっていくかに着目しないと、市場の推移を見誤ることになる。

高齢化についても同様で、問題となるのは高齢者の絶対数の増加である。その意味で、高齢化の衝撃は一般に思われているのと違って、地方より大都市圏のほうが大きい。医療福祉体制などは破綻必至で、逆に言えばそこに大きな商機があるともいえる。

また首都圏では今、地価上昇、ビル建設ラッシュなどが起きている。だが、人口の推移から考えると一時的な現象であり、オフィス・住宅需要は今後減り続け、地価も下落に転じると読む。

「人口流入超過の高知県の謎」「なぜ滋賀県では人口増加が長続きするのか」――。人口を軸にした地域力の分析も面白い。

■2007/10/26, 日経流通新聞MJ, 22ページ

フランフランの法則
フランフランの法則川島 蓉子

東洋経済新報社 2007-09-14
売り上げランキング : 5112


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

20代、30代の女性を中心に人気を集めるインテリア雑貨&家具ショップ「フランフラン」。その全容を通じ、ユニークな商品コンセプトの中核をなす「デザイン」の力を解明する。

■2007/10/26, 日経流通新聞MJ, 22ページ

社会的責任のマーケティング―「事業の成功」と「CSR」を両立する
社会的責任のマーケティング―「事業の成功」と「CSR」を両立するフィリップ・コトラー ナンシー・リー 早稲田大学大学院恩藏研究室

東洋経済新報社 2007-08
売り上げランキング : 12665

おすすめ平均 star
star分類のネーミングに難

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

社会への貢献と自社の目的達成を両立させるにはどうすればよいのか。企業の社会的取り組みをマーケティングの視点から解説

■2007/10/26, 日経流通新聞MJ, 22ページ

「流通戦略」の新常識 (PHPビジネス新書 41)
「流通戦略」の新常識 (PHPビジネス新書 41)月泉 博

PHP研究所 2007-09-19
売り上げランキング : 673

おすすめ平均 star
starホンマに勉強になりました
star流通の世界を読み解く醍醐味

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

帯の宣伝文に「勝ち組流通業の秘密まるわかり!」とある。このコピーから想像される内容とは異なり、著者が本書で展開する議論の内容は深く、視野は広い。

「2つの呪縛(じゅばく)」から日本の流通業界は硬直化しているという。問屋不要論が代表する「流通革命」と、すべて米国が正しく、後を追えば間違いないとする「流通先進国アメリカ」だ。中間流通を排除する流通革命はこれまで日本で起こっていないし、その必要もない。強い物流と情報システムを備えた中間流通機能を持つ企業が伸びると著者はみる。

米国企業礼賛にも疑問を投げかける。消費者の求める価値は日米で違う。しかも人口減により「モノそのものの需要力がますます減退する」日本では「消費は理論的経済活動というより情緒的文化活動に近い領域にある」。経済合理性より気分や感性を重視すべき環境下では、米国追従はますます危険が高いというわけだ。

米国生まれのチェーンストア理論も「モノ不足、大量消費時代の最適システム」であり、「成功の方程式は逆回転し始めている」と著者は説く。業態では巨大モールより、小規模で高質なライフスタイルセンターが有望だとみる。流通業と消費社会の方向性を歴史的視点から見通すのに役立つ本。

■2007/10/19, 日経流通新聞MJ, 22ページ

誰も知らなかったケータイ世代
誰も知らなかったケータイ世代市川 茂浩

東洋経済新報社 2007-07-13
売り上げランキング : 1930

おすすめ平均 star
starケータイ世代の実態に迫る旬な解説書!
starケータイを使っている若者の謎を解く
starなぜ若者は学校裏サイトに集まるのか?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者の調査では今の10代の55%は自室にパソコンもテレビも持たない。携帯電話で社会や市場、他人とつながり、自己主張をする若者世代の攻略法を携帯電話専門放送局の社長が解説。

■2007/10/19, 日経流通新聞MJ, 22ページ

ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態
ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態ロバート・フランク 飯岡 美紀

ダイヤモンド社 2007-09-14
売り上げランキング : 2921


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

米国新富裕層のライフスタイルと価値観をウォールストリート・ジャーナルの記者が詳細にルポ。起業法から消費、政治行動、子育てまで切り口は幅広い。

■2007/10/19, 日経流通新聞MJ, 22ページ

芸術の売り方――劇場を満員にするマーケティング
芸術の売り方――劇場を満員にするマーケティングジョアン シェフ バーンスタイン 山本章子

英治出版 2007-09-04
売り上げランキング : 2219


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

顧客囲い込みの手段というと、現在最も多用され、効果を上げているのはポイントカードやマイレージといった、いわゆる「企業通貨」が代表的なものだが、本書を読み、Eメールマーケティング、中でもパーミッション(許可)マーケティングの可能性の大きさを知った。

許可を得た顧客に特別なメッセージを添えたメールを送り、ロイヤルティーを築いていく。自社ブランドに忠実な顧客を獲得するのに最も適した手段として詳述されている。

もともと本書は芸術団体のマーケティングを論じており、芸術団体というのが定期会員の数や寄付に、運営の多くを依存する体質上、顧客の囲い込みというのは死活問題で、そのためのマーケティングツールの活用はきわめて重要なわけだが、その手法を芸術関係団体のコンサルタントとして最前線で活躍している著者が、実務者にしか書き得ない臨場感あふれる文章で解説している。

それにしてもアメリカのショービジネスというと作品、マーケティング、あらゆる面で最先端のように思い込んでいたが、そのあか抜けない苦悩の様子には思わず微笑を禁じ得なかった。もっとも、問題の徹底した分析とその対処も、さすがアメリカではあるが。

■2007/10/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

「温暖化」がカネになる
「温暖化」がカネになる北村 慶

PHP研究所 2007-09-15
売り上げランキング : 10653

おすすめ平均 star
star「排出権取引」に関する良質なまとめ+アルファ
star環境問題は奥が深い…
star汚染大国、中国の隣人として

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

環境保全と豊かさへの欲求。現代経済では相いれないとされる2つの主題の融和を探る。特に温室効果ガス排出権に関して詳細に記述してあり、具体的な知識を得られる。

■2007/10/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

拡大するイスラーム金融
拡大するイスラーム金融糠谷 英輝

蒼天社出版 2007-09-15
売り上げランキング : 100940


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

イスラーム金融の概説書。20年後には世界人口の3分の1を占めるといわれるムスリム。その経済の中核を歴史、基本原理から現状、今後の展望まで詳解。

■2007/10/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

広告コピーってこう書くんだ!読本
広告コピーってこう書くんだ!読本谷山 雅計

宣伝会議 2007-09
売り上げランキング : 73

おすすめ平均 star
star様々な角度から、何度も味わう本
star遂に出た、バイブル。
starコミュニケーション本の傑作!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コピーを書いたり、CM企画を考えたりといった広告制作の仕事は、感性やひらめきに支えられたもの。「鍛錬」や「トレーニング」とは無縁の世界だと思っている人が多いのではないだろうか。こうした見方を覆すのが本書。普段からアタマの中を鍛え、アイデアや発想が浮かぶような思考法を身につけるための31のヒントを紹介した。

こうした思考法を自分のものにするためには、「なんかいいよね」「なんとなくかっこいい」といったあいまいな考え方はしない。なぜいいのか、どこがかっこいいのかを普段から突き詰めて考えることが重要だ。

コピーを書く作業は、「散らかす」「選ぶ」「磨く」の3つのステップからなると説く。散らかすは、対象となる課題について、できるだけ多くの切り口や視点を探していく作業。次に、その中から「受け手にとって本当に意味のあるものはどれか」を選び出す。それをよりわかりやすく印象深いものにするために磨き上げていく。多くの人が、普段の自分の発想の中で「散らかす」作業が足りないことにまず気付くはずだ。

企画書の書き方にも触れていて、特別なテクニックよりも、深く考えた思考の過程を素直に表現することが大事だと言う。アイデアが出ない、と悩んでいる人に最適。

■2007/10/05, 日経流通新聞MJ, 18ページ

父子消費
父子消費山岡 拓

日本経済新聞出版社 2007-07
売り上げランキング : 186539

おすすめ平均 star
star父子消費がもたらす成熟社会とは
starお父さんとこども~

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

昆虫採集、パソコン、アニメ、旅行――我が子と遊び始めたパパたちの消費実態は。綿密な消費者調査と取材をもとに、趣味的消費から衣食住まで、ひそかに台頭する新トレンドを追う。

■2007/10/05, 日経流通新聞MJ, 18ページ

百貨店地図が塗り変わる日―1兆円企業4グループしか生き残れない理由
百貨店地図が塗り変わる日―1兆円企業4グループしか生き残れない理由川嶋 幸太郎

ぱる出版 2007-08
売り上げランキング : 69209


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

三越と伊勢丹、大丸と松坂屋、阪急と阪神。風雲急を告げる大再編時代に突入した百貨店業界で今何が起きているのか。各社の最新動向をリポート。

■2007/10/05, 日経流通新聞MJ, 18ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2007年7月6日~9月28日

佐藤可士和の超整理術
佐藤可士和の超整理術佐藤 可士和

日本経済新聞出版社 2007-09-15
売り上げランキング : 18

おすすめ平均 star
starひとことレビュー
star整理することで創作を生む!
star王道だが凡庸

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

手がけるものすべてが話題になると、今もっとも注目されているアートディレクター、佐藤可士和氏。次から次へとわき出るアイデアの源泉は、実は「整理術」にあるといい、独自の視点や手法を初めて公開した。

アートディレクターは製品開発者の意を受けて、商品のデザインや広告宣伝をより消費者に伝わるものにしたいと考える。だが、肩に力が入り、あれこれこねくりまわしていくうちに現実から浮いてしまい、空回りに終わってしまう場合が少なくないという。

佐藤氏自身もかつて失敗を繰り返したことがあった。こうした中で会得したのが「新たな価値を与えようなどと力んではダメ。アイデアは相手の中に必ずあるもの。対話を通じて対象を整理して見つけ出せばいい」との考え方だ。もちろん、そのためには身の回りの空間整理、情報の整理、そして思考の整理とステップを追いながら整理の感覚と精度を磨いていく不断の努力が欠かせない。

「車のCM=自動車が走る風景」。こんな常識を崩したホンダのステップワゴンのCMからユニクロのビジネスモデルのデザインまで、ここ数年の仕事を通しながら、提唱する整理術の習得方法やどう生かしているかを具体的に紹介している。幅広いビジネスパーソンに役立つ内容となっている。

■2007/09/28, 日経流通新聞MJ, 22ページ

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学吉本 佳生

ダイヤモンド社 2007-09-14
売り上げランキング : 31

おすすめ平均 star
star経済学はこう使え

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「どうして映画のDVDはだんだん値段が下がるのか?」「携帯電話の料金が複雑な理由は?」――モノやサービスの値段の仕組みをやさしく解き明かす。

■2007/09/28, 日経流通新聞MJ, 22ページ

京都花街の経営学
京都花街の経営学西尾 久美子

東洋経済新報社 2007-09
売り上げランキング : 352

おすすめ平均 star
star今に生きるダイナミズム
star京都へ行く楽しみが増えました

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

なぜ京都の花街は人々の心を引きつけ続けるのか。サービス・プロフェッショナルとしての舞妓・芸妓たちの実像を、実地調査に基づいた経営学的視点から明らかにする。

■2007/09/28, 日経流通新聞MJ, 22ページ

ジョルジオ アルマーニ 帝王の美学
ジョルジオ アルマーニ 帝王の美学レナータ モルホ 目時 能理子/関口 英子

日本経済新聞社出版局 2007-07-21
売り上げランキング : 2302


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

独立系ファンションブランドの代表格、イタリアのアルマーニ。創業者で現役トップのジョルジオ・アルマーニ氏の半生を描いた初の本格的な評伝が本書だ。青年期、バカンス中、スターとのツーショットなど「秘蔵写真」220点も収録。アルマーニファンには必携の1冊だろう。

ただしファン以外でも、ファッション業界を含め創造性がカギを握る業界で働く人にとっては、「ビジネス戦記」として得るものが多い。「強烈な個性」と「ビジネス」がなぜ両立できたのか。ライセンス品も出し、店舗数を増やしながらブランドイメージを高めるにはどんな手法を採ったのか。

実はジョルジオにはセルジオ・ガレオッティという公私両面でのパートナーがいた。ある関係者は「現在のアルマーニ社の成功は、セルジオが考案した流通・マーケティング戦略の成果」だと証言する。そのセルジオが不治の病でわずか40年の生涯を閉じる。このときジョルジオはクリエーターであると同時に敏腕経営者としての顔も併せ持つ覚悟を決めたと本書は記す。

他の有名デザイナーのように「あらゆることにコメントする」形でメディアに露出し名を売ったりしない。そんな独自のスタイルも面白い。ソフト力が求められる今の日本でこそ読まれるべき本。

■2007/09/21, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ビーサン屋げんべい物語―葉山の片隅から世界を狙うオンリーワン商店
中島 広行 (著), 広田 行正 (写真)

神奈川県葉山町の小さなビーチサンダル専門店、げんべい商店。ホンダなど大手企業と共同で商品を出し、海外にも進出し、売上高を10年で10倍に伸ばした。その軌跡を5代目の婿店主が語る。

■2007/09/21, 日経流通新聞MJ, 18ページ

チョコレートの真実
チョコレートの真実キャロル・オフ 北村陽子

英治出版 2007-08-27
売り上げランキング : 33074

おすすめ平均 star
star目からうろこです。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アフリカのカカオ農園、先進国の食品産業、国際政治。チョコという商品の裏面を描くルポであると同時に、次世代チョコのマーケティングのヒントとなる本。

■2007/09/21, 日経流通新聞MJ, 18ページ

なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?
なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?清水 勝彦

東洋経済新報社 2007-08
売り上げランキング : 1828

おすすめ平均 star
star論旨はごく当たり前のこと・・・
star現実的な視点からの戦略本
star本来あるべき戦略を教えてくれている

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本来単純であるはずの経営「戦略」について、さまざまな手の込んだアイデアが考案され、宣伝されている。しかし情報の格差は縮小し、戦略ツール自体が一般化、大衆化している。これを「戦略のコモディティ化」であると著者は指摘する。

コモディティー化された戦略の需要者である経営者にしたところで何が「正しい」戦略であるかはますます不透明になるばかり。不確かな市場の未来を予測しコントロールするのではなく、自らコントロールできる内から、「自分たちは何をしたいのか」「自分たちに何ができるか」を出発点にし、「やってみる」ことこそが、「戦略のコモディティ化」から脱却する出発点になる、というのが著者の強い思いである。

「すごいイノベーション」はなく、「実験結果・実行には必ず抵抗がある」が、「やってみなければわからない」のだ。個人の「こだわり」「コミットメント」を評価し、複数の個人とそのこだわりのアイデアを組織として「やってみる」場を与える。後半では組織が果たす役割として、「新しいアイデアを育む土壌づくり」「実験をする土壌づくり」「実行をする土壌づくり」の3つの土壌づくりが具体的に提起される

■2007/09/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

のぞいてみよう流通の世界
のぞいてみよう流通の世界流通科学研究会

千倉書房 2007-07
売り上げランキング : 322829


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

入門書だからこそ、この世界のワクワク感が満載の本。だからそんな感覚を忘れかけている人にこそぜひおすすめ。ビジュアルも満載な「流通世界の旅本」である。

■2007/09/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

エンタメの法則
エンタメの法則しんどう こうすけ

インデックス・コミュニケーションズ 2007-09
売り上げランキング : 15227


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

面白いことをビジネスにかえる公式集と銘打たれたこの本。エイベックス所属のクリエーターによる企画者向けのクリエーティブ読本。

■2007/09/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

プロがこっそり教える完全「クレーム対応」の技術
プロがこっそり教える完全「クレーム対応」の技術山崎 一

すばる舎リンケージ 2007-07
売り上げランキング : 54707

おすすめ平均 star
star営業職の人には非常に参考になる1冊
star面白さと実用性とがある本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「クレームは宝の山」だとよく言われる。しかし、クレームを受ける当事者の立場に立ってみると、なかなかそうは感じないものだろう。不満や怒りをぶつけてくる顧客に冷静に対応し、解決に導くのは難しい。本書は、クレームにいかに対処すればいいのか、その心構えや技術をていねいかつ具体的に解説した。

クレームの初期対応は、まず話を「聴く」ことが基本だという。ただ単に「聞く」のではなく、相手の立場にたって耳を傾けて「聴く」ことが重要だ。相手の言葉を復唱することによって何がクレームの内容なのか、事実関係を確認しながら話を進めていく。相手の感情をやんわりと受け止めるために、「お手数ですが」「恐れ入りますが」といった“クッション言葉”も有効という。

最近はメールでのクレームも多い。この場合は、すべてメールで答えるのではなく、できれば電話や対面での話し合いに持っていくことが重要だという。文字だけではお互いの感情が伝わらず、行き違いが生じやすいためだ。こうした場合の具体的なメールの文案も掲載した。

クレーム対応がしっかりしていれば、逆に顧客が満足してファンになってくれるケースも多いという。実践的な内容なので、現場の第一線に立つ人に勧めたい。

■2007/09/07, 日経流通新聞MJ, 18ページ

経営知能―リーダーは育てるより、探し出せ!
経営知能―リーダーは育てるより、探し出せ!ジャスティン・メンクス 高遠 裕子

光文社 2007-08
売り上げランキング : 18953


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

状況を的確に判断し、会社を成功に導く。企業のリーダーに不可欠な能力「経営知能」は測定し評価し、その持ち主を発見できるとした、新たなリーダー論。

■2007/09/07, 日経流通新聞MJ, 18ページ

世界の都心商業
世界の都心商業三井不動産S&E総合研究所

新風舎 2004-07
売り上げランキング : 195627

おすすめ平均 star
star今後の海外での意識について

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

北米のファッションストリート』三井不動産S&E総合研究所編著 北米20都市の先進ファッションストリートを現地取材。都市開発・都市再生の現状を豊富な写真とともに克明にリポート。

■2007/09/07, 日経流通新聞MJ, 18ページ

繁盛道場―愛されるお店をつくる二十二の法則
繁盛道場―愛されるお店をつくる二十二の法則中島 武

日本経済新聞出版社 2007-08
売り上げランキング : 761


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「紅虎餃子房」や「万豚記」などの繁盛店を次々と世の中に送り出してきた際コーポレーション。創業社長の中島武氏が、自らの体験に基づいた“成功の法則”を22カ条にまとめた。

中島氏が外食業界に飛び込んだのは42歳の時。ファイナンスと不動産を柱とした会社を設立したものの、バブル崩壊で莫大な負債を抱え、新事業を興す必要に迫られ飲食業を選んだ。後のない再出発の道を這い上がってきただけにアドバイスも具体的だ。

飲食店と一口でいっても、一軒の焼き鳥屋なのかチェーンストアなのか、さらにグレードの高い店なのかで、やることは全く違う。個店で、すぐに集客したい場合には、何の店で何を売り物にしているのかはっきりさせることが大切。特に来店者の30%以上が注文するへそになる商品が不可欠と説く。サービスに関しては「サービスのいい店と、居心地のいい店とは違う。サービスのいい店にはある種のよそよそしさがあることを忘れてはならない」と語る。

「お客が思わず興味を持って立ち寄ってくれるような雰囲気のあるお店をつくるには、マーケティング理論などの枠組みを超え、オーナーの志や趣味を強烈に打ち出す必要がある」が中島氏の主張。飲食業はもとより、幅広い層のビジネスパーソンに役立つ一冊。

■2007/08/31, 日経流通新聞MJ, 22ページ

団塊マーケティング (電通選書)
団塊マーケティング (電通選書)電通シニアプロジェクト

電通 2007-07-30
売り上げランキング : 20220


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

大量定年がはじまり本格始動しつつある団塊世代マーケット。波及経済効果15兆円ともいわれる「元気なシニアたち」の実像を、豊富な事例とデータを交え明らかにする。

■2007/08/31, 日経流通新聞MJ, 22ページ

ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略
ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略長沢 伸也

東洋経済新報社 2007-08
売り上げランキング : 1757


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

巨大高級ブランドはいかにして築き上げられるのか。代表的ブランド「ルイ・ヴィトン」の戦略を体系的に分析し、ブランドマーケティングの法則を抽出する。

■2007/08/31, 日経流通新聞MJ, 22ページ

売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門
売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門山本 直人

新潮社 2007-06
売り上げランキング : 2065

おすすめ平均 star
star中身がない……
star良いネタが揃ってますよ
star知ってたつもり、が…

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者は博報堂で広告制作などに携わってきた。そのためか、副題に「最新マーケティング入門」とありながら、扱う範囲は広告・宣伝、ブランド論など一部の領域にとどまっている。現在、マーケティング論の先端は開発から人事まで経営のすべてをマーケティングを起点に組み替えるべきだとする統合マーケティング論に進化しつつある。本書を読む限り、著者の「マーケティング」への理解はやや古い。

そうした前提を理解して読むのであれば、本書は面白い。特に後半の「テレビCMの限界」論は説得力がある。かつてCMに実際の専務を登場させ、劣勢をギャグ風に描いたゲーム機会社があった。広告業界では極めて高く評価されたが商品は失敗した。また、家族の崩壊はテレビドラマでは1970年代から描かれているのに、CMが家族幻想から脱皮したのはごく最近。そんな作り手の怠慢をインターネットの普及が襲う。「テレビを中心とした、高度成長期のマス・マーケティングは賞味期限付きの方程式」であり、その期限が「終わろうとするいま」新たな常識が求められていると説く。

他に高度成長の体験から「為せば成る」型の精神論から抜けられないリーダー層や、ブランド万能論を説くコンサルタントらの弊害を指摘したくだりも説得力がある。

■2007/08/24, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ウォルマートに呑みこまれる世界
ウォルマートに呑みこまれる世界チャールズ・フィッシュマン 中野 雅司 三本木 亮

ダイヤモンド社 2007-08-03
売り上げランキング : 8896

おすすめ平均 star
starコスト削減の本当の姿が学べます

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ウォルマートの巨大化が消費者の生活や世界の経済・社会システムにどんな影響を与えているか。関係者や研究者などへの綿密な取材をもとに描く。

■2007/08/24, 日経流通新聞MJ, 14ページ

新しい大衆「ロウアーミドル」はこうしてつかめ! 格差時代を生き抜くマーケティング
新しい大衆「ロウアーミドル」はこうしてつかめ!  格差時代を生き抜くマーケティング宮﨑 哲也

PHP研究所 2007-07-26
売り上げランキング : 128551


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

まず「中の下」=ロウアーミドル層拡大の背景を解説した後、彼らの価値観、有効な戦略、成功した商品の実例などを紹介する。

■2007/08/24, 日経流通新聞MJ, 14ページ

外国為替取引
外国為替取引
平原社 2007-06
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

外国為替取引の重要ポイントを項目に分けてわかりやすく解説。外国為替がわかれば世界経済の動きがわかる。個人投資家はもちろん、実務に携わるかたにもお勧めの一冊。

■2007/08/17, 日経流通新聞MJ, 14ページ

国鉄改革の真実―「宮廷革命」と「啓蒙運動」
国鉄改革の真実―「宮廷革命」と「啓蒙運動」葛西 敬之

中央公論新社 2007-07
売り上げランキング : 26282

おすすめ平均 star
star国鉄からJRへ民営化する過程を詳細に綴った1冊

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

現職のJR東海会長による国鉄分割民営化史。国鉄職員のみならず、国中を巻き込んだ大改革はいかにして成功したか、改革のモデルケースが迫真の読み物に

■2007/08/17, 日経流通新聞MJ, 14ページ

コモディティ化市場のマーケティング論理
コモディティ化市場のマーケティング論理恩蔵 直人

有斐閣 2007-07-02
売り上げランキング : 448


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

豊富な実例に説得力

コモディティー化=企業間の技術的な格差がほとんど無くなってしまい、提供される商品、サービスに本質的違いが見いだせなくなってしまっている状態。

著者はこのように定義することから本書を説き起こす。

消費者の嗜好(しこう)の個別化によって従来のマーケティングの対象だった大衆が消滅したこと。インターネットの普及により従来型のマーケティングツールが崩壊の危機にさらされていること。様々な切り口でこれまでのマーケティング手法の行き詰まりを分析し、打開策を見いだそうとする試みには、折々に接してきたし、それぞれ十分な説得力を持った本が多かったが、コモディティー化というアプローチには今回初めて出合った。

数多く引用される実在の企業や商品の実例に基づいた論の展開には説得力があり、刺激的。

中でもマーケティングと企業の社会的責任のかかわりについて説いた第7章「社会志向のマーケティング」は興味深く読んだ。社会的責任の問題に積極的に取り組み、そのことによって自社やブランドの価値を高めていく。これからのマーケティング戦略を考えるとき、避けては通れない重要な観点だ。

■2007/08/17, 日経流通新聞MJ, 14ページ

世界のどこにもない会社を創る!―セコム創業者の痛快な起業人生
世界のどこにもない会社を創る!―セコム創業者の痛快な起業人生飯田 亮

草思社 2007-07-31
売り上げランキング : 8300

おすすめ平均 star
starセコムを知りたい方へ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「セコム創業者の痛快な起業人生」。20代で起業し、会社を立ち上げるだけではなく、これまでになかった「警備業」という業態を生み出した著者の初めての自伝。

■2007/08/10, 日経流通新聞MJ, 14ページ

資生堂ブランド
資生堂ブランド川島蓉子

アスペクト 2007-07-19
売り上げランキング : 2143

おすすめ平均 star
starサラサラとは読めるが
star化粧品に興味がないからか・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「ようこそ、日本へ」。SMAPの歌声をバックに、今が旬の女優たちが次々と登場、美しい黒髪をなびかせる。資生堂のヘアケアブランド「TSUBAKI」のテレビCMだ。2006年に発売されたTSUBAKIは、発売後すぐにシェア1位を獲得、現在も常にトップグループに属する。

資生堂が最近元気だ。各商品分野で生きのいいブランドが次々と立ち上がってきている。本書は、その秘密を解き明かした本だ。関係者への広範なインタビューを元に、商品、経営、歴史なども含めて資生堂のブランド戦略について掘り下げた。

100近くあったブランド数を選択と集中によって30近くにまで減らし、その中でも主要カテゴリーごとに、シェア1位を獲得する強いブランドを打ち立てる「メガブランド戦略」。一方で、顧客との接点を大切にして、関係を深めていく「重点ブランド戦略」。ブランドの性格ごとに、2つの戦略を深化させていることが、今の資生堂の強みだという。

著者が一貫して強調しているのは、各ブランドの戦略が「資生堂ブランド」を背景に置いた美意識や世界観を軸に組み立てられていること。ブランドを形作るのは、そこで働く人々の意識の総体であることが分かる。

■2007/08/10, 日経流通新聞MJ, 14ページ

サマンサタバサ 世界ブランドをつくる
サマンサタバサ 世界ブランドをつくる寺田 和正

日本経済新聞社出版局 2007-07-26
売り上げランキング : 134

おすすめ平均 star
starサマンサタバサの名前の由来はまだ秘密

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

海外有名ブランドが圧倒的な存在感を誇るファッションバッグ。この世界にあって、20代の女性を中心に支持層を拡大し、業界関係者の関心を集めているナショナルブランドがある。寺田和正氏が立ち上げた「サマンサタバサ」だ。快進撃の秘訣について、創業社長が語り下ろした。

論旨は極めてシンプルだ。うそをつかず、常に100%を目指して努力し続ける社員・販売スタッフ=「良い人」。ショップで輝きを放ち、凛(りん)とした “たたずまい”を見せる商品=「良いもの」。あのセレブも持っているんだとファンに驚きと喜びを提供するプロモーション=「良い宣伝」。ブランドに最もふさわしい立地で、商品とお客との楽しい出会いを演出できる店=「良い場所」。

ブランド構築には、この4つの「良い」要素が必要とされるが、それらの実現を愚直に追求することこそが、成功の秘密といい、これらの4要素についての考え方、取り組み方などを自らの体験を交えながら明らかにしていく。

「シンプルさに従うことが難しい社会だからこそ、感じた通りに、まっすぐいくことに価値がある」――。こんな発想に基づく同ブランドの試行錯誤と急成長には、ファッションビジネスとは無縁のビジネスパーソンにも参考になる部分が多い。

■2007/08/03, 日経流通新聞MJ, 14ページ

なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング
なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング夏目 幸明

PHP研究所 2007-07-26
売り上げランキング : 145986


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

暖める冷蔵庫、大きなケータイ、「鼻セレブ」という名のティッシュ。これまでのマーケティングの枠には収まらない、ヒット商品誕生の法則を解き明かす。

■2007/08/03, 日経流通新聞MJ, 14ページ

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング小阪 裕司

東洋経済新報社 2007-07
売り上げランキング : 243

おすすめ平均 star
star会社経営者、管理職向けの本。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

自社が提供しているものの価値をいかにして消費者に気付かせるか。消費者の心をつかむことで生じる「感性価値」を創造し、売り上げにつなげるための手法を解説。

■2007/08/03, 日経流通新聞MJ, 14ページ

みんな力―ウェブを味方にする技術
みんな力―ウェブを味方にする技術新井 範子

東洋経済新報社 2007-06-15
売り上げランキング : 10009

おすすめ平均 star
star書き込む、ということ
starweb2.0以降の企業から消費者へのアプローチフレームを簡易に説明

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Web2.0時代のマーケティングを、ネットに疎い読者にもわかりやすく解説した本だが、帯では「マーケティングはもういらない。」とうたう。マーケティング本なのに「いらない」とは何か。まえがきに簡潔な説明がある。

かつて市場は「敵」の陣地を奪う「戦場」だった。消費者はオセロのコマのように、互いに意思疎通することなく、企業という指し手次第で表から裏へとひっくり返された。

今は違う。コマとコマがネットを通じ評価を伝えあい、情報を共有する。「みんな」の知識を積み重ね、伝達し、語り合い、問題を解決する。そうした集合知を著者は「みんな力」と名付ける。企業だけの力では、コマはもう裏返せない。消費者の声を聞くだけでもダメだ。企業と消費者という垣根を越え、「みんな」の仲間になり、「みんな」に支持してもらう企業が勝つ。

大量広告とともに発売された某シャンプーと、小規模な公開からクチコミで全国展開につながった某アニメ。シャンプーは発売企業のページにリンクを張るだけのブログが多かったのに対し、アニメはブログ相互がくもの巣のようにつながり合っていることを図解してみせた。「みんな力」とは何かが一目でわかる。

■2007/07/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

プレゼンテーションの教科書
プレゼンテーションの教科書脇山 真治 日経デザイン

日経BP社 2007-06
売り上げランキング : 6043


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

映像コミュニケーションを専攻する九州大教授が説く「総合パフォーマンス」としてのプレゼン技術。ダメな例、質問への対応法など、参考になる情報多数。

■2007/07/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

グアムと日本人―戦争を埋立てた楽園
山口 誠 (著)

第二次大戦の激戦地、グアムは戦後いかに「観光地」になったか。『るるぶ』や『地球の歩き方』の記述の変遷をたどるなど、カルチュラル・スタディーズの手法を用い、歴史の「漂白」の仕組みを解き明かす。

■2007/07/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

【新版】小さな会社にも活用できるバランス・スコアカードの創り方
【新版】小さな会社にも活用できるバランス・スコアカードの創り方伊藤 一彦 上宮 克己

同友館 2007-05
売り上げランキング : 96993


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

理論の基本から説き起こし、その導入、広い業態での応用の術について分かりやすく解説された「実学の書」。

■2007/07/20, 日経流通新聞MJ, 18ページ

指一本の執念が勝負を決める
指一本の執念が勝負を決める冨山 和彦

ファーストプレス 2007-06
売り上げランキング : 352


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

20世紀型エリートから21世紀型プロフェッショナルへ。多くの修羅場に立ち会った元産業再生機構COOの著者による変革の時代の「リーダー論」「プロフェッショナル論」。

■2007/07/20, 日経流通新聞MJ, 18ページ

キリンの流儀―これが「頭で考える営業」だ カネに頼るな、自分に頼れ!
キリンの流儀―これが「頭で考える営業」だ カネに頼るな、自分に頼れ!猪口 修道

プレジデント社 2007-06
売り上げランキング : 6270


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ビール業界トップシェアの座に長く君臨していたキリンビール。商品を売ってお金をもらうのではなく、金をつけてビールを売るという逆転した「価格営業」を続けた。1987年アサヒスーパードライの登場、消費の縮小といった時代の変化に対応することなく、売り上げ、利益を落ち込ませ、ついに2001年業界トップの座をアサヒビールに明け渡した。

01年に社長に就任した荒蒔康一郎氏は「新キリン宣言」を全社に公布する。リベートの廃止。「価格営業」から「価値営業」へ。従来の営業スタイルからのコペルニクス的転換を断行した。しかも「価値」は営業個々が顔の見える顧客のために自分の頭で考え、提供しなければならない。「カネに頼らず、自分に頼れ!」――あるものは小売店舗催事の企画から参加し、またあるものはご当地の食材の振興や町おこしに一役買った。その結果、「価値」創造の成功体験は全社で共有され、再生に向けバラバラだったベクトルが一つへとまとまり始める。「会社は自分たちが動かすものなんだ」

自らの業界にシフトして読み替えていく中で、経営組織論として、営業論として、またモチベーション論として得るものは多い。次は私たちが新たな「価値」を探る番である

■2007/07/20, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ポケッツ!―意外に知らない子どもマーケットのヒミツ
ポケッツ!―意外に知らない子どもマーケットのヒミツ博報堂BaBUプロジェクト

弘文堂 2007-06-29
売り上げランキング : 18192


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「意外に知らない子どもマーケットのヒミツ」。現在の子供関連の消費はどうなっているのか、詳細な調査を基に解き明かしたのが本書だ。

少子化でも子供市場がさほど縮小しない理由として、「シックスポケット」説が有名だ。子供1人に対し、両親に加えそれぞれの祖父母、合計6つの経済的ポケットが存在する。この結果、1人あたりの子供にかける金額が膨らんでいるという説明だ。

本書によると、実は子供は平均で7つのポケッツを持っているという。両親、祖父母に加え、叔父叔母、その他親族、両親の友人などがポケッツとして機能している。それぞれが子供にお金を出したい理由やシチュエーションを豊富な実例をもとに面白く読ませる。

子供1人あたりに消費される年間金額の平均は、43万円(食料や日用品など生活必需品を除く)。父親の小遣いなみの金額が子供のための消費に消えている計算だ。普段支出はうち26万円で回数は120回。子供は3日に1回は何かを誰かにもらっている計算になる。

子供の豊かさへの驚きだけではない。本書からは、子供を中心として、ポケッツで結ばれる新たなきずなが生まれていることが読み取れる。少子化時代の新たな家族の形について考えさせられる。

■2007/07/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ

変貌する産業とロジスティクス
変貌する産業とロジスティクスジェイアール貨物・リサーチセンター

成山堂書店 2007-06
売り上げランキング : 91717

おすすめ平均 star
star物流と産業動向

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日本の産業の変遷と、それを支えるロジスティクスがどのように機能してきたのかを広範に論じた解説書。物流企業に関する今日の制度を的確にまとめた。

■2007/07/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ

リーダーシップは教えられる
リーダーシップは教えられるシャロン・ダロッツ・パークス 中瀬英樹

ランダムハウス講談社 2007-06-14
売り上げランキング : 41681


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

リーダーの資質は生まれつきのものではなく、学習によって身につけられる。新教授法「ケース・イン・ポイント」を紹介。

■2007/07/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ

徹底予測これが新成長ビジネスだ!―日本をリードする55のフロンティア
徹底予測これが新成長ビジネスだ!―日本をリードする55のフロンティア三菱総合研究所

日本経済新聞出版社 2007-05
売り上げランキング : 12456


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

起業を試みたり新事業を考えたりするには、世の中の流れと、産業界の現在の取り組みなどから、どんなビジネスが有望か的確に予想することが欠かせない。「先端技術が支えるビジネス」「自分らしい生活を実現するビジネス」「社会を変えるビジネス」の3つの切り口で、2015年に開花するであろう“ビジネスの芽”を分析・紹介しているのが本書だ。

例えば、「特定保健用食品」や「栄養機能性食品」などの健康志向食品市場。個人の体質や生活習慣、環境から個別に最適化されたものが究極の健康志向食品であり、医療品と同じように、診断・検査と食品開発が一体になったビジネスが創出されると見る。

すでに総医研ホールディングスが「疲労マーカー」という疲労を測る指標を開発、それを生かした健康志向食品に取り組んでいるが、アンチエイジング、美白などを含めて新たな指標(バイオマーカー)が出現、それを利用した食品開発も盛んになるはず――などと記述は平易で具体的だ。

取り上げているテーマは、「不老不死、若返りの夢に近づく再生医療」「ヴィンテージ化する中古住宅ビジネス」「丸めて運べる電子ペーパー」など計55項目。幅広い分野の動きを網羅しており、どんなビジネスチャンスがあるのか、思いを巡らすのに役立つ。

■2007/07/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

できない人ほど、データに頼る
できない人ほど、データに頼るアンディ・ミリガン ショーン・スミス 酒井 光雄

ダイヤモンド社 2007-04-20
売り上げランキング : 16852

おすすめ平均 star
star現代のビジネス・リテラシーを説く

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

どれだけデータを集めても、顧客の心はつかめない。「見て、感じて、考えて、実行する」ことで直感をビジネスに生かす手法を解説。

■2007/07/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

指定管理者は今どうなっているのか
指定管理者は今どうなっているのか中川 幾郎 松本 茂章

水曜社 2007-04
売り上げランキング : 36902

おすすめ平均 star
starリアルな現場の声

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

多くの指定管理者が再選定されるであろう07~08年度に向け、制度の今とこれからを様々な立場から検証・提言する。

■2007/07/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2007年4月6日~6月29日

TOKYOファッションビル
TOKYOファッションビル川島 蓉子

日本経済新聞出版社 2007-05-22
売り上げランキング : 7977


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

渋谷パルコと、ラフォーレ原宿。本書の主役は1970年代、東京に誕生した2つの商業施設だ。両者の歴史を軸に、日本独特の存在である「ファッションビル」が、東京というエネルギッシュなまちの中で果たしてきた役割を、独自の視点から解き明かしていく。

著者の定義するファッションビルとは大型ビルの中にファッションに特化した専門ショップが集積し、かつショップの配置に「まち」のような雑然とした感じがある施設。広くて分かりやすい米国のモールとは対極。欧州のパサージュに近く、客は店や商品を発見する楽しさを味わえる。また、パルコやラフォーレには、まちの「裏」に存在する店をいち早くテナントとして迎え入れ「表」の存在にしていく「目利き」としての提案力があったと振り返る。

近年盛んな都心再開発ビルの多くも「トレンド発信地」をうたうが、著者の視線はやや冷たい。発見の喜びとは離れた、分かりやすい構造。有名なテナント群。「表」だけでテナントを構成するファッションビルはつまらない、と著者は断言する。この間の百貨店や109、「月刊アクロス」などの動きにも触れ、「まち」から見た流通業の通史にもなっている。小売業、ファッション、まちづくり、若者論の関係者には必読書。

■2007/06/29, 日経流通新聞MJ, 24ページ

ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命
ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命ローランド・ケルツ 永田医

ランダムハウス講談社 2007-05-24
売り上げランキング : 8104

おすすめ平均 star
star日本のアニメはクールらしいが

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

現代の日本文化が世界中で人々の心をとらえているのはなぜか。日米両国の血をひくライター兼編集者がアニメ関係者や村上春樹、NIGOらへの取材などをもとに読み解く。

■2007/06/29, 日経流通新聞MJ, 24ページ

ライブ・エンタテインメント新世紀
ライブ・エンタテインメント新世紀北谷 賢司

ぴあ総合研究所 2007-06
売り上げランキング : 14238


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

洋楽興行ビジネスの舞台裏を赤裸々につづる。収支構造、契約書から業界を仕切る企業まで、業界内部に身を置く著者の著述は生々しく面白い。

■2007/06/29, 日経流通新聞MJ, 24ページ

タックスヘイブン―グローバル経済を動かす闇のシステム
タックスヘイブン―グローバル経済を動かす闇のシステムクリスチアン・シャヴァニュー ロナン・パラン 杉村 昌昭

作品社 2007-05
売り上げランキング : 5716


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今、経済発展まっしぐらの中国へ世界で一番多くの直接投資をしている国(地域)をご存じ知でしょうか。

日本じゃありませんよ。アメリカでもない。2005年のデータですが1位香港。2位ヴァージン諸島だそうで、いわゆるタックスヘイブンと呼ばれる地域です。

タックスヘイブンと聞くと脱税、マネーロンダリングといったネガティブな経済用語がただちに思い浮かぶ。非課税、あるいはほぼ非課税の税制(ただし居住者には課税)、透明性の欠如、情報提供の拒否など「もっとも度しがたい」数々の特徴を持つからだが、一方でタックスヘイブンは銀行の国際仲介活動のおよそ半分を占めている。

多くの多国籍企業はタックスヘイブンに作った子会社を結節点にしてグローバルネットワークを構築している。

まぎれもなくタックスヘイブンはグローバル経済の支柱の一つなのだ。不用意な規制は世界経済に与えるダメージが計り知れない。また、他国だから介入もしにくい。だが,かつてなく倫理観が問われる現代世界経済の中でタックスヘイブンも徐々に変化しつつあるようだ。

今後のタックスヘイブンのありようへの示唆も興味深い。

■2007/06/22, 日経流通新聞MJ, 14ページ

なぜ、人は7年で飽きるのか
なぜ、人は7年で飽きるのか黒川 伊保子 / 岡田 耕一

中経出版 2007-05-23
売り上げランキング : 18596

おすすめ平均 star
star世の中の見方が変わる
starすごい秘密を知ってしまった!
starまたしてもトンでも本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ヒトの脳には一定の刺激に7年で飽きるという生理があるそうだ。10年は一昔というけれど、実は一昔は7年なのかもしれない。

■2007/06/22, 日経流通新聞MJ, 14ページ

携帯から「金」をつくる!―“都市鉱脈”発掘のパイオニア・横浜金属の挑戦
携帯から「金」をつくる!―“都市鉱脈”発掘のパイオニア・横浜金属の挑戦相原 正道

ダイヤモンド社 2007-06-01
売り上げランキング : 61231


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「都市鉱脈」とは現代生活から排出される大量のゴミに含まれる貴金属のこと。携帯電話などが代表的なモノだ。本書は都市鉱脈から貴金属を再生し続ける横浜金属の物語。

■2007/06/22, 日経流通新聞MJ, 14ページ

自販機の時代―“7兆円の売り子”を育てた男たちの話
自販機の時代―“7兆円の売り子”を育てた男たちの話鈴木 隆

日本経済新聞出版社 2007-04
売り上げランキング : 10717

おすすめ平均 star
starビジネス戦記物です

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日本の自動販売機の台数は550万台と米国に次ぎ2位。ただし人口当たりの普及度では世界一だ。他の先進国では、自販機を見かけない都市も珍しくない。売上総額は7兆円を超えコンビニ業界と並び、扱う商品も幅広い。

ほんの40年前、飲料は駄菓子屋や酒屋、たばこはたばこ屋、切符は駅員が販売していた。自販機の急速な普及の裏に隠れた企業と人間のドラマを、丹念な取材をもとに描いたのが本書だ。

現在業界首位の富士電機が背水の陣で自販機ビジネスに取り組んだ背景には家電での失敗があったという。大阪万博で本格デビューした自販機を珍しげに使う消費者を前に、技術者らが「使いやすい機械づくり」に目覚める場面は感動を呼ぶ。三菱重工業の本格参戦と撤収をはじめ松下、三洋、サンデンなど各社の動きが立体的に描かれ飽きさせない。

ロッキード事件関係者の登場、「白色ベンダー」問題など、社会的事件と自販機との意外な関係も面白い。本書の底流にあるのは日本に自販機ビジネスを確立させようともがく人々の情熱と人間くささだ。自販機の世界は「アウトサイダー」たちが作った、と著者。自由と活気こそが新ビジネスを生み、企業を発展させるという視点は企業論としても示唆に富む。

■2007/06/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

チャレンジ精神の源流―プロジェクトXの経営学
チャレンジ精神の源流―プロジェクトXの経営学佐々木 利廣

ミネルヴァ書房 2007-03
売り上げランキング : 40678


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

NHKの人気番組の面白さはどこにあったのか。戦略論、組織論、リーダー論、マーケティング論など、様々な経営学的手法を駆使してその秘密を解き明かす。

■2007/06/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

スーパー上司力!―突然部下が輝きだす40の魔法の仕掛け
スーパー上司力!―突然部下が輝きだす40の魔法の仕掛け酒井 英之

アーク出版 2007-05
売り上げランキング : 103086

おすすめ平均 star
star久しぶりに感動したビジネス書
star現場の知恵がつまった1冊
star内容満タンの一冊です。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「突然部下が輝き出す40の魔法の仕掛け」。部下のモチベーションを高め、職場に活気を取り戻すための方策は。上司の工夫次第でできる身近な手法を紹介する。

■2007/06/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

オバサンの経済学
オバサンの経済学中島 隆信

東洋経済新報社 2007-04
売り上げランキング : 7484

おすすめ平均 star
starオバサン≠おばはん

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

平日の映画館やレストランに押し寄せ、貴重な労働力として活躍し、日本経済をしっかり支える「オバサン」たち。その行動や心理、ライフスタイルを経済学的に分析する。

■2007/06/08, 日経流通新聞MJ, 14ページ

インターナル・マーケティング―内部組織へのマーケティング・アプローチ
インターナル・マーケティング―内部組織へのマーケティング・アプローチ木村 達也

中央経済社 2007-05
売り上げランキング : 136952


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

製品開発、販売、顧客サービスといった企業活動には組織内の連携が欠かせない。その統合に必要な「インターナル・マーケティング」の役割を詳細に解説。

■2007/06/08, 日経流通新聞MJ, 14ページ

君に伝えたいビジネス行動原則98―超優良企業トップが贈る、最前線を生き抜くための「仕事の基本」
君に伝えたいビジネス行動原則98―超優良企業トップが贈る、最前線を生き抜くための「仕事の基本」佐藤 和明

実務教育出版 1996-07
売り上げランキング : 969437

おすすめ平均 star
star新入社員の方へ(特に営業職)
star新入社員の方へ(特に営業職)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日本フードサービス協会のまとめる外食売上高は最悪期を脱し、徐々に上向いてきている。だが、競合が緩んだわけではない。新機軸を次々に打ち出していかなければ落後者となってしまう。そんな外食産業を生き抜くアイデアが詰まっているのが同書である。

プロの料理人が作る料理を楽しめ、日本のデパ地下にも多大な影響を及ぼしたとされる総菜店「イーチーズ」や、グルメな大人のためのハンバーガー・チェーンを目指した「ファドラッカーズ」……。米国でユニークな店舗を次々に開発、「業態開発の天才」「天才コンセプトメーカー」と呼ばれ、世界中のフードビジネス関係者から熱い視線を集める異色のレストラン経営者、フィル・ロマーノ。顧客をあっと言わせる店舗作りやユニークなプロモーションのコツ、斬新なアイデアを実現するための注意点を、自らの半生を振り返りつつまとめている。

9歳の息子のために、自分がやってきたことをすべて書き残しておきたいとの動機からスタートしているだけに、数々の失敗した事例などについても触れ、かつやさしい文章で書かれているのも特徴。

企画やアイデアがモノをいう仕事をしている人や起業家を目指す人たちにも得る所は多い。

■2007/06/08, 日経流通新聞MJ, 14ページ

再生したる!―ドキュメント「マイカル復活」1500日
再生したる!―ドキュメント「マイカル復活」1500日加藤 鉱

ビジネス社 2007-05
売り上げランキング : 3430

おすすめ平均 star
star流通業界への鋭い視線

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は『ドキュメント「マイカル復活」1500日』。2001年9月、民事再生法を申請して経営破綻したマイカルが、イオンの支援のもとで再建を果たすまでの軌跡を、多数の関係者の証言を基に解き明かした。

マイカルは混乱の極みの中で破綻へと進んでいく。巨大な企業が倒れる瀬戸際に立つ人々の思惑が入り乱れ、壮絶なドラマが繰り広げられる。それぞれの店舗、すなわち現場の最前線に立つ従業員は、商品券のひき換えに来る顧客や商品の引き揚げを図る取引先との対応に追われる。

イオンが支援企業に決まり、マイカルの再生はスタートする。負の遺産の一掃と、従業員の意識改革が再生のための大きな柱だ。経営が傾いてから、各店に積もり積もったデッドストックを一気にセールで販売。取引先を集めた説明会で支払いサイトの延長を依頼する。従業員に改めてチェーンストア理論を学ばせたり、覆面調査によって各店のサービス水準の向上を図ったりする。

企業再生というと、いかに不採算事業を整理し、店舗や従業員のリストラを行うかに耳目が集まる。しかし、真の再生はそこで働く人たちすべての活力をどう引き出していくかが最大のポイントであることが分かる。企業価値とは何か、を改めて考えさせてくれる。

■2007/06/01, 日経流通新聞MJ, 18ページ

日本マーケティング史―生成・進展・変革の軌跡
日本マーケティング史―生成・進展・変革の軌跡森田 克徳

慶応義塾大学出版会 2007-04
売り上げランキング : 263176


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

過去100年間の日本企業のマーケティングを検証。森永製菓、サントリー、日清食品、花王などの例を挙げ、外部環境の変化に対応することの重要性を説く。

■2007/06/01, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ファン・マーケティング―Web2.0時代のマーケティング戦略
ファン・マーケティング―Web2.0時代のマーケティング戦略上田 真弓

毎日コミュニケーションズ 2007-03
売り上げランキング : 218049

おすすめ平均 star
starファン・コミュニティには「ビジターから長老?!」「儀式?!」
starコミュニティをマーケティングしよう
starファンマーケティングの解説書?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

成功しているファン・コミュニティーの共通点は何か。マス広告の効果が薄れ、クチコミで消費者が動く時代に必要な仕掛けづくりのノウハウを、具体的な成功例をもとに分析。

■2007/06/01, 日経流通新聞MJ, 18ページ

感じるマネジメント
感じるマネジメントリクルートHCソリューショングループ

英治出版 2007-04-20
売り上げランキング : 1039

おすすめ平均 star
starつながりが生み出す力、 つながりを生み出す力
starビジネス書を初めて読む人へ
star余白にこそ意味がある。書かぬことにこそ価値がある。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

熱狂する社員 企業競争力を決定するモチベーションの3要素
熱狂する社員 企業競争力を決定するモチベーションの3要素デビッド・シロタ スカイライトコンサルティング

英治出版 2006-02-02
売り上げランキング : 9890

おすすめ平均 star
starモチベーションの複雑さに、シンプルに挑む一冊
star豊富な事例と生の声
star「公平感」「達成感」「連帯感」

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最強集団ホットグループ奇跡の法則―成果を挙げる「燃えるやつら」の育て方
最強集団ホットグループ奇跡の法則―成果を挙げる「燃えるやつら」の育て方ジーン・リップマンブルーメン ハロルド J.レヴィット 上田 惇生

東洋経済新報社 2007-03
売り上げランキング : 15181

おすすめ平均 star
star感情的な表現がくどい
star品がないけど言ってることは正しい
star久々に熱い本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

『熱狂する社員』『ホットグループ』と最近「個々の働き手のモチベーションこそが、企業の競争力を決定する」、またそういった「高いモチベーションを持った人材をいかに育てるか」といった視点からの良書がヒットした。双方ともに多くの企業への取材からまとめ上げられた翻訳書である。この『感じるマネジメント』はこれら翻訳書に並ぶ、しかも「日本的なOJT」をも柔軟に取り入れた組織文化の提起書となっている。

理念は、具体的な情景を持った物語として語り継がれ、「内省」を誘発し、個々人との「つながり」が見いだされ、行動を通じて表現される。全社員で理念を共有するには、どうしたらよいのか? 物語をどのように紡ぎ、どのように語り、共感を得るにはどうすれば良いか? 自動車部品メーカー「デンソー」と著者たちのプロジェクトの物語を中心に、企業・宗教・芸術と答えを求めての取材は多方面にわたる。

ここでは多くの対話が展開されている。多くの問いかけは取材での、また主人公たちの間でのものだが、常に読者である私たちにも向けられている。すぐれた物語は内省され、人を行動へと駆り立てるのだとすれば、この本自体がその良い例証となっている。

■2007/05/25, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」
ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」ジャック ウェルチ スージー ウェルチ 斎藤 聖美

日本経済新聞出版社 2007-04-20
売り上げランキング : 3065

おすすめ平均 star
starウェルチならではのパワーが今ひとつ...
star素晴らしい内容ですが、ちょっと対象がぼやけているような

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

様々な年代や階層からの71の質問に、真摯(しんし)にストレートに答えるウェルチの言葉。あらゆる世代への自己啓発書として良質の本。

■2007/05/25, 日経流通新聞MJ, 18ページ

何が時代を動かすのか―ポスト消費社会の価値観を求めて [携書]
何が時代を動かすのか―ポスト消費社会の価値観を求めて [携書]栗田哲也

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-05-18
売り上げランキング : 20094


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ポスト消費社会の価値観を求めて』栗田哲也著 この数十年の価値観の変動を踏まえ、時代を動かしてきた要因を探り、未来を予測する。

■2007/05/25, 日経流通新聞MJ, 18ページ

黒リッチってなんですか?―日本のニューリッチ「富裕四族」を徹底研究
黒リッチってなんですか?―日本のニューリッチ「富裕四族」を徹底研究博報堂お金持ち勉強会

集英社 2007-04
売り上げランキング : 46099

おすすめ平均 star
star売り手の話がおもしろい

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

金融機関はもとより、旅行会社やホテルなどサービス業、飲食業、小売業まで、あらゆる業種が富裕層向けのビジネスに乗り出す事例が目立つ。それと歩調を合わせ、富裕層をテーマにした書籍も増えてきた。

本書はストックよりもフローに着目し、世帯年収2000万円以上を富裕層と幅広に定義。実際に当てはまる人々に数多くインタビューすることによって、その生活や考え方、消費を解き明かした。

消費スタイルからみた富裕層の分類は4つ。表題にもなっている「黒リッチ」は、クレジットカードでゴールドの上のブラックを持っているような人を指し、全方向に豪華消費をして自己顕示欲も強い。「隠れリッチ」は、全方向に消費をするが顕示欲が弱い層。「守リッチ」は富裕層の家に生まれ、派手な金遣いはしないがもともとのベースが違う。「一点リッチ」は他の3族に比べると世帯収入が少ないことから、限定的な消費をする。

富裕層といっても、決してひとくくりでは語れないことが、豊富な事例やデータ、プライベート写真などで明らかにされる。富裕層同士のネットワークが形成され、それが新たなビジネスの基盤になっていることも分かる。「日本のニューリッチ『富裕4族』を徹底研究」の副題にふさわしい中身。

小売国際化プロセス―理論とケースで考える
小売国際化プロセス―理論とケースで考える矢作 敏行

有斐閣 2007-03
売り上げランキング : 35912


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

丹念な聞き取り調査と最新のデータに基づき、小売業の海外進出と現地での適応化について詳細に検討。小売業の国際化についての新たな理論を提示した。

■2007/05/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

いまどき! 経済用語の新常識
いまどき! 経済用語の新常識山崎 元

小学館 2007-04-06
売り上げランキング : 132926


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

OB、イノベーション、インフレ・ターゲット、合計特殊出生率、MBO――。25のキーワードを入り口に、今のニュースの焦点を分かりやすく紹介。ていねいな用語解説付き

■2007/05/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

コトラーを読む
コトラーを読む酒井 光雄

日本経済新聞出版社 2007-04-14
売り上げランキング : 5907

おすすめ平均 star
star大著を読む時間の無い方へ
star実践向けマーケティングの大掴みに向く
star社員教育のテキストとしても使える

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

フィリップ・コトラーは言わずと知れたマーケティングの大家。流通・サービス業で働く者としてはぜひ、一読しておきたいものだ。本書は忙しいビジネスパーソン向けにエッセンスを抜き出し、わかりやすくまとめた。

ユニークなのは、日本の事例を使いながらコトラーの考え方を説明し、理論をどう使えば実際の課題を解決していけるのかを明示している点だ。例えば、新製品開発については、「製品が高品質であること」「社内と役員の協力が得られていること」「市場と顧客を十分に理解していること」など、コトラーの提唱する成功率を高める条件についてまず説明。その上で、「あなたがアイスクリームのマーケティング担当者で、新製品の開発を任されたらどう行動すべきか」を、理論を使いながら具体的に示していく、といった具合だ。コトラーの理論のポイントがより具体的につかめると同時に、ビジネスにどう生かしていけばいいのかが分かる。

競争戦略理論のカリスマとされるマイケル・ポーターについて、同じような手法で考え方をわかりやすく具体的に説明した『ポーターを読む』(西谷洋介著、872円)も、同じ日経文庫から同時刊行されている。こちらも目を通しておきたい一冊である。

■2007/05/11, 日経流通新聞MJ, 23ページ

顧客満足経営事典
顧客満足経営事典常盤 猛男

ファーストプレス 2007-04
売り上げランキング : 17460

おすすめ平均 star
star直訳本でない、初めての「日本語版CS」の全貌、ここに

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

顧客満足経営を実現するために必要な経営理論やマーケティング手法、品質管理手法を100のキーワードで解説。赤福、ディズニー、サウスウエスト航空などの事例も交えて説明する。

■2007/05/11, 日経流通新聞MJ, 23ページ

プロフェッショナルな修理
プロフェッショナルな修理足立 紀尚

中央公論新社 2007-03
売り上げランキング : 19179


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

桶や仏壇を直す職人、スクーターのレストア、再生パソコンほか、修理・再生ビジネスの現場をルポ。「ものづくり」についての新たな視点が得られる。

■2007/05/11, 日経流通新聞MJ, 23ページ

流通革命の真実―日本流通業のルーツがここにある!
流通革命の真実―日本流通業のルーツがここにある!渥美 俊一

ダイヤモンド社 2007-03-09
売り上げランキング : 1955

おすすめ平均 star
starなぜ日本の大手チェーンは駄目になった

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者は、家業ではなく近代産業としての流通業を志向する経営者などが集まる「ペガサスクラブ」を主宰し、チェーンストア理論を日本に導入、普及させた経営コンサルタント。読売新聞記者からの転身に始まる著者の半生と、日本のチェーンストアの発展を重ねつつ、流通業の歴史と課題を読みやすくまとめている。

当時の日本の消費者にとって買い物は苦痛だった、と第1章「セルフサービスの誕生」で著者は振り返る。買い物とは値段と品質が見あっているか「売り手にだまされるんじゃないか」という不安と焦燥に駆られる行為だったからだという。その不安から消費者を解放するのがセルフサービス。しかし日本のセルフ店は「いまだに不完全」だと著者の目には映る。

リストラを遅らせる経営トップの罪。なぜ欧米型ディスカウントストア経営が日本でできないのか。バイヤーの欠点。PB開発失敗の理由。黎明(れいめい)期から一貫して流通業の経営と実務の現場を見てきた人間の厳しい指摘には説得力がある。

終章で著者は「チェーンストア産業づくりは格差解消のための社会革命、社会運動だった」と総括する。格差拡大が指摘される今、これからも「真実のチェーンストア産業の育成を目指す」という著者の姿勢は一貫している。

■2007/05/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

やりたい仕事で幸せになる!―名古屋女性・起業独立100の物語
やりたい仕事で幸せになる!―名古屋女性・起業独立100の物語ウィメンズドリームプロジェクト

あさ出版 2007-04
売り上げランキング : 35170

おすすめ平均 star
star元気がでました
starこの1冊に100のメッセージ!!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

名古屋圏の女性起業家100人を紹介。古民家の買い取り販売、富裕層向けハウスクリーニング、女性の力になる探偵社などヒントが満載。

■2007/05/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

百年前の私たち――雑書から見る男と女
百年前の私たち――雑書から見る男と女石原 千秋

講談社 2007-03-16
売り上げランキング : 6699


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「二流知識人」による一般読者向け書物をもとに、大衆の本音を描く。「毅然(きぜん)とした明治人」といったイメージのウソ、脳ブームなど今も見られる流行現象の繰り返しなどが明らかに。

■2007/05/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い
投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞いマイケル・J・モーブッシン 川口 有一郎 早稲田大学大学院応用ファイナンス研究会

日経BP社 2007-02-22
売り上げランキング : 1509

おすすめ平均 star
star専門職大学院の一つのあり方を示す書かも。
star行動ファイナンスに食傷気味の方へ
star興味深いが・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ある古生物学者によれば株式市場の発達と生物進化を示す化石記録の間には明白な類似点があるそうだ。また、著者は人の脳の発達過程にも類似がみられるという。

サンタフェ研究所の研究成果が世に出始めて以来「複雑系」「学際的研究」という概念も、一般的に取り入れられるようになってきた。著者も同研究所の株式市場に関する研究モデルによってそれまで学んだファイナンスに関する知識を再検討せざるを得なかったという。

複雑な世界のダイナミックな動きをそのまま研究するこの手法の実証データは現実の世界の動きとよく合致する。また、異なるジャンルの事象が似通った動きを示すことも突き止められている。

本書も、ファイナンス理論だけではなく、生物学、心理学、統計学など様々な研究成果を援用しながら投資家の利益を最大にする手法を模索している。

著者はこれらのエッセイ群を長期投資に焦点を当てて書いたが、ある日気付くと短期トレーダーはもとよりギャンブラーにまで活用されている事を知り驚いたという。マーケター、企業の経営者など最大の投資効果を考える全ての人に勧めたい。

■2007/04/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器―なぜ、人は動かされるのかロバート・B・チャルディーニ 社会行動研究会

誠信書房 1991-09
売り上げランキング : 359

おすすめ平均 star
star影響力のウェポン
starよくまとめられてるゆえに、買わなきゃよかった
starまさかこの本が・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

人はどのように買う(実は買わされる)のか。セールスマンや募金勧誘者等の手法を分析、人の6つの行動性向に基づいて解き明かす。

■2007/04/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

iPodは何を変えたのか?
iPodは何を変えたのか?スティーブン・レヴィ 上浦 倫人

ソフトバンク クリエイティブ 2007-03-29
売り上げランキング : 2147

おすすめ平均 star
star功績

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「開発者の愛の結晶のように見える製品を作れる企業は、アップル以外に存在しない」。スティーブ・ジョブズとiPodが世界を変えた。

■2007/04/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

そうだったのか!団塊マーケット―本気で取り組むビジネス戦略
そうだったのか!団塊マーケット―本気で取り組むビジネス戦略松本 すみ子

経済法令研究会 2007-03
売り上げランキング : 390106

おすすめ平均 star
star団塊ジュニアから一言
star団塊を知る上で役立ちそう

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2007年から、団塊世代は退職の時期を迎える。過去にも様々なムーブメントを起こしてきたこの世代が、仕事から解放されて自由な時間を手に入れたとき、どんな消費行動をとるのか、今注目の的だ。

本書は、豊富な事例やデータを基に、団塊世代の実像に迫った。この世代が生まれてから現在まで、どんな意識を持ち、行動してきたかを振り返り、今後を予測する。金融、旅行、教育、スポーツなど、各分野別に既に立ち上がっている団塊向けの商品やサービスを概観し、今後何が必要とされるのか占う。団塊世代向けのビジネスを考えている企業や個人にとって、最適の入門書といえる。

本書があぶり出すのは、手に入れた自由な時間を有意義に使おうとする活動的な団塊世代の姿だ。ファッションや流行に関心が高く、携帯電話やインターネットも自由に使いこなす。社会に貢献したいという意欲も旺盛だ。例えば旅行では、かつての「カニ族」よろしく、一人で気ままな旅を楽しむ層があらわれると予測する。音楽でも、ただ聴くだけではなく自分で楽器を演奏する“参加型”のニーズが増えると説く。

従来型の「シニア向け」プランの枠には収まりきれない新たな需要が発生するという見方は新鮮だ。団塊世代への期待が膨らむ。

■2007/04/20, 日経流通新聞MJ, 18ページ

超現場主義―オーエムシーカード「いきいきフロントライン」への挑戦
長崎 昇 (著)

現場が強い会社が顧客を満足させる。オーエムシーカードの実践事例をもとに、あるべきCS(顧客満足)経営の姿を探る。

■2007/04/20, 日経流通新聞MJ, 18ページ

強い会社は「周辺視野」が広い
強い会社は「周辺視野」が広いジョージ S.デイ ポール J.H.シューメーカー 三木 俊哉

ランダムハウス講談社 2007-04
売り上げランキング : 2608


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

複雑で変化の早い今の時代。視野の中心にはない、未来のチャンスとリスクをいち早く察知する方法をていねいに解説

■2007/04/20, 日経流通新聞MJ, 18ページ

よき経営者の姿
よき経営者の姿伊丹 敬之

日本経済新聞社出版局 2007-01
売り上げランキング : 4097

おすすめ平均 star
star良くも悪くもバランスの取れた本
starこれから経営者になる人は読むべき本
star経営学者も‘ごっこ’が多い

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「最近の若者は……」。新入社員を迎えるこの時期、会社のあちこちで漏れる言葉だが、昨今は「最近の経営者は……」という声もよく耳にするようになった。

相次ぐ企業不祥事に加え、中小企業では代替わりの時期を迎えて後継者問題が浮上、経営者の行動、資質への関心が急速に高まっているからだ。本書は、日本有数の経営戦略研究者である筆者がまとめた辛口の経営者論である。

経営者は本来、リーダー、代表者、設計者の3つの役割を果たし、分配者、教育者、哲学者の3つの顔を持つべきだが、その条件を満たす人は年々減っている。

ではどうしたらいのか。批判にとどまらず、解答まで踏み込んでいるのも本書の特徴である。例えば後継者の育成。選抜の段階では、結果の正確さより結果の納得性を重視すべきという。

俎上(そじょう)にのぼるぐらいになれば、能力にそう違いはなく、選ばれたと意識をもった瞬間から育つ気概と義務感を持つからだという。

経営者の引き際については、「派手な行動を好む」「決断のタイミングがずれる」などの予兆が出てきたら即座に準備に取り掛かれ、といった具合。

リーダー論も展開しており、幹部候補生にお勧めの書である。

■2007/04/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ,

サービス・ストラテジー
サービス・ストラテジージェームス・トゥボール 小山 順子 有賀 裕子

ファーストプレス 2007-03-13
売り上げランキング : 17173


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

サービス戦略が必要なのはサービス業だけではない。モノづくりを含めてサービスを再定義し、多数のツールを用いて有効な戦略立案のための手法を解説する。

■2007/04/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ,

新幹線ガール
新幹線ガール徳渕 真利子

メディアファクトリー 2007-03
売り上げランキング : 1412

おすすめ平均 star
starさわやかな読後感
starぜひ手にとってみてください!
starどうしたらこんなに売れるのか? もうちょっと掘り下げてほしかった。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アルバイトのワゴン販売員から正社員になり、すぐに平均値の3倍の売り上げを記録した客室乗務員が、自らのサービスの原点と成功の秘訣を語る。

■2007/04/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ,

ヒット商品を最初に買う人たち
ヒット商品を最初に買う人たち森 行生

ソフトバンク クリエイティブ 2007-03-16
売り上げランキング : 785

おすすめ平均 star
star現状分析や採るべき戦略が見えてくる
starイノベータ理論のニュースタンダード本です

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

マーケティングの基本理論の一つに、消費者をイノベーター、アーリーアダプター、フォロワーに3分類する手法がある。自分の感覚を基準に動くイノベーター(革新的採用者)がまず新商品に飛び付く。それを見たアーリーアダプター(初期採用者)がまねをして購入する。

周りに商品が普及し、「買ってもバカにされない」状況になって初めて購入する慎重な多数派がフォロワー(多数採用者)。日本ではそれぞれ人口の「10―12%」「15―35%」「60―70%」を占めるという。このうちイノベーターに焦点を当て分析したのが本書だ。

面白いのは「女子高生」「マニア」「オタク」に期待するなと提言しているくだり。女子高生が影響力を持つ分野は限られる。ニンテンドーDSやiPodは当初ゲームや音楽のマニアから見下されていた。デジカメを普及させたのも画質にこだわりを持たない普通の人々だった。そんな具体例が次々に登場する。へルシア緑茶のイノベーターは中高年男性だったが、実際の主力購入者は女性との実例も示唆に富む。

イノベーターが離れた商品は衰退すると著者は言い、具体的な商品や企業名を本書内でいくつか指摘している。これらの商品や企業が予言通りの道をたどるかも今後、要注目だ。

■2007/04/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

共感ブランディング 顧客の心を巻き込むポッドキャスティング徹底活用術
共感ブランディング 顧客の心を巻き込むポッドキャスティング徹底活用術鷲尾 和彦

講談社 2007-03-27
売り上げランキング : 48799

おすすめ平均 star
starポッドキャスティング再考
starまだまだ可能性を秘めたメディア

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

音声配信サービス「ポッドキャスティング」を活用したマーケティングを詳しく紹介する。個性で心をつかむには声による語りかけが有効という論には説得力がある。

新富裕層プロファイリング―キューブリッチを狙え!
新富裕層プロファイリング―キューブリッチを狙え!鶴岡 謙吾

ダイヤモンド社 2007-03-08
売り上げランキング : 5260

おすすめ平均 star
star新富裕層について最も解りやすく解説された一冊
star思わず妄想しました
star21世紀のキーワード

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

土地持ちの旧富裕層と異なりフロー重視の新富裕層。その中でも上層のスタイルにあこがれる年収1500万円クラスの下層多数派=「キューブリッチ」を狙えと説く。

■2007/04/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2007年3月2日~3月30日

最強集団ホットグループ奇跡の法則―成果を挙げる「燃えるやつら」の育て方
最強集団ホットグループ奇跡の法則―成果を挙げる「燃えるやつら」の育て方ジーン・リップマンブルーメン ハロルド J.レヴィット 上田 惇生

東洋経済新報社 2007-03
売り上げランキング : 1448

おすすめ平均 star
star組織人には一読の価値あり
star強い組織・チームを作るための基本的事項が整理されていて、特に入門書として最適です。
star納得!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

景気回復が言われながら、個々にはその実感に乏しく、今後の所得が安定的に増えて行く保証もない。「ワーキングプア」がキーワードとなるこの時代に、組織の中でどうモチベーションを向上させるか、リーダーシップのスタイルはどうあるべきか?組織のあり方自体どうあるべきなのか?

本書は、組織のあり方の概念の転換の必要性について具体例を挙げつつ説き起こす。

「ホットグループ」とは組織図上の一単位でも、委員会の名称でもなく、メンバーに共有されるミッション中心の「心のあり方」である。スピードと革新の時代にこそ、ホットグループのような適応力と創造性にあふれた集団が必要とされる。

今までむしろ危険分子であり、余計者であった彼らを育み、根付かせる組織とは?彼らを育成し、ミッションの達成に集中させるリーダーシップのあり方とは?短い章割りの中に多くのヒントが盛り込まれ、テンポ良く読ませる。

しかし、「ホットグループ」とはこの本で何度も語られるように「心のあり方」であり、「概念」である。これを血肉あるものにするのは、やはり私たちの知恵である。

■2007/03/30, 日経流通新聞MJ, 22ページ

芸能をビッグビジネスに変えた男 「ジャニー喜多川」の戦略と戦術
芸能をビッグビジネスに変えた男 「ジャニー喜多川」の戦略と戦術小菅 宏

講談社 2007-03-23
売り上げランキング : 17897


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

次々と人気グループやヒット曲を生む、人材の発掘からチーム構成。さらにマーケティング、ブランディングの妙。考えてみればなぜ類書がなかったのか不思議なほど。

■2007/03/30, 日経流通新聞MJ, 22ページ

リーダーシップの旅 見えないものを見る
リーダーシップの旅  見えないものを見る野田 智義 金井 壽宏

光文社 2007-02-16
売り上げランキング : 1573

おすすめ平均 star
star理念型おとぎ話
starリーダーシップの本質に迫る
star生きる上での指針

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

旅を経て見出されるリーダーシップの本質。即効性のある本ではないが、しかし今の時代にこそじっくりと味読されるべき本だろう。

■2007/03/30, 日経流通新聞MJ, 22ページ

チーム・キットカットのきっと勝つマーケティング―テレビCMに頼らないクリエイティブ・マーケティングとは?
チーム・キットカットのきっと勝つマーケティング―テレビCMに頼らないクリエイティブ・マーケティングとは?関橋 英作

ダイヤモンド社 2007-02-17
売り上げランキング : 2362

おすすめ平均 star
starクリエイター視点のマーケティング

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

テレビCMは長く、時代を映す鏡と言われてきた。しかし、最近は印象に残るCMが減っていないだろうか。消費者は賢くなり、企業が一方的に発信する情報には簡単に踊らされなくなっている。

本書には、そんな現代に通用するマーケティングのヒントが詰まっている。元外資系広告代理店の副社長で、クリエーティブ部門の責任者としてネスレコンフェクショナリーのチョコレート「キットカット」のブランド刷新にかかわった著者が、その手法を紹介した。

認知度は高いが関心が薄いブランドをどう立て直し、主要なターゲットとする高校生の心をいかにつかむか。クライアントと広告代理店の壁を越えて結成されたチームが、アイデアの限りをぶつけ合う。そこから生まれてきたのが、媒体の垣根にこだわらない斬新なマーケティング手法だ。受験生が泊まるホテルに応援メッセージとチョコを贈り、卒業式に突然ライブイベントを行い、インターネットで短編映画を流す。豊富なアイデアの中から次々と生まれる仕掛けが消費者の心をつかんでいく過程は、一編の小説を読んでいるようにわくわくさせる。

現在のマーケティングに必要なのは、前例にとらわれない柔軟な発想とチーム力であることを改めて教えてくれる。

おしゃべり力―主婦のホンネが常識を変える!
おしゃべり力―主婦のホンネが常識を変える!堤 香苗

幻冬舎メディアコンサルティング 2007-01
売り上げランキング : 7188

おすすめ平均 star
star多彩な事業展開に天晴れ
star元気になれる
star目からうろこ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「主婦のホンネが常識を変える!」。元気な主婦たちのコミュニケーション力が市場を動かし、新たな商品を生み出す。豊富な事例やデータを元に、口コミマーケティングを実践している主婦のパワーを検証。

NAKANO ANTENNA―ALL DESIGNED BY PLAY SET PRODUCTS
NAKANO ANTENNA―ALL DESIGNED BY PLAY SET PRODUCTS中野 シロウ

ゴマブックス 2007-03
売り上げランキング : 9817


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

数々のかわいいキャラクターを生み出してきたデザインチームの代表が、コラボレーション相手との対談を通じ発想術を披露。

■2007/03/23, 日経流通新聞MJ, 18ページ

EQ入門―対人能力の磨き方
EQ入門―対人能力の磨き方高山 直

日本経済新聞出版社 2007-02
売り上げランキング : 6840

おすすめ平均 star
star参考になりました

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

成果主義の浸透やここ数年の採用減などで、変調をきたす職場が増えてきている。こうした状況への切り札とされるのがEQだ。感情を上手に管理し、問題解決などを図る能力のことで、対人コミュニケーションを円滑にし、リーダシップ育成強化にも役立つとされるだけに注目度は高い。

残念なことに、解説書には翻訳物が多く、理論的な説明に多くを割くものが大半だった。日本でのEQの普及に努めてきた第一人者がこの点を憂慮し、入門書の決定版としてまとめたのが同書である。中でも著者が力を注ぐのは、EQをいかに実践に役立てるか。個々人が潜在的なEQ能力を持っていても、成果につながらなければ意味がないからだ。

EQとは何かを、日常の会話などを使いながら分かりやすく説明。さらに「自分の今の気持ちをできる限り正確に表現するよう努めると、感情の識別・理解能力を高めることができる」「楽しいことを考え、どんな場面でウキウキするか、またその明るい気持ちがどのぐらい長続きするかなどを調べたりすると感情の利用能力が強化できる」など、すぐに始められるEQ能力の鍛え方を具体的に示していく。チェックシートで、現在のEQ能力を調べるのも面白い。

■2007/03/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

吉野家安部修仁逆境の経営学
吉野家安部修仁逆境の経営学戸田 顕司

日経BP社 2007-03
売り上げランキング : 11950


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

牛丼販売中止という最大の逆境を、吉野家はどうくぐりぬけたのか。リスクマネジメント、ブランディングなどテーマ別に社長が語る、実践的な経営学講義。

■2007/03/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実
あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実ピエトラ リボリ Pietra Rivoli 雨宮 寛

東洋経済新報社 2006-12
売り上げランキング : 1202

おすすめ平均 star
star自由貿易と雇用維持
star真に強靭なグローバリズム

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Tシャツの一生を通じてグローバル化の本質に迫る。「本当の意味で自由貿易に出合うのは古着になってから」などの指摘は示唆に富んでいる。

■2007/03/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

働くパパのための「幸福な家族」のつくり方
働くパパのための「幸福な家族」のつくり方あいはらひろゆき 読売広告社ネオパパ研究プロジェクト

日経BP社 2007-02-15
売り上げランキング : 8514


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

雑誌が売れない時代に気を吐くのが「教育系キッズ誌」だと著者は語り始める。代表格の「プレジデントファミリー」は20万部を販売。異性にモテることではなく家族に好かれることをテーマにした高級男性ファッション誌(「オーシャンズ」)も登場した。

男たちの目が家族、とりわけ子育てに向き始めた。終身雇用の崩壊と米国流の「終わりなき競争社会」の到来で、一部のエリートを除きビジネスマンが過酷な競争から距離を置き、家族に居場所を見いだし始めたことの表れだというのが著者の分析だ。階層間格差の拡大と少子化で、ひと時代前は当たり前のことと見られた「子どもを幸福に育てること」、それ自体があこがれの対象になったという面もあるという。

本書は彼らを「ネオ(新しい)パパ」と名付け、仕事優先の「オールドパパ」と比較して消費、価値観、ライフスタイルがどれほど違うか、調査をもとに描き出す。積極的に子どもと一緒にいろいろなことを体験したい。高いレベルの教育を受けさせたい。本やスポーツ用品、ブランド物の服を買い与えたい。そんな欲求が旺盛なのがネオパパだとしている。  今後も拡大が見込まれる「父子市場」攻略に必須の一冊。

■2007/03/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者
成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者レイ A.クロック ロバート・アンダーソン 野崎 稚恵

プレジデント社 2007-01
売り上げランキング : 52

おすすめ平均 star
starテンポの良さと光る言葉
star確かインドにもあったかも
starマクドナルド創業者の熱い生き方が勇気をくれます

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

マクドナルドを世界的チェーンに育てたレイ・クロック氏の自伝。本書からくみ取るべき教訓を柳井正氏が巻末で解説しており有益。

■2007/03/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

借りまくる人々―クレジット依存症社会の真実
借りまくる人々―クレジット依存症社会の真実ジェイムズ D.スカーロック 中谷 和男

朝日新聞社出版局 2007-02
売り上げランキング : 50866


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

消費のために借金まみれになる米国の消費者たちの実像をルポ。気鋭のドキュメンタリー映画監督が、高い評価を得た自作を自らの手で活字化した。

■2007/03/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!
「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!馬場 康夫 ホイチョイ・プロダクションズ

講談社 2007-01-20
売り上げランキング : 777

おすすめ平均 star
star泣かす
starすばらしい名著
star映画の宣伝なんてとんでもない、歴史本として秀逸

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ディズニーランドが日本に来た!』馬場康夫著 「シャボン玉ホリデー」「11PM」「大阪万博」そして「東京ディズニーランド」。日本のエンターテインメントを作ってきた男たちの物語。

■2007/03/02, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「法令遵守」が日本を滅ぼす
「法令遵守」が日本を滅ぼす郷原 信郎

新潮社 2007-01-16
売り上げランキング : 98

おすすめ平均 star
star真のコンプライアンスを明かしてくれる本
starコンプライアンスに違和感を感じている人へ
star誰だ!「コンプライアンス」を「法令遵守」と訳したのは!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最近の企業不祥事の多くは法令やその運用が経済実態と乖離(かいり)していることが背景になっていると指摘。遵守(じゅんしゅ)すべき法令の不備を解き明かす。

■2007/03/02, 日経流通新聞MJ, 18ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2007年1月12日~2月23日

地域再生の条件
地域再生の条件本間 義人

岩波書店 2007-01
売り上げランキング : 3878

おすすめ平均 star
star見聞事例をもっと出した方がよかった。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

地方都市の駅に降り立ち、そこが「駅前繁華街」というイメージから程遠く、閑散としていることに驚いた経験を持つ人は多いだろう。高齢化が進み、人口が減るこれからの社会で、地方が抱える様々な問題はさらに深刻化する可能性が高い。

本書は、空洞化が進む全国の地域の再生に何が必要なのか、足で稼いだ事例を元に探った。登場する地域はバラエティーに富んでいる。

徳島県の上勝町は、柿の葉やモミジ、南天の実と葉など日本料理に使う「妻物」を200種類以上生産することで、町おこしに成功している。三重県大台町宮川では、独自の取り組みで付加価値の高い木材を出荷し、林業の雇用を創出しつつある。衰退がいわれる一次産業でも、知恵と工夫次第では復活が可能なことがわかる。全国一律の思想に基づいた開発、他の地域をまねる横並びの発想ではダメだというのが本書の主張だ。

千葉県市川市では、市民税の1%を使って、住民が指定する特定非営利活動法人(NPO法人)や様々な施策に活用する「1%条例」を制定している。官に任せるのではなく、住民自らが地域の活性化に取り組むことが重要だという。地方を取り巻く環境は厳しいが、今後の活性化に一筋の光明を感じさせてくれる。

■2007/02/23, 日経流通新聞MJ, 18ページ

私はこうして全米ナンバーワンの営業マンになった―経験ゼロの「落ちこぼれ大リーガー」が極めたセールス術
私はこうして全米ナンバーワンの営業マンになった―経験ゼロの「落ちこぼれ大リーガー」が極めたセールス術フランク・ベトガー 箱田 忠昭

イースト・プレス 2007-01
売り上げランキング : 1035

おすすめ平均 star
star全米ナンバーワン営業マンの方法
starあの名著の続編!(実践編)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

元メジャーリーガーが営業マンとして成功した秘訣は。顧客へのアプローチ、プレゼン、クロージングの方法など具体例を満載。

■2007/02/23, 日経流通新聞MJ, 18ページ

中国ビジネス開花記
中国ビジネス開花記ジェームズ・マグレガー 三沢 洋

オープンナレッジ 2007-01
売り上げランキング : 2721


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

中国の新しい起業家像とはどのような人々なのか。豊富なケーススタディと具体的エピソードで中国でビジネスを展開する指針を示す。

■2007/02/23, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ユナイテッドアローズ心に響くサービス
ユナイテッドアローズ心に響くサービス丸木 伊参

日本経済新聞社出版局 2007-01
売り上げランキング : 973

おすすめ平均 star
star一瞬で読んじゃいました。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

接客サービスの重要性が叫ばれ、各社ともレベルアップに知恵を絞る。試行錯誤を形にし、その質を維持するのは至難の業だが、成功例がないわけでもない。

例えばセレクトショップのユナイテッドアローズ(UA)。

「洋服を試着している間に靴をぴかぴかに磨いてくれた」「買った服が気に入ったので着たまま帰ろうとすると、着ていた服にアイロンをかけて自宅に送ってくれた」--。

質の高い接客サービスで世界的に有名な米国の百貨店「ノードストローム」をほうふつとさせる数々の逸話を残す。

では、なぜUAは成功できたのか。40年近く小売・流通業を取材してきた同分野の専門出版社の社長が、その秘訣に迫ったのが同書である。

筆者が着目するのは、創業以来掲げてきた理念を集大成した「理念ブック」を作製、その理念の浸透に真正面から取り組んでいる点だ。

「マニュアルを覚えさせるのでは汎用性が欠く。だから理念が大切だが、こちらも浸透させなければ意味がない」という。

門外不出だった「理念ブック」の中身を開示しながら、取り組みを具体的に示しており、参考になる。

■2007/02/16, 日経流通新聞MJ, 14ページ,

ヒット率99%の超理論
ヒット率99%の超理論五味 一男

PHP研究所 2007-01-24
売り上げランキング : 1070

おすすめ平均 star
star「ありそうで、なかったもの」(一見すると、普通)が大事
star読み続けた者だけが勝者となる
starマジカル頭脳パワーの「ビジネス版」

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

視聴率20%=1000万人に支持されるための理論を、ヒット番組を生み出したTVプロデューサーが明かす。問題+分析で、とかくニッチに陥りがちな思考を刺激する。

■2007/02/16, 日経流通新聞MJ, 14ページ,

東京おさぼりマップ―リフレッシュスポット230件徹底ガイド
東京おさぼりマップ―リフレッシュスポット230件徹底ガイド東日本仕事と憩い研究会

山海堂 2006-12
売り上げランキング : 33752

おすすめ平均 star
starこれで、この価格は高すぎる。
starサボリーマンよ、本書を抱け

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

できる社員はリフレッシュがうまい。マンガ喫茶、ホテルのロビーから釣り堀まで、都内中心に息抜きスポットを紹介。著名人のワザも公開。

■2007/02/16, 日経流通新聞MJ, 14ページ,

路地からのまちづくり
路地からのまちづくり西村 幸夫

学芸出版社 2006-12
売り上げランキング : 150835

おすすめ平均 star
starなぜか、路地が面白い。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

路地歩きといえば懐古趣味混じりの趣味人のものというのが従来のイメージだった。路地裏立地の飲食店や路地を再現したフードパークも、昭和30年代ブームの一環として、懐かしさをアピールするような施設が多かったのではないか。

こうした懐古趣味ではなく、路地が都市に果たしてきた役割を体系的に解明しようという動きが広がっている。本書もそうした研究成果の一つだ。編著者である西村幸夫東大教授は「路地というテーマは20世紀的な都市計画の思想を逆転させ、21世紀のまちづくりの論理をつくる出発点になりうる」と説く。

執筆者は学者、建築家、自治体関係者など。決して堅苦しい本ではない。神楽坂、谷中、向島、祇園、空堀など各地からの報告はもちろん、論文部分も図面や写真などを添えた具体例がふんだんに紹介されており、全体を通じ読みやすい。

「いい話」ばかりではない。イベントなどを行うことで街歩きの外来者が増えた結果、物騒になったと旧来の住民からまちづくり事業の関係者が苦情を受けた体験を記したくだりは、この問題が抱える多様な側面について考えさせられる。基本的には生活者にとっての路地を論じた本だが、商業関係者にとっても学ぶべき点は多い。

■2007/02/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

下流同盟―格差社会とファスト風土
下流同盟―格差社会とファスト風土三浦 展

朝日新聞社 2006-12
売り上げランキング : 58340

おすすめ平均 star
star著者があわれにみえてくる
star日本崩壊の芽が巨大ショッピングセンターにあったとは
star世界を覆う現実

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

下流社会とファスト風土化の「同盟関係」を国内や欧米の現場から報告する。群馬県の太田駅前商店街が「全長700メートルのピンク街」に変身するまでのルポなど興味深い事例を豊富に紹介。

■2007/02/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

コンテナ物語ーー世界を変えたのは「箱」の発明だった
コンテナ物語ーー世界を変えたのは「箱」の発明だったマルク・レビンソン 村井 章子

日経BP社 2007-01-18
売り上げランキング : 3190

おすすめ平均 star
starもしもコンテナがなかったら・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コンテナ物流の普及は輸送コストを劇的に低下させ、貿易の増加と高速化をもたらし、生産、消費、経営のすべてを変えた。知られざる物流史を解き明かす。

■2007/02/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

欲望解剖
欲望解剖茂木 健一郎 田中 洋 電通ニューロマーケティング研究会

幻冬舎 2006-12
売り上げランキング : 49180

おすすめ平均 star
star面白い!
starマーケティングの未来
star考えるヒントがちりばめられています

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

マーケティングが欲望の科学なのだとしたら、この2人のコラボは現在最強のタッグか。最先端を行く脳科学とマーケティング論が“現代の姿”を描き出す。

■2007/02/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

「陰」と「陽」の経済学―我々はどのような不況と戦ってきたのか
「陰」と「陽」の経済学―我々はどのような不況と戦ってきたのかリチャード クー Richard C. Koo

東洋経済新報社 2006-12
売り上げランキング : 12844

おすすめ平均 star
star条件付きで★5つ
star経済がわからない人の為の経済学の本
star経営者のはしくれとして共感をもった

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

戦後最長といわれる景気の拡大は本物か? そこに潜むリスクとは。氏独自の「バランスシート不況論」が「失われた10年」の真実を読み解く

■2007/02/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実
なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実マイケル・J・シルバースタイン ジョン・ブットマン

ダイヤモンド社 2007-01-13
売り上げランキング : 955

おすすめ平均 star
star私には参考になった。前著「何故高くても~」と一緒に読む必要性は?
star一人二極化消費の実態と企業が進む方針を示した良書

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

様々な商品・サービスにおいてワンランク上の価格帯、及びワンランク下の価格帯が売り上げを伸ばし、中間価格帯商品は苦戦している。

しかしここで「格差社会」をうんぬんするのは性急というもの。本書はその要因を「消費市場における一人二極化」と指摘する。この本の主役は、世帯収入が限られるなか、日々選択を強いられている「ミドル層」の人々。この層の人々はごく一部の高級品とその他多くの格安品を組み合わせて、自分にあった独自のライフスタイルと生活水準を実現している。

消費者が商品購入をする際の6つの価値計算要素とそのうちの「感情面の価値」における4つの「感情スペース」など、著者による多くの直接取材から得られた消費者の心理・行動原理が興味深い。ごく限られた層についての考察ではない分、内容は身近で、現実的。ただ、翻訳物には常につきものではあるけれど、「分かる!」と思いつつも、ところどころ簡単に肯首できない場面もある。日本の文化、風土に置き換え読み解けば、さらに興味深く、また実用的な読書となるはず。

■2007/02/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ドリルを売るには穴を売れ
ドリルを売るには穴を売れ佐藤 義典

青春出版社 2006-12-23
売り上げランキング : 243

おすすめ平均 star
star10年前に読みたかった!
star「マーケティングは、会議室でなく、現場で起きている」
star単純明快、読みやすくてよくわかる!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

普段何気なく行われている買い物には必ず売り手がいて、そこにマーケティングが派生する。本書はマーケティングの基礎となる4つの理論を中心に解説した入門書だ。

4つとは、ベネフィット(顧客にとっての価値)、セグメンテーションとターゲティング(顧客を分けて絞る)、差別化(競合よりも高い価値を提供する)、4P(価値を実現するための製品・価格・販路・広告)。

例えば差別化の項目では、モノを安く便利に提供する「手軽軸」、高品質の製品やサービスを売り物にする「商品軸」、徹底的に顧客ニーズに応える「密着軸」の3つの手法があると説く。自社の強みや狙う顧客層を考え、3つの軸のどれに絞り込むかが重要だ。そのほかの項目についても、簡潔で明解にまとめてある。

本記の文書と並行する形で、新規企画室に配属された新人社員が、不振のイタリアン・レストランを立て直す架空のストーリーが展開される。小説を読み進むように楽しんで読むと、4つの理論の要点が自然に頭に入る仕掛けだ。「マーケティングについて知りたいけれど、分厚い本には抵抗がある」という人にお勧めの一冊。

■2007/01/26, 日経流通新聞MJ, 18ページ

広報の仕掛人たち―21のPRサクセスストーリー
広報の仕掛人たち―21のPRサクセスストーリー日本パブリックリレーションズ協会 PRSJ=

宣伝会議 2006-12
売り上げランキング : 9796

おすすめ平均 star
starPRとは何か

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

広報・PRの仕事とはどういったものか。21の実話に基づくサクセスストーリーを、生きた教材として読み解く。

■2007/01/26, 日経流通新聞MJ, 18ページ

儲かるお店だけがやっているほんのちょっとの仕掛け―○×式でわかる商売の“正解”
儲かるお店だけがやっているほんのちょっとの仕掛け―○×式でわかる商売の“正解”河野 英俊

ぱる出版 2006-10
売り上げランキング : 395445


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「〇×式で分かる商売の“正解”」。売れる店と売れない店の違いをドリル形式で楽しみながら学べる。

■2007/01/26, 日経流通新聞MJ, 18ページ

情報探索術
情報探索術関口 和一

日本経済新聞社 2006-12
売り上げランキング : 71469


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

少ないのも困るが、多くても手を焼くのが情報。インターネットの普及で膨大な情報があふれ返るなか、必要かつ正確な情報をどう見つければよいのか、戸惑うことも多い。効率的な情報の探し方や整理方法を、20年以上の記者歴を持つ著者が伝授するのが本書である。

新聞を読む上での留意点やグーグルの様々な活用方法、メールの賢い使い方など幅広く紹介しており、しかも記述は極めて具体的だ。

グーグルで「日本経済新聞」と入力すると、「日本」「経済」「新聞」と3つの単語がばらばらに入っていても表示される。検索結果の絞り込みには「”日本経済新聞”」とキーワードの前後に半角のコーテーションマークを入れ、一つの単語として認識させる手順が必要。また検索ボタンの隣にはキーワードに最も合うサイトを一つだけ厳選表示する「魔法のボタン」があるといった具合だ。

プレゼン用の資料に欠かせない公的データの収集には行政情報のポータルサイトの「e―Gov」が便利といったアドバイスのほか、人から情報を引き出す方法など能動的に情報を得るためのヒントも満載。ビジネスパーソンにとって得ることの多い1冊だ。(日本経済新聞社=日経文庫、872円)

■2007/01/19, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「3年目社員」が辞める会社 辞めない会社 若手流出時代の処方箋
「3年目社員」が辞める会社 辞めない会社 若手流出時代の処方箋森田 英一

東洋経済新報社 2006-12
売り上げランキング : 249

おすすめ平均 star
starむしろ就活に役立つ。
star「3年目社員」の離職問題 参考になる本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

どうすれば若手社員が仕事を辞めずに定着するのか。企業の視点から問題の本質を突き詰め、組織つくりや解決策を提示する。(東洋経済新報社、1575円)

■2007/01/19, 日経流通新聞MJ, 18ページ

アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略
アマゾンのロングテールは、二度笑う  「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略鈴木 貴博

講談社 2006-10-19
売り上げランキング : 1912

おすすめ平均 star
starSMAPの歌みたいですよ
star誰でもわかる経営戦略
starリベラルアーツ的なビジネス書

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最も大切なスキルは「会社を生き残らせる戦略力」だ。アマゾンから小川直也のハッスルまで、身近なケースに基づいた、「楽しい」戦略論入門。(講談社、1680円)

■2007/01/19, 日経流通新聞MJ, 18ページ

このブランドに、いくらまで払うのか―「価格の力」と消費者心理
このブランドに、いくらまで払うのか―「価格の力」と消費者心理白井 美由里

日本経済新聞社 2006-11
売り上げランキング : 80177

おすすめ平均 star
star価格理論を学問的に理解するにはかなりいい本
starタイトルと内容の距離

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

所有者が増えても価値が下がらないブランドがあるのはなぜか。プレミアム・ブランドが価格形成に及ぼす力学を消費者行動論の視点で分析する。

■2007/01/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

おまけより割引してほしい―値ごろ感の経済心理学
おまけより割引してほしい―値ごろ感の経済心理学徳田 賢二

筑摩書房 2006-11
売り上げランキング : 46178

おすすめ平均 star
star内容に意外性は無いですが、納得はいく説明
star必読!
star値ごろ感覚と消費者心理

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「値ごろ感の経済心理学」。価値と費用のバランスは一人ひとりの消費者の心の内でどのように計測され、購買に結びつくのかを解き明かす。

■2007/01/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

女性の服飾文化史―新しい美と機能性を求めて
女性の服飾文化史―新しい美と機能性を求めて日置 久子

西村書店 2006-09
売り上げランキング : 90984


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「これまでの服飾史の本は、服飾の変遷だけを追う、スタイルの羅列にすぎないものが多かった」と著者は言う。服飾の変遷は人間の社会、生活、思想を反映する。本書では過去200年間の女性の服飾(洋装)と、それぞれの時代の持つ社会的背景との関連を明らかにし、なぜその服が、その時代に生まれ、人々に受け入れられたのかを解いていく。

フランス革命がもたらした近代服の登場を解説する第一章第一節に当時の風刺画を採録している。右に腹部をきつく締め、スカートが大きく広がったロココ調の貴族服の女性。左には動きやすいハイウエストのシンプルなドレスを着た新興ブルジョワ女性。互いに相手を「古い」「変」と見下している構図だ。

以下、イギリスの産業革命、日本を含む先進各国の戦後の若者革命などが、いかに女性の服飾に影響を与え、変化させてきたかを、豊富な図版を添え詳述する。女性にとって自由の象徴だったという「自転車」の影響を説くくだりは『二十四の瞳』の大石先生を思い出すと理解しやすいだろう。

視野の狭い服飾ジャーナリストらによるオタク的ファッション記事に閉口している人にお薦めの書。

■2007/01/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2006年10月6日~12月22日

2010年のアジア―次世代の成長シナリオ
2010年のアジア―次世代の成長シナリオ野村総合研究所 野村総研=

東洋経済新報社 2006-11
売り上げランキング : 32268


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「かつての日本はタイにとって重要なODA供与国であった。現在のタイは経済発展が進み、他の後発国への支援国となっている。日本とタイの発展支援関係は、タイが支援を受ける側から、発展のパートナーとしての位置づけに変容している」

これは本書の中のタイに関する記載の一部。続けて統計に基づきタイ経済の現状における日本経済の役割を解説しつつ、いかに日本の直接投資がタイ経済の洗練の役に立ったかを説く。さらに「日本の直接投資によって、アジア諸国の産業構造がより洗練された産業に向けて変革していく」と断言する。

つい最近、上海の工業用地における立ち退き問題で話題になってしまった中国。複雑かつ保護主義的経済構造で進出の難しいインド。他にも数えきれないほどのリスクが山積するアジア経済。

日本をとりまくアジア経済は今後一層複雑さを増していくだろうが、本書の基底を貫く日本の技術・経済力に対する圧倒的な自信と誇り、アジア経済の先行きに対する明るい見通しは、読むものにも伝わり、一種のすがすがしさを与えてくれる。

■2006/12/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

よく見るあのブランドのマーケティング戦略を見抜く
よく見るあのブランドのマーケティング戦略を見抜くスティーヴ・コーン

オープンナレッジ 2006-12
売り上げランキング : 10365


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

数多くのグローバル・ブランドのマーケティング事例を平易に紹介。アイデアが豊富。

■2006/12/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

新女性マーケット Hahako世代をねらえ!―男が知らない母娘の消費と恋と胸のウチ
新女性マーケット Hahako世代をねらえ!―男が知らない母娘の消費と恋と胸のウチ牛窪恵+これからの家族を考える会

ダイヤモンド社 2006-12-08
売り上げランキング : 39825

おすすめ平均 star
starマーケッターは要注目!
star感動したぁ~

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ナコではなくハハコ。団塊世代の母親と娘が日本の消費動向を左右する。

■2006/12/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

営業の急所
営業の急所佐藤 康行 うえやま 洋介

ハギジン出版 2006-11-17
売り上げランキング : 41793


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

営業担当者の問題を解決し、売り上げに結びつけるポイントは何か。営業指導を行っている著者が、効果的な71項目の事例を紹介。4コマ漫画付き。

■2006/12/15, 日経流通新聞MJ, 18ページ

なるほど納得! ザ外食物語
なるほど納得! ザ外食物語村本 信幸

幸書房 2006-11
売り上げランキング : 177093


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

すかいらーく在籍25年の著者が、経験した様々なエピソードをエッセー風に紹介。日本の外食産業の歩みや意外な一面が感じられる一冊

■2006/12/15, 日経流通新聞MJ, 18ページ

マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる―いつも失敗するのは「差別化したつもり」だった
マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる―いつも失敗するのは「差別化したつもり」だった森本 尚樹

明日香出版社 2006-11
売り上げランキング : 37223

おすすめ平均 star
starマーケティング本の決定版!
starついに誕生!「疑え主義」の新マーケッタ-。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

競合他社の商品をよく研究し、市場調査を行い、より付加価値の高い商品で対抗する。一見当たり前に見えるこんなマーケティング手法に実は落とし穴がある。本書は発想の転換を提唱する。

他社の商品の強みを取り入れて、そこに付加価値を付けたとしても、それは物まね商品の域を出ない。まずは思い切って他社の強みとする部分を捨てる。そして、正反対のものに置き換えることが独創的な商品の開発につながると説く。

例えば、千円の低料金で急成長しているヘアカット専門店「QBハウス」は、シャンプーやひげそりなど業界の常識を捨て、カットの時間をわずか十分に置き換えることで新たな価値を生み出した。

顧客の声の集め方についても同様。単刀直入に「どのような商品なら購入してもらえるか」と聞いても、「高品質で低価格の商品」という答えしか返ってこない。聞くべきことは、顧客がどんな問題点を抱えているか。その解決法を考えることの中に、ヒット商品を生み出す芽がある。

著者はマーケティングの日本語訳を「売れる・儲かる仕組み」と定義する。商品開発の現場で使える実践的なヒントが豊富だ。

■2006/12/15, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ひとつ上のチーム。
ひとつ上のチーム。眞木 準

インプレスジャパン 2006-11-23
売り上げランキング : 1842

おすすめ平均 star
star「人間」として、いい仕事をするために。
starう~ん
star期待通りの内容だった

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

多彩な個性を集めてヒット作をつくる広告制作チームは、どのようなチームづくりをしているのか。著名クリエーターが、秘訣を明かす。

■2006/12/08, 日経流通新聞MJ, 18ページ

法人税と経理処理のしくみがわかる本
法人税と経理処理のしくみがわかる本高下 淳子

日本実業出版社 2006-11-01
売り上げランキング : 40471


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日次や月次、年次処理から税額計算までを解説した実務書。企業の経理担当者に最適。平成18年度の税制改正に対応。

■2006/12/08, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ユニクロvsしまむら―専門店2大巨頭圧勝の方程式
ユニクロvsしまむら―専門店2大巨頭圧勝の方程式月泉 博

日本経済新聞社 2006-11
売り上げランキング : 497

おすすめ平均 star
star流通業界の人へ
starお勧めです

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

モノが売れない、と言われるようになって久しい。とりわけ衣料品業界は深刻で、衣料品への消費支出はバブル期に比べ大きく減少した。その要因は衣料品価格が一貫して下落してきたことが大きい。

ところが、この衣料品デフレの中で、圧倒的な強さを示し成長を続けてきた企業がいる。ユニクロ(ファーストリテイリング)としまむらである。本書はこの専門店二大巨頭の強さと成長力の秘密を徹底解剖した。

ユニクロは自社製造の商品を大量に販売するSPA。物流はすべてアウトソーシングしている。これに対し、しまむらは多品種少量の仕入れ型で、物流、情報システムから、出店開発まですべて自前で行っている。またユニクロは常に大胆な出店、退店を繰り返すのに対し、しまむらはほとんど退店しない。

このように対極的な経営スタイルの両社だが、共通点もある。大衆市場が相手で、問屋に頼らない経営をしている。また、柳井正、藤原秀次郎というカリスマトップがいるなどだが、見落としてならないのは進むと決めた道を徹底して追求していることだ。流通業のみならず幅広い業種に通じるヒントを含んでいる。

■2006/12/08, 日経流通新聞MJ, 18ページ,

マーケティング大進化論
マーケティング大進化論牧野 真

中経出版 2006-10-31
売り上げランキング : 47546

おすすめ平均 star
star新しい重要キーワードが満載!
star売れていない企業は、この本に書かれている内容のどこかが足りない
starハイハイ大手広告代理店のプロパガンダ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

新規客の獲得に重点を置いた従来のマーケティングから既存客の顧客化、リピート化を重視するよう戦略の転換を説く。人気メルマガを書籍化。

■2006/12/01, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ニュー・リッチの世界 The New Rich World
ニュー・リッチの世界 The New Rich World臼井 宥文

光文社 2006-11-21
売り上げランキング : 2017

おすすめ平均 star
star達見の独自な富裕層論

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

富裕層向けマーケティング会社を経営する著者が、現在進行形で拡大する新・富裕層消費の実例を紹介。経験に基づき攻略法を指南する。

■2006/12/01, 日経流通新聞MJ, 18ページ

特濃シュミラン
特濃シュミランフジテレビ営業局特濃リサーチチーム

フジテレビ営業局特濃リサーチチーム 2006-11
売り上げランキング : 48507


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

本書は芸術、スポーツ、機械系など百八分野のマニア市場のリポートだ。特定のジャンルに強い興味と知識を持ち、時間と金銭の大半を消費する人というのがここでのマニアの定義。「マスビジネスのテレビ局がなぜマニア研究?」という疑問に、著者らは「二十一世紀に通用するマーケティング指標を作ること」が目的だと解説する。

同じ二十代女性でもオーガニックライフを指向する鎌倉在住者と、アキバでメード姿を披露する人では欲しい物も生活も違う。平均値では物が売れない時代なのだ。

大規模なアンケートと取材、各種統計をもとに描く各マニアの特性も面白いが、興味深いのが各種ランキング。人数が多い趣味はネット、旅行など。しかし費やすカネが大きい順ではカーレースやアイドルなどが上位に来る。時間の長さでは昆虫や陶芸が浮上するという具合。「一緒に楽しむ友人の少ない趣味」も見ていて味わいがある。

産業社会では仕事以外の時間は「余暇」とされた。マニアにとっての趣味は余暇の時間つぶしではなくアイデンティティーの一部、あるいはそのもの。マーケティングのカギになることは確実だろう。

■2006/12/01, 日経流通新聞MJ, 18ページ

M&A(ジャングル)資本主義―「敵対的M&A・三角合併」防衛法
M&A(ジャングル)資本主義―「敵対的M&A・三角合併」防衛法小倉 正男

東洋経済新報社 2006-11
売り上げランキング : 101880


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

グローバル化の波に押し流され、来年5月に解禁される「三角合併」の脅威。外資からの防衛法はあるのか。敵対的M&Aへの具体的な対処方法を解説。

■2006/11/24, 日経流通新聞MJ, 18ページ

プロフェッショナル原論
プロフェッショナル原論波頭 亮

筑摩書房 2006-11-07
売り上げランキング : 2069

おすすめ平均 star
starクールな文章から熱い思いが伝わる本
star安定と自由
star「プロフェッショナル」の定義が少し狭いのでは

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「プロフェッショナル」ってどういうことだろう。各分野で重要性が増す一方で、見失われつつあるその意味を再考するのにお薦めの一冊。

■2006/11/24, 日経流通新聞MJ, 18ページ

アドボカシー・マーケティング 顧客主導の時代に信頼される企業
アドボカシー・マーケティング 顧客主導の時代に信頼される企業グレン・アーバン スカイライトコンサルティング 山岡 隆志

英治出版 2006-11-14
売り上げランキング : 171

おすすめ平均 star
star今日、さらに支持される概念
star目から鱗が落ちました

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ブロードバンドの普及により誰でも高速かつ大量の情報を得る事が可能となった。大量の情報は顧客の選択肢を増やし、また顧客同士のコミュニケーションを広げ、結果、企業と顧客の力関係は逆転しつつある。プッシュ・プル型からアドボカシー型のマーケティング戦略へと移行する企業が出てきている。

「アドボカシー」とは「支援」「擁護」などを意味する。自社の利益や、短期的なメリットの提供より「顧客の利益の最大化や顧客とのパートナーシップの構築」を追求する。顧客にとって最もふさわしい製品を提供することで、顧客はその企業について誰かに話し、その企業に対する長期的な信頼感を持つことによって企業を支援する。マーケティングのパラダイムは大きな転換期を迎えている。

昨今の偽装やリコールの多発。何が見失われたのか、ブロードバンドの普及などの新たな環境のもと何を新たに構築しなければならないのか。「アドボカシーマーケティング」のコンセプトをいかに日本の企業文化に取り入れるか。問題提起の本としてお読みいただきたい。(英治出版、一九九五円)=宮野源太郎・丸善丸の内本店ブックアドバイザー

■2006/11/24, 日経流通新聞MJ, 18ページ

はじめよう!移動販売
はじめよう!移動販売滝岡 幸子

同文舘出版 2006-10
売り上げランキング : 71311


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最近街でよく見かける移動販売車。出店時のビジネスプランの作り方からメニュー開発や許認可取得などのノウハウまで、開業に必要なポイントを掲載。

■2006/11/17, 日経流通新聞MJ, 18ページ

SNSマーケティング入門 上客を育てる23の方法
SNSマーケティング入門 上客を育てる23の方法山崎 秀夫 村井 亮

インプレスR&D 2006-09-23
売り上げランキング : 4586

おすすめ平均 star
star中味が面白くて決して飽きない
starレポートの役立った
star豊富な事例が参考になる

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今注目のソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用したマーケティング。実際の企業の豊富な事例をわかりやすく紹介した。

■2006/11/17, 日経流通新聞MJ, 18ページ

苦情学―クレームは顧客からの大切なプレゼント
苦情学―クレームは顧客からの大切なプレゼント関根 眞一

恒文社 2006-10
売り上げランキング : 143

おすすめ平均 star
star百貨店での苦情対応担当者の経験談

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「クレームは宝の山」とよくいわれる。しかし、実際に現場の最前線に立ち、様々なタイプ、内容の顧客の苦情に応じ続けるのは並大抵のことではないだろう。西武百貨店で八年間、お客様相談室を担当し、生の苦情に接してきた著者が、その経験をあますところなく披露した。

「売り場の責任者に、不良品の傘を交換するから持ってこいと言われた」。車内から携帯電話を何度もかけながら店に迫り、なにがしかの利益を引き出そうとするクレーマー。十年も着たワンピースに穴が空いたといって交換を要求する女性客。おしゃれな和服を身に着け、巧みに商品券の詐取を図る詐欺師。

本書では数多くの事例を取り上げ、その時々に著者が得た教訓を解説する。顧客の話や気持ちを丁寧にじっくりと聞きながらも、無理な要求には毅然(きぜん)とした態度で臨む。クレーム処理の一つひとつが真剣勝負で、いかに知恵と度量が問われるかが分かる。

著者が身に付けた数々の対処の技術や効果的な研修のカリキュラムなども紹介した。小売りやサービス業で接客業務に就いている人はもちろん、他の分野のビジネスにも参考になる材料が豊富だ。

■2006/11/17, 日経流通新聞MJ, 18ページ

五感で磨くコミュニケーション
五感で磨くコミュニケーション平本 相武

日本経済新聞社 2006-09
売り上げランキング : 1744

おすすめ平均 star
star人生を豊かにするためのコミュニケーション
starこの本おすすめです
star実践ですぐに使えるコミュニケーションの知恵

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

高名なセラピストたちは患者と接する際にどんな工夫を凝らしているのか。その手法の徹底研究から生まれた理論を使い、良好なコミュニケーションの取り方を明らかにしようというのが同書だ。

コミュニケーションの基本は、お互いがいかに信頼して一緒にいる感覚を持てるようにするか。相手の話す言葉を繰り返すだけでも会話が弾むようになるなど具体的な方法を紹介していくが、同書の特徴は五感の役割に着目していること。

人は普段から言葉に加え、五感を使ってコミュニケーションをとっている。その人がどの感覚に影響を受けやすいタイプなのかを見極めて対応することで、伝達力は飛躍的に高まるという。

例えば自動車のショールーム。視覚志向の強い顧客から「運転席に座って見たい」と言われた際に、「さっきの車と同じですよ」などの対応はもってのほか。景色を確認したいニーズに応えることが大切で「どうですか、どう見えますか」と応じることが重要という。

仕事ができる人の多くは、無意識にこれらを実践しているという。分かりやすい例をふんだんに盛り込んでおり、読みやすい。

■2006/11/10, 日経流通新聞MJ, 18ページ

アイデア会議
アイデア会議加藤 昌治

大和書房 2006-10-27
売り上げランキング : 1507

おすすめ平均 star
star「思いつき」が生まれ変わる
star前作より格段にいい出来
star待ってたよ!「考具」の続編

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

いきなり企画会議をやっても、よいアイデアがなければよい企画は生まれない。選択肢を多くしてアイデアのクオリティーを高める会議の進め方を紹介。

■2006/11/10, 日経流通新聞MJ, 18ページ

好かれる方法 戦略的PRの発想
好かれる方法 戦略的PRの発想矢島 尚

新潮社 2006-09-15
売り上げランキング : 6205

おすすめ平均 star
star広告とPRの違いはよくわかりました
starああ毎日新聞
star宣伝とPRの違いとは?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「真意が伝わらない」「好感度が低い」。多くの企業が抱える問題を解決する戦略的PRの方法を、キシリトールの普及などに携わったPR会社の社長が明かす。

■2006/11/10, 日経流通新聞MJ, 18ページ

サザンな大人たち
サザンな大人たちクラウディウス ザイドル Claudius Seidl 畔上 司

主婦の友社 2006-09
売り上げランキング : 75278


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「若い大人」「40代の青年」の大量発生。先進国に共通するこの現象を、ドイツの新進作家が解剖する。

■2006/11/03, 日経流通新聞MJ, 14ページ

勝ち残りましょ、銀座で―老舗「銀座テーラー」を再生させた3代目女社長の手づくりビジネス
勝ち残りましょ、銀座で―老舗「銀座テーラー」を再生させた3代目女社長の手づくりビジネス鰐渕 美恵子

徳間書店 2006-09
売り上げランキング : 71368


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

経営不振に陥った老舗紳士服店「銀座テーラー」を再興させた3代目女性社長が語る半生記。企業再建とブランドマーケティングのヒントが詰まる。

■2006/11/03, 日経流通新聞MJ, 14ページ

中心市街地活性化三法改正とまちづくり
中心市街地活性化三法改正とまちづくり矢作 弘 瀬田 史彦

学芸出版社 2006-09
売り上げランキング : 78182


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

人口減少、高齢化、環境問題などに直面する二十一世紀の日本にとって「これまでのような拡張主義的な都市づくりからの脱却」が「急迫の課題」であることは明らかだと編者らは説く。ここ四半世紀の間に欧米諸都市で共通して見られるようになったのがクルマ依存からの脱却、歩いて暮らせるまちづくり、歴史的空間の保存、緑地空間の再生だという。既存の都市資源を有効活用しつつ環境負荷を軽減する方向での都市構造の再編に日本の都市も取り組むべきだと編者らは考える。

こうした問題意識から、まず今回の改正まちづくり三法の背景や狙いを解説したうえで各地の都市づくりの実例を紹介していく。著者は学者、各地の行政職員、NPOメンバー、新聞記者ら。地図、写真、チャート図などを多用した実例報告は分かりやすい。

米バークレーの事例が面白い。街の活性化のために空き家を一定期間放置すると罰金が課せられるという。「商店街再生の敵は郊外の大型店ではなくシャッターを下ろしたままの地権者であることが多い」と著者の一人は指摘する。規制の「次の一手」のための手がかりが本書には満載されている。

■2006/11/03, 日経流通新聞MJ, 14ページ

大阪ブランド・ルネッサンス―都市再生戦略の試み
大阪ブランド・ルネッサンス―都市再生戦略の試み陶山 計介 妹尾 俊之

ミネルヴァ書房 2006-08
売り上げランキング : 307480


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

都市再生戦略の試み』陶山計介・妹尾俊之著 大阪の様々なイメージをブランド戦略の視点から分析。都市の価値を高める方策を探る

■2006/10/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

売れない在庫はネットで売り切る!
売れない在庫はネットで売り切る!西村 泰一

明日香出版社 2006-09
売り上げランキング : 189859


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

リアルの店舗では売れ残る商品もネットで販売できる。ネットショップやオークションを活用する具体的な手法や知恵を満載した。

■2006/10/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

ブランドの条件
ブランドの条件山田 登世子

岩波書店 2006-09
売り上げランキング : 7440


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル――。海外高級ブランドが、なぜこれほどまでに女性たちをひき付けるのか。この問いに真正面から答えようとしたのが本書だ。

ブランド品の購入者本人に聞くと、様々な答えが返ってくるだろう。「伝統があるから」「価値が高いから」「デザインがいいから」。こうした購買心理をいくら探っても、ことの本質は見えないというのが著者の視点。買う側よりも、売る側からの考察によってブランドの謎に迫る。

ルイ・ヴィトンは一八五四年、パリに創設された木箱製造業者が起源。贅を尽くした王族や貴族たちの衣装を運ぶ高級衣装箱としてブランド価値を高めていく。一方、シャネルは創始者ココ・シャネルの革命的な発想こそが原点。当時貴族が身に付けていたきらびやかな儀礼の衣装を否定し、女性が女性自身のために着る服を初めてデザインした。

こうした伝統の価値を守りながら、移り変わる流行をどう取り入れていくか。この矛盾に今に至るまで挑戦し続けるダイナミズムこそが、高級ブランドの核心であることが分かる。百貨店でバッグを見ても、どのブランドだか判別できない男性にもお勧めの一冊。

■2006/10/27, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「迷える消費時代」の展示会成功読本―ネット時代に「情報の源流」を押さえる
「迷える消費時代」の展示会成功読本―ネット時代に「情報の源流」を押さえる鈴木 聡

日経BP企画 2006-09
売り上げランキング : 3959


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

欲しい情報はネットで、いつでもどこでもいくらでも。ましてブログが発達してユーザーの、つまり第三者の声も豊富に参考にすることができる。そんな時代に、一方で展示会が盛況だという。ジャンルごとの細分化も進んでいるそうだ。

当然の趨勢(すうせい)なのだろう。選択肢の多い現代において、ものを選ぶのにバーチャルな情報だけでは物足りない。ネットの情報だけで車を買う人は少ないだろう。車庫に入らなかったらどうするんだ。当然ショールームで現物を見てから決める。「現物を見られる場所」が展示会であり、同ジャンルの商品を競合するメーカーの商品と比較検討する場としても最適ということなのだろう。そして、会場に足を運んだ人が感想をブログに書き込む。情報の発信源としての意味合いも大きくなってきているそうだ。

本書はイベント企画会社に勤続十五年、かかわったイベント千件超の著者が、展示会の効果を測定するために行ったアンケートを基に、効果的な展示会の実施法を開示している。

著者をはじめ、関係者の自信があふれている一冊。

■2006/10/20, 日経流通新聞MJ, 14ページ

MITチームの調査研究によるグローバル企業の成功戦略
MITチームの調査研究によるグローバル企業の成功戦略スザンヌ バーガー MIT産業生産性センター 楡井 浩一

草思社 2006-09-23
売り上げランキング : 1733

おすすめ平均 star
star「多種多様」な「成功モデル」から読者は何を学び得るのか?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

大きく手法の異なる日米企業の海外移転戦略を比較検討することにより、グローバル化が進む現代の、今後の成長戦略を考える。

■2006/10/20, 日経流通新聞MJ, 14ページ

新世代富裕層の「研究」―ネオ・リッチ攻略への戦略
新世代富裕層の「研究」―ネオ・リッチ攻略への戦略宮本 弘之 尾日向 竹信

東洋経済新報社 2006-10
売り上げランキング : 1225

おすすめ平均 star
star初めて役に立った富裕層本。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今後、規模の増大が予想される富裕層の資産運用動向を、独自のアンケートと、個別インタビューを基に精査、予測する。

■2006/10/20, 日経流通新聞MJ, 14ページ

小売り
小売り朝永 久見雄

日本経済新聞社 2006-10
売り上げランキング : 2746


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

担当が変わり、新しい取引先やその業界のことを知りたくなった際などに便利なのが業界シリーズ本。「図解ハンドブック」(東洋経済新報社)、「図解入門 業界研究」(秀和システム)など、数多くの出版社から工夫を凝らしたものが出ている。

ただ就職活動に使われることを意識して仕事の内容などにページを割いているため、ビジネスユースには物足りなさを感じることも多い。その意味で、ビジネスパーソンの視点で業界動向や主要企業の動き、今後の展望などの必要情報を漏れなくまとめているのが、最近登場した日本経済新聞社のシリーズ本だ。それぞれの業界に精通したトップアナリストが執筆しているのが特徴で、独自の視点も盛り込んだ。

例えば『小売り』。業界常識に従えば、総合スーパー(GMS)は役割を終えた業態との声も出るが、さにあらず。店舗や組織の老朽化という病巣を除去できれば、少子高齢化時代を迎え、駅前や商店街にある箱形GMSは再び脚光を浴びるという。飽和説が強いコンビニも、店舗網の使い方次第で伸びる余地が大きいと説く。手軽に業界知識や業界を読む視点が身に付く一冊。

■2006/10/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ

経済指標はこう読む わかる・使える45項
経済指標はこう読む わかる・使える45項永濱 利廣

平凡社 2006-09-12
売り上げランキング : 13496


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

GDP速報値、家計調査、鉱工業生産指数――。45の経済指標の中身や意味をエコノミストの視点で解説した。経済の仕組みが指標を通して概観できる

■2006/10/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ

顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」
顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」フレッド・ライクヘルド 鈴木 泰雄 堀 新太郎

ランダムハウス講談社 2006-09-27
売り上げランキング : 80317


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

質問数を極力減らして顧客の本音を引き出す顧客満足度調査の方法を紹介。

■2006/10/13, 日経流通新聞MJ, 18ページ

2010年の流通―水平統合の加速と垂直統合の時代
2010年の流通―水平統合の加速と垂直統合の時代野村総合研究所 野村総研=

東洋経済新報社 2006-09
売り上げランキング : 13976


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スケールメリットと効率化だけでは生き残れない時代を迎えた日本の流通業。その経営環境の変化と業界再編成の行方を予測する。

■2006/10/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

吉野家
吉野家茂木 信太郎

生活情報センター 2006-09
売り上げランキング : 13710

おすすめ平均 star
star拘りと企業戦略

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

外食産業を長年研究してきた著者が分析する吉野家の歴史と現在。他社が吉野家と同じ牛丼を提供できない理由を解き明かそうと試みる。

■2006/10/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「月給百円」のサラリーマン―戦前日本の「平和」な生活
「月給百円」のサラリーマン―戦前日本の「平和」な生活岩瀬 彰

講談社 2006-09
売り上げランキング : 42545


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「戦前日本の『平和』な生活」。昭和初期の「普通の人々」の生活感覚を、当時の実用雑誌などに登場するデータやエピソードを手掛かりに克明かつ生き生きと再現した労作。大企業のサラリーマンや女性店員の平均的給料と生活の水準。結婚にどれくらい費用がかかったのか。「お受験」熱に「奥様」消費。愛国より月給、思想より就職。そんな実像が数字の裏付けとともに浮き彫りになっていく。

今日と共通する部分もあれば大きく変わった部分もある。単に楽しい読み物というだけではない。サラリーマンというライフスタイルや都市の中間層が生まれたのがこの時代だ。

現在の消費生活の原型を確認する意味でも、また格差の拡大やナショナリズムの台頭など「これからの日本」を予測するヒントとしても、得るものは大きい。

著者は昭和三十年に生まれた共同通信の経済記者(現在は北京駐在)。泊まり勤務明けや休日を利用、国会図書館などに通い資料を調べて執筆したという。「戦前の人間は毅然(きぜん)としていた」といった感覚的な言い分をうのみにしないためには、こうしたミクロ情報の積み上げが大事だとしている。

■2006/10/06, 日経流通新聞MJ, 18ページ

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2006年7月7日~9月29日

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略クリス アンダーソン Chris Anderson 篠森 ゆりこ

早川書房 2006-09
売り上げランキング : 267


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

上位二〇%のアイテムが売り上げの八〇%を占めるという「八〇対二〇の法則」。有限なスペースでの店舗販売では、この上位二〇%アイテムの在庫確保のために残り八〇%は「死に筋」と位置づけられてきた。

しかし、スペースに制約が少なく、在庫コストも格段に低いオンラインの店舗では、これらニッチ商品の売り上げの集積がヒット商品を上回る現象が起こる。これが昨今話題の「ロングテール」の法則。ヒットからニッチへ、ヘッドからテールへとビジネスは移行しつつある。理論の提唱者である著者が、その現場を、未来を説き起こす。

とは言うもののリアルな書店で働く私にとっては、重い課題を突きつけてくる本である。スペースの制約、商品分類の限界、ヒット主義のわな等々、リアルの店舗が抱える問題点が次々と明らかにされる。

でも、私たちは限られたスペースの中で、ニッチ商品をヒット商品へと育てる術に長らく知恵を絞ってきたのではないだろうか。今移行しつつある消費形態の中で、店舗で働く私たちが成すべきことを考えるいい材料になる。

■2006/09/29, 日経流通新聞MJ, 22ページ

2010年の企業通貨―グーグルゾン時代のポイントエコノミー
2010年の企業通貨―グーグルゾン時代のポイントエコノミー野村総合研究所情報通信コンサルティング一部企業通貨プロジェクトチーム

東洋経済新報社 2006-09
売り上げランキング : 1185

おすすめ平均 star
star今やホットトピックのポイント・電子マネーをよくまとめている

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スイカやエディ、マイレージ、電子マネーそしてポイントの発行。「企業通貨」は「お金」の概念をどう変えてゆくのか。

■2006/09/29, 日経流通新聞MJ, 22ページ

アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役
アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役稲盛 和夫

日本経済新聞社 2006-09
売り上げランキング : 351


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

『稲盛和夫の実学』から8年。ひとりひとりが主役の燃える集団をいかにはぐくんでいくか。独創的な「管理会計」の集大成がここにある。

■2006/09/29, 日経流通新聞MJ, 22ページ

鯨を釣る男―天才ホテリエマイク近藤の生涯
鯨を釣る男―天才ホテリエマイク近藤の生涯富田 昭次

オータパブリケイションズ 2006-07
売り上げランキング : 6911

おすすめ平均 star
star鳥肌が立ちました。そして涙をぼろぼろ流してしまいました。
star気合とパワーを与えられる青春論。こんなスゲー&かっこいい日本人がいたんだ!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

天才ホテリエと呼ばれ、宮崎のシーガイア再建に挑んだ近藤マイク誠。32年間の情熱的な生涯を、関係者へのインタビューを通じ描く。

■2006/09/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

社内報革命
社内報革命産業編集センター

産業編集センター 2006-08
売り上げランキング : 3128


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コミュニケーションを活性化し、社員のやる気を生み出す社内報とは。戦略的な社内報づくりのノウハウを丁寧に解説。

■2006/09/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

下流社会マーケティング
下流社会マーケティング三浦 展

日本実業出版社 2006-09-05
売り上げランキング : 233


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

自民党総裁選で論争のテーマにもなった「格差」問題。ベストセラーとなった「下流社会」は議論の火付け役にもなった。その著者である三浦展氏が、消費者の新たな階層化に対応するマーケティング論を展開する。

一九五五年からの五十年間と、二〇〇五年からの五十年間は状況が大きく変わるというのが著者の視点。過去五十年は人口が増え、世帯数も増加、人の移動も頻繁だったことから内需が拡大した。逆にこれからの五十年間は人口が減り人の移動も減る。マーケティングにも発想の転換が必要だと説く。

著者が今後有望だと指摘するのが「ライフスタイルケア市場」。「人」では健康や美容、「お金」では資産形成や保険、「物や都市」ではリサイクルやリフォームに新たな需要が生まれる。中流が減る中で、上流向けのコンシェルジェ的なサービスも今後必要になる。

ひとくくりに語られがちな団塊世代は八つのクラスター(同じ消費性向を持つグループ)に分けられ、広告代理店が描くような消費好きでおしゃれな団塊は実は全体の一割程度という分析も面白い。今のマーケティングに何が必要なのか、要点が頭の中で整理できる。

■2006/09/22, 日経流通新聞MJ, 18ページ

加賀屋の流儀 極上のおもてなしとは
加賀屋の流儀 極上のおもてなしとは細井 勝

PHP研究所 2006-08-26
売り上げランキング : 1047

おすすめ平均 star
starマニュアルでは提供できない感動の数々

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「もてなしの宿」として人気を誇る老舗旅館のサービスは、どのように生み出されるのか。マニュアルを脱して働く人それぞれの思いに、その理由を探る。

■2006/09/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

団塊パワーが拓く新市場―新たな財・サービスの創出と地域の活性化
団塊パワーが拓く新市場―新たな財・サービスの創出と地域の活性化東北産業活性化センター

日本地域社会研究所 2006-08-22
売り上げランキング : 30833


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

東北地方在住の団塊世代を軸に調査を実施、同世代の意識・行動と影響力を地域活性化の視線から分析している。

■2006/09/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

なぜ、あの会社は儲かるのか?
なぜ、あの会社は儲かるのか?山田 英夫 山根 節

日本経済新聞社 2006-08
売り上げランキング : 79

おすすめ平均 star
star戦略と会計を結びつけた画期的な書
starわかりやすく、おもしろい
star最後まで読める会計&経営の書

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

豊富な具体例で会計指南

会計はとかくとっつきにくい。最近は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』など工夫した入門書も出てきているが、ビジネスマンにとってはどこか食い足りない。

「経営と会計を別物として扱っていることが、会計を難しいものにしている。経営戦略の成果は最終的には数字になって表れる。経営と会計を融合させて学ぶことが理解を深める早道」。同書は、こんな発想から、早稲田大学のビジネススクールで教える経営戦略論のプロと、慶応義塾大学のビジネススクールで教壇に立つ会計管理論のプロが手を組んでまとめた。

会計はいわば一年間の企業活動の結果が映った“鏡”であるとし、どんな企業活動をすると、その結果がどのように鏡に映るのかを、著名な企業を引き合いに出しながら説明していく。

例えば、差異化、高級化戦略。こうした経営戦略は普通、利益率を高めると思いがちだが、実はユニクロの方が伊勢丹より、また東横インの方が帝国ホテルより利益率が高い。この他のテーマも「乱売の続く業界で儲かっている会社の秘密は」などタイムリーなものが多く、つい引き込まれてしまう。

■2006/09/15, 日経流通新聞MJ, 14ページ

「街的」ということ――お好み焼き屋は街の学校だ
「街的」ということ――お好み焼き屋は街の学校だ江 弘毅

講談社 2006-08-18
売り上げランキング : 8054


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

京阪神の街を雑誌編集長として見続けてきた著者による、街と店とのかかわり方指南書。

■2006/09/08, 日経流通新聞MJ, 22ページ

「実践・内部・統制」リスクに強い会社のつくり方
「実践・内部・統制」リスクに強い会社のつくり方樋渡 雅幸 杉山 雅彦

ダイヤモンド社 2006-07-27
売り上げランキング : 98774


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「日本版SOX法」への対応が迫られる中、内部統制の仕組みを整備するポイントを解説。

■2006/09/08, 日経流通新聞MJ, 22ページ

日本のマーケティング力―21世紀を勝ち抜く革新経営への不変の定石
日本のマーケティング力―21世紀を勝ち抜く革新経営への不変の定石高野 正之

宣伝会議 2006-08
売り上げランキング : 174628


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

およそ五十年前に米国から輸入された「マーケティング」。一九七〇年代までの大量生産・大量消費の時代にはマーケティングは有効に働き、日本企業の成長に欠かせないものだった。だが、マスの時代が終わってからは“マーケティングが効かなくなった”と有効性に対する疑問や批判が相次いだ。

マーケティング教育に長年携わってきた著者は、日本のマーケティング力がなくなったのは倫理観の欠如、危機感の不足、責任感の不在に原因があると指摘し、企業経営者に警鐘を鳴らす。時代が変われば手法も変わるが「いつの時代でも企業の存在価値目標は、顧客満足(CS)志向、顧客感動(CD)志向が出発点であり終点である」とマーケティングの基本は不変だと主張する。

本書の視点は「狭義の」マーケティングにとどまらない。一貫して「尊敬される、称賛されるエクセレントさとは何か」に焦点を当て、思想あるマーケティングの実践こそが二十一世紀を勝ち抜く革新経営の定石であると説く。その実践には人材の育成がベース。「人間研究こそがマーケティングの原点であり、人の品質が企業存続を安定化する」と締めくくる。

■2006/09/08, 日経流通新聞MJ, 22ページ

B2Bブランディング―企業間の取引接点を強化する
B2Bブランディング―企業間の取引接点を強化する余田 拓郎 首藤 明敏

日本経済新聞社 2006-07
売り上げランキング : 4738

おすすめ平均 star
starブランディングを極めたい方にオススメ
star内容が不十分

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

製品は良いし技術もある。なのに売り上げが伸びない。企業間取引にありがちな問題を解決するためブランディング手法導入を提唱。

■2006/08/25, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ヒット企業のデザイン戦略 イノベーションを生み続ける組織
ヒット企業のデザイン戦略 イノベーションを生み続ける組織クレイグ・M・ボーゲル ジョナサン・ケーガン ピーター・ボートライト

英治出版 2006-06-19
売り上げランキング : 3780

おすすめ平均 star
starかっこいいものは誰でも作れる

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

機能だけでは不十分。消費者を魅了する優れたデザインが不可欠。様々な成功企業、ヒット商品を例示してデザインの重要性を説く。

■2006/08/25, 日経流通新聞MJ, 14ページ

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0Joseph Jaffe 織田 浩一

翔泳社 2006-07-22
売り上げランキング : 87

おすすめ平均 star
star一部に納得、一部に疑問
star業界の人は必読だと思う
star次世代マーケターの処方箋

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

テレビCMと聞いて何を思い浮かべる?

トイレ休憩の時間。他のチャンネルのチェックタイム。音を消しておしゃべりの時間。録画で見ていればもちろん飛ばす。そんなところだろうか。つまり、見ていない。せっかく番組を楽しんでいるのに、押しつけがましく割り込んでくる夾雑物(きょうざつぶつ)なんか見たくない。

かつて、最大の広告媒体であり、最良の情報源だったテレビCMの権威は地に落ちた。

ここ数年、広告を取り巻く環境は劇的に変化した。立役者はインターネット。現代生活に情報は欠かせないが、その情報は、かつてのようにメーカーから一方的に押し付けられるものではなくなり、欲しいときに欲しいだけ、しばしば欲する以上に得られるものになった。

しかも、その内容たるや、ネット上に消費者が情報を発信することにより、客観性、信頼性、いずれもこれまで以上に増している。

著者は、テレビCMの崩壊から論を起こすが、主眼はそれ以降。多メディア時代の広告戦略を各メディアの特性を検討しつつ論じていく。

■2006/08/25, 日経流通新聞MJ, 14ページ

数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する
数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する岡嶋 裕史

光文社 2006-05-17
売り上げランキング : 2955

おすすめ平均 star
star正直、いかがなものかと・・・
starデータマイニングの手法の説明がメインです
star周りの説明に困ったときに

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

マーケティングに不可欠なデータマイニングで何ができるのか。回帰分析、クラスター分析など、身近な例で解説する。

■2006/08/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

僕が「チャングム」から教わったこと―人を喜ばせる「仕事・もてなし・サービス」の原点
僕が「チャングム」から教わったこと―人を喜ばせる「仕事・もてなし・サービス」の原点田崎 真也

飛鳥新社 2006-07
売り上げランキング : 147418


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

てなしやサービスの本質とは。人気ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」をビジネスの視点から有名ソムリエが読み解く。

■2006/08/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

伊藤元重のマーケティング・エコノミクス
伊藤元重のマーケティング・エコノミクス伊藤 元重

日本経済新聞社 2006-07
売り上げランキング : 2004


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「経済の動きを実感するには小売りや流通を見るとよい」。若いころ、著者は先輩から言われたという。本書はそのアドバイスを貫き通す現場主義と経済学の融合が生み出したユニークなマーケティングのテキストだ。

マーケティングというと感性重視の議論がされがち。一方、エコノミクス(経済学)は市場メカニズムを通じていかに効率を高めるかをつきつめていく学問。感性と論理が同居する「マーケティング・エコノミクス」という書名は一見、奇妙な感じがするが、そこが実はねらいどころ。効率性の追究という経済学の切り口で、消費者の行動、企業のとるべき戦略が解き明かされている。

成熟化した市場で売り上げを伸ばす発想、消費者がコンビニエンスストアを支持する理由、地域ナンバーワン店になる秘訣など、マーケティング関係者、流通関係者の疑問・課題に答える明快な解説がなされている。

本書は、日経MJ連載の「伊藤元重のマーケティング講座」が大幅に加筆されて単行本化されたもの。事例の多くは、著者自身の経験に基づくもので、利用者の観点に立った分析は、読者に共感されそうだ。

■2006/08/18, 日経流通新聞MJ, 18ページ

すべては、消費者のために。―P&Gのマーケティングで学んだこと。
すべては、消費者のために。―P&Gのマーケティングで学んだこと。和田 浩子

トランスワールドジャパン 2006-07
売り上げランキング : 748


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

P&G、ダイソン、トイザらスで時にマーケッターとして、時に日本法人代表として活躍した著者のマーケティング戦記。

■2006/08/11, 日経流通新聞MJ, 14ページ

東京大学「80年代地下文化論」講義
東京大学「80年代地下文化論」講義宮沢 章夫

白夜書房 2006-07-18
売り上げランキング : 27972


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

YMO、西武セゾン、岡崎京子、おたく。あの80年代文化の数々と現代との連関を劇作家の著者が東大生を相手に熱く語った講義録。

■2006/08/11, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ポケット解説 理詰めのトレンド予測
ポケット解説 理詰めのトレンド予測森田 洋一

秀和システム 2006-06
売り上げランキング : 1113


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

副題は「センスがなくてもヒットは作れる!」。帯には「誰でも理解できる流行の法則!」とある。著者は流行ビジネスが感覚的な手法に頼っていることに疑問を持ち流行予測の研究を開始。独自の理論を確立したという。その成果を凝縮して披露したのが本書だ。

各章ごとに「曲と直」「上比長と下比長」「アリ型人間とキリギリス型人間」など著者独自の対立概念が示され、過去これらのトレンドが交互に表れたことを年表形式で具体例を挙げ立証する。例えばある「曲」のデザインがヒットした後は「直」なデザインがヒットする期間が続き、また「曲」の時代が訪れるという具合。とりわけファッション分野の事例は細かく、リアルタイムで観察してきた者の強みが発揮されている。

振り子理論にも穴はある。流行の要因が繰り返すなら、なぜ全く同じモノがはやることがほぼ皆無なのか。著者はこの疑問にも「技術革新」や「超長期的な循環の中心の移動」などの解答を用意している。本書を読むだけで著者の理論を自在に応用するのは難しかろうが、過去の流行資料集兼アイデアヒント集としてだけでも、この価格はお買い得。

■2006/08/11, 日経流通新聞MJ, 14ページ

商談現場のナマ見積書が見たい! 値引きしないから勝てる
商談現場のナマ見積書が見たい! 値引きしないから勝てる戸田 覚

ダイヤモンド社 2006-07-13
売り上げランキング : 46289


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

引っ越しから中古パソコンの買い取りまで様々な業界の見積もりを公開。値引きせずに顧客に納得してもらうコツをまとめた。

■2006/08/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

情報流出 企業データ盗難からウィニーまで
情報流出 企業データ盗難からウィニーまでアスキービジネス編集部

アスキー 2006-07-14
売り上げランキング : 6719


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

情報漏洩(ろうえい)の原因や対策について、ウィニーの作者を含む6人の専門家の見方をわかりやすく紹介した。

■2006/08/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

団塊世代60年―どう生きてきたか
北城 恪太郎

大量定年を控え、団塊世代の関連書籍が相次いでいる。本書は各界で活躍する八人が団塊世代がこれまで果たしてきた役割などについて仕事や教育、消費など様々な角度から検証した。筆者の数が多いだけに、いろいろな見方を提供してくれ、通読すると実像がおぼろげながらつかめる。

たどってきた道筋を改めて把握できるのが、電通リサーチ社長で団塊世代でもある野村清氏がまとめた第二章。自らの体験をもとに学校給食やニューファミリーなど年代別に歩みを振り返った。

行動原理に影響した事柄にも触れている。学校では「男女同権」と教えられる一方、家では父親の「男は外で働いて一家を支えているので偉い」という主張を認める母親。こうした経験がこの世代の両面価値的な行動様式を形成したという。

教育評論家の尾木直樹氏や東京学芸大教授の山田昌弘氏らが言及しているのが子育て。ニートやパラサイトの増加はこの世代の育て方に原因があると指摘する。

注目の定年後の人生だが、各筆者の文章を読むと、迷っているらしい。「自分らしく」趣味などに生きたいが、年金破綻などが心配で、踏ん切りがつかないようだ。

■2006/08/04, 日経流通新聞MJ, 14ページ

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣原尻 淳一 小山 龍介

東洋経済新報社 2006-07-14
売り上げランキング : 1469

おすすめ平均 star
star隠れ編集工学本
starアイデア発想だけでなく、仕事術の本としても秀逸

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

米国のIT(情報技術)関連業界に端を発した、新しい仕事と生活スタイル「Life Hacks」を紹介する。

■2006/07/28, 日経流通新聞MJ, 18ページ

なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学小堺 桂悦郎

フォレスト出版 2006-05-20
売り上げランキング : 12

おすすめ平均 star
star目から鱗の会計学
star回りくどく内容も稚拙
star節税の仕方を初心者向けにチラリと見せた本だと思います。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

社長のベンツが4ドアである理由、借金社長が税金を払いたがる理由など、会計のカラクリについて語る初学者にお薦めな本。

■2006/07/28, 日経流通新聞MJ, 18ページ

トヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち
トヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち山本 哲士 加藤 鉱

ビジネス社 2006-06
売り上げランキング : 509

おすすめ平均 star
starホスピタリティ事例などに関してであればまずまず
starクルマを評論した本ではないことに注意
star言いたいことはわかるけど・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日本におけるトヨタ自動車の高級車、レクサス「惨敗」のドキュメントではない。サブタイトルにある「ホスピタリティとサービスを混同した重大な過ち」が本書が描くテーマである。あくまでもレクサスは題材の一つ。タイトルが刺激的なだけに、少々注意を要する。

第二部の「ホスピタリティ経済」についての論述は、我々エンドユーザーに一番近いところにいる者にとって大いに参考になる。「消費社会」が行き詰まる中で、「消費者」から「生活者」へと変貌(へんぼう)しつつあるエンドユーザーにどのようなサービスをどういう形で提供すべきなのか。いや、提供するのは「サービス」ではなく「ホスピタリティ」なのだ。

「ホスピタリティ」とは何か。「サービス」との根本的なコンセプトの違いは何か。これを押さえた企業が今後、本当の顧客満足を勝ち得て、「生活者」から評価されるブランドとなりえる。

ここに集中して米国におけるレクサスの成功やその他の成功企業の事例、これに対する失敗事例を読み込んでいけば、得るものは多いだろう。

■2006/07/28, 日経流通新聞MJ, 18ページ

日本人が知らない「儲かる国」ニッポン―外国人起業家が教える成功術
日本人が知らない「儲かる国」ニッポン―外国人起業家が教える成功術ティム・クラーク

日本経済新聞社 2006-06
売り上げランキング : 3093

おすすめ平均 star
star読まないとホントに知らないよ!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

日本国内で目に付く空前の外国人起業ブームを分析、日本人が見落としているビジネスのツボを教える。

■2006/07/21, 日経流通新聞MJ, 14ページ

ビール最終戦争
ビール最終戦争永井 隆

日本経済新聞社 2006-07
売り上げランキング : 5073


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

毎月のように新商品が投入され、市場の状況も刻々と変わるビール業界。その内幕をビジネス現場の視点から描いたのが本書である。

一般家庭需要を中心に今や本格ビールを脅かす勢いの「第三のビール」。だが、当初は試行錯誤の連続で、パイオニア商品であるサッポロの「ドラフトワン」も、開発段階では「まがいものなど出したら社のイメージダウンになる」と反対の嵐。技術者たちが「闇研究」を続け、大輪の花を咲かせたという。

このヒットを受け、アサヒ、キリン、サントリーが追随。当時の経営者の声を生々しく再現することで、各社各様の意思決定が現在のシェア争いに大きな影響を与えたことがよく分かる。

丸ビルなど再開発物件での飲食店営業をめぐる「特殊部隊」の攻防戦、女性や若者に人気の缶チューハイの開発秘話、中国市場での地歩固めを目指した各社の戦略展開など、ノンフィクションならではの面白さがある。

「少しでも多くの人に、自分たちの商品を飲んでもらいたい」。純粋な気持ちで日々の仕事に取り組む登場人物たちの奮闘は、読む者の心をつかんで離さない。

■2006/07/21, 日経流通新聞MJ, 14ページ

シゴトのバイブル 入門編
シゴトのバイブル 入門編佐々木 かをり

PHP研究所 2006-06
売り上げランキング : 20006

おすすめ平均 star
starシゴト、好きですか?
star書いてあることは皆正論・・・でも。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コミュニティーサイト「イー・ウーマン」を運営する著者が、若いからこそできること、仕事の取り組み方などを経験に基づきアドバイスする。

■2006/07/21, 日経流通新聞MJ, 14ページ

バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代
バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代原 宏之

慶應義塾大学出版会 2006-05
売り上げランキング : 61035

おすすめ平均 star
starわれわれは、踊り、踊らされたのか?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「戦後」を真に脱出しつつあった1980年代の意味を消費、流行、メディア現象を素材に読み解く。巻末の詳細な注と年表がいかにもバブル世代らしい。

■2006/07/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

上質生活のすすめ
上質生活のすすめ川島 蓉子

マガジンハウス 2006-05-18
売り上げランキング : 3403


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

高くはないがお気に入り。無名だけど高度な創造性あり。セレブとは違う特別サービス。そんな「上質」気分を引っ張るモノ、コトをまとめて紹介。

■2006/07/14, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「自由な時代」の「不安な自分」―消費社会の脱神話化
「自由な時代」の「不安な自分」―消費社会の脱神話化三浦 展

晶文社 2006-06
売り上げランキング : 2313


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者は前書きでこう語る。消費社会を論ずるには抽象的な議論だけでは全く不十分であり、具体的な流行、風俗についての論述が不可欠。しかし同時にファッションや流行など華やかな現象を論じれば消費社会が語れるわけではない。個別の事象から根底にある人々の価値観や社会構造の変化、政治イデオロギーとの関連を読み解くのが消費社会論の役割だ、と。

本書は過去二十五年間、一貫してこの課題に取り組んできた著者が、主にここ数年間に雑誌などに発表した論考を集めたもの。自分の食欲を不快