日経流通新聞MJ連載の書評を紹介します。

メイン > 日経流通新聞MJ『身につく読書』 2007年10月5日~12月21日

日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった
日経トレンディヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった北村 森 山下 柚実

日本経済新聞出版社 2007-11
売り上げランキング : 197511


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消費が成熟化し、ヒット商品が出にくくなっているとされる昨今、過去のヒット商品を分析、成功の秘訣を探る本が目立つ。同書もそのうちの一冊だが、決定的な違いがある。社内外で巻き起こる異論反論にどう対処したかの視点から成功物語に迫っている点だ。

「多くのビジネスパーソンにとって重要なのは、発想力にもまして説得力。ハードルの乗り越え方にヒットを生む鍵があるとすら思う」

筆者の一人である日経トレンディの編集長はこう語り、身に降りかかる異論で混乱状態となるのを未然に防ぐ技術を具体的なケースを通しながら紹介していく。

例えば2004年7月にトヨタ自動車が発売したクラウンの上級モデル「クラウンマジェスタ」。フルモデルチェンジに際し、デザインをどう変えるかの議論は二転三転どころか、五転六転したという。こうした事態に、開発陣は秘中の秘だった製作プロセスを社内関係者に公開する奇策を繰り出した。オープンキッチンで料理するシェフを見ていると食欲がわく原理の応用で、関係者が思わず引き込まれるような情報の出し方で以降の議論をうまくリード、ヒットに結びつけたという。

ヒット商品の20年史も資料的に役立つ。

■2007/12/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)
オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)川口 盛之助

講談社 2007-07-18
売り上げランキング : 8226

おすすめ平均 star
star爽快な読後感
star現代日本の消費と社会を視る最高の教科書
star凄くポジティブな・・・

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アニメなどで世界的に評価されるオタク文化とギャル文化。日本特有の強みを法則化し、ソフトだけでなく製造業にも生かすための方法を、豊富な例とともに紹介する。

■2007/12/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

100Inc.
100Inc.エミリー・ロス アンガス・ホランド 宮本 喜一

エクスナレッジ 2007-10
売り上げランキング : 32082

おすすめ平均 star
starおもろい!!
star気軽に読めて役に立つ
starへ~という話が満載!

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世界的な企業100社はターニングポイントをどう切り抜けたのか。様々な企業やブランドの成功と失敗、そして起死回生のドラマを掲載。

■2007/12/21, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

Inter Communication (インターコミュニケーション) 2008年 01月号 [雑誌]
Inter Communication (インターコミュニケーション) 2008年 01月号 [雑誌]
エヌ・ティ・ティ出版 2007-11-27
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NTT出版が編集発行する「季刊インターコミュニケーション」は現代社会やメディア文化を論じるワンテーママガジンだ。最新号である第63号の特集は「アートと社会のエコロジー」。地球環境問題について、一般の書籍や雑誌と切り口を変え、芸術、先端科学、マーケティングなど、クリエーティブな視点からエコブームの現状や意味を分析しようと試みる。

エコロジー運動は1960年代から続いている。しかし現在の「社会現象としての」エコと当時の運動との間には「継続と断絶がある」と、特集巻頭で編集部が基本認識を説明する。代表例が「マーケットとしてのエコ」。エゴなエコとも言われるいまのエコは、カウンターカルチャー全盛期のエコから「何を引き継ぎ、何を生み出したのか」と、まず問いかける。

「エコ300年史」と題した15ページだての年表では、1661年に英国で発行された「世界初の公害摘発書」から人間社会と地球環境とのかかわりを説き起こす。「エコロジーがわかるキーワード65」は、いま知っておくべき言葉を提唱者らの名や購入しやすい参考文献データとともに紹介し、参考になる。「エコ考現学2007」では現在見られるエコ消費やエコ現象の具体例が、60年代から70年代にかけてのさまざまな運動とどうつながっているかを図解した。エコマーケットを体系的に理解するのに役立つ本。

■2007/12/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

本田宗一郎―その「人の心を買う術」 (プレジデント・クラシックス)
本田宗一郎―その「人の心を買う術」 (プレジデント・クラシックス)城山 三郎

プレジデント社 2007-11
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誰からも愛された快男児、本田宗一郎の全貌(ぜんぼう)を、直接素顔を知る関係者が様々な角度から解き明かす。

■2007/12/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

文化の対話力―ソフト・パワーとブランド・ナショナリズムを越えて
文化の対話力―ソフト・パワーとブランド・ナショナリズムを越えて岩渕 功一

日本経済新聞出版社 2007-12
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アニメやゲーム、ファッション、食。海外で受け入れられる日本の現代大衆文化を「国力」と結びつけて語る発想のうさんくささを丁寧に論じる。

■2007/12/14, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

大衆化するIT消費
大衆化するIT消費野村総合研究所消費者マーケティング研究チ

東洋経済新報社 2007-10
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例えば「マルチウィンドウ消費」。テレビとパソコン、携帯電話などを同時に利用し、テレビで見て関心を持った商品をすぐにパソコンや携帯電話で検索、購入するというスタイル。これは衝動買いの温床になりそうだ、などと下世話な心配が起ると同時に、最近はネガティブな語られ方をされることの多いテレビの未来について、インターネットとの共存という方向性なども考えさせられた。

一方でオークションを利用して欲しいものが納得のいく条件で手に入るまでゆっくり待つ「アラート消費」。いずれのスタイルもブロードバンド環境あればこそ。

本書を読んで、IT消費環境というのは、これまでの一般的な消費環境と比較した場合「消費者が過剰な行動をしやすい」消費環境なのだということを強く感じた。そして、例として紹介した2つのスタイルにしても、消費行動としては正反対のベクトルを持つわけだが、これら様々な消費スタイルは一個人の中に、対象商品によって共存している。これからのマーケティングは、売りたい商品の対象となる消費者を探すのではなく、消費者の、どの消費行動に訴求していくのかというのが重要なポイントになってくるようだ。

■2007/12/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

エネルギー争奪戦争 (PHP Paperbacks)
エネルギー争奪戦争 (PHP Paperbacks)柴田 明夫

PHP研究所 2007-11-27
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最近うなぎ登りに上昇する原油相場。現在の原油高の最大の原因はBRICs諸国の需要増にあり、旧に復する可能性は当面無い。各国のエネルギー戦略に、省エネの今後も併せて論考。

■2007/12/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

ターゲットメディア・トルネード~Web広告、雑誌広告、交通広告(OOH)が効果的なワケ
ターゲットメディア・トルネード~Web広告、雑誌広告、交通広告(OOH)が効果的なワケ吉良 俊彦

宣伝会議 2007-11-16
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おすすめ平均 star
starマーケティング部
star標的媒体旋風

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「ターゲットメディア主義」では雑誌広告を中心にピンポイントで訴求対象に訴える手法を説いた著者が、媒体の枠を広げて今日有効な広告手法を提唱する。

■2007/12/07, 日経MJ(流通新聞), 18ページ

農業ブランドはこうして創る地域資源活用促進と農業マーケティングのコツ
農業ブランドはこうして創る地域資源活用促進と農業マーケティングのコツ後久 博

ぎょうせい 2007-10-24
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農業ブランドをどう開発し、いかに売っていけばいいのか。マーケティングを中心とした必須知識を網羅。豊富な実例を紹介しながら地域活性化の道を探る。

■2007/11/30, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

外食ビジネスにチャレンジする人のための本―外食は1時間で勝負する
外食ビジネスにチャレンジする人のための本―外食は1時間で勝負する東 泰秀

ぱるす出版 2007-09
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外食産業の歴史、業界の抱える事情から、実際に開業を目指す人に役立つ立地やマーケティング戦略など具体的な知識まで。外食企業への就職、転職、開業に役立つ。

■2007/11/30, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

買わせる技術
買わせる技術松本 朋子

ベストセラーズ 2007-11-16
売り上げランキング : 941

おすすめ平均 star
starヒントをたくさんもらいました!

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モノが売れない時代といわれて久しい。消費者はたいていのモノは既に持っていて、食品や消耗品などを除けば、買い物の必要性を感じない。ただ、その中でもふと目にしたモノがどうしても欲しくなり、つい購入してしまうことがある。消費者自身にも「なんとなく」としか説明できない衝動買いの本質を解き明かそうとしたのが本書だ。

つい買ってしまう際の消費者行動に深く関係しているのが、「快感」「幸福感」である。特に「過去の快感の記憶」が購買行動に深く結びついているという。人は単にモノが欲しいから買い物するのではなく、多くの場合「人は気持ちよくなりたくて買い物する」のだ。著者はこの法則を「カスタマー・ハピネス=CH」と名付ける。

CHは、その商品を購入する際の「期待による幸福」と、その商品を実際に使った際の「浸る幸福」から構成される。「期待による幸福は、面白そう、楽しそうといったワクワク感のことだ。「浸る幸福」は、五感を心地よく刺激されることとのほかに、自分らしさを表現する快感があるという。

CHを意識して、「期待による幸福」を高めるよう訴えかけることが、商品を売るためには重要だ。地道な調査を基に生み出された法則には売るヒントがたくさん詰まっている。

■2007/11/30, 日経MJ(流通新聞), 22ページ

採用氷河期―若手人材をどう獲得するか
採用氷河期―若手人材をどう獲得するか原 正紀

日本経済新聞出版社 2007-10-23
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おすすめ平均 star
starベストタイミング!!
star採用スキルの進歩に、隔世の感
star事例が豊富

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少子化や団塊世代の大量定年などの影響で、若手の人材争奪戦は年を追うごとに激しさを増している。未曽有の売り手市場となっている採用戦線を企業が勝ち抜くには、2つのABCをきちんと実行することが欠かせないと説く。

1つ目のABCは、「A=当たり前のことを、B=馬鹿正直に、C=ちゃんとやる」。採用に成功する企業は、魔法のような手段を使っているわけでなく、自社で考えた戦略にのっとり、やるべきことをしっかりやっているという。2つ目が「All Better Change」。つまりすべての採用プロセスを、ワンランクアップすることといい、その方法を説明していく。

著者は、2003年に国が策定した「若者自立・挑戦プラン」の中核的施策であるジョブカフェ・サポートセンターの代表を務め、若者の動向に精通。中小企業や地方企業の採用現場にも明るいだけに、記述は極めて具体的で実践的だ。

例えば、今の学生は情報感度が鋭いがゆえに迷い、立ち止まってしまうことが多く、ちょっと背中を押してあげることが大切。地方の中小企業などの場合は、経営者自らが魅力を語ることが強い武器になるのに、縁故採用などに頼るケースが多いといった具合だ。採用担当者だけではなく経営陣にも一読を勧めたい。

■2007/11/23, 日経流通新聞MJ, 14ページ

その1人が30万人を動かす! 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング
その1人が30万人を動かす! 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング本田 哲也

東洋経済新報社 2007-11-09
売り上げランキング : 687

おすすめ平均 star
star1000万人!
star勉強になりました&B2Bは?
star新しい!

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ブログやSNSの広がりとともに、クチコミの影響力は大きくなっている。情報の発信者であるインフルエンサーたちを活用するマーケティング手法を分析。

■2007/11/23, 日経流通新聞MJ, 14ページ

セイラー教授の行動経済学入門
セイラー教授の行動経済学入門リチャード・セイラー 篠原 勝

ダイヤモンド社 2007-10-27
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なぜ人は時として自らの利益に反する非合理的な行動をとってしまうのか。競馬、宝クジ、株式投資などの例を通じ、従来の経済学では説明できなかった経済現象を読み解く。

■2007/11/23, 日経流通新聞MJ, 14ページ

女性はなぜ買い物に時間がかかるのか?
女性はなぜ買い物に時間がかかるのか?織田 隼人

PHP研究所 2007-09-04
売り上げランキング : 69465

おすすめ平均 star
star私、当てはまってます。。
star楽しく読めました

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男のクチコミは自慢のため。女のクチコミは共感のため。男女の違いをマーケティングや人事管理に生かすテクニック集。

■2007/11/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方駒崎弘樹

英治出版 2007-11-06
売り上げランキング : 1829

おすすめ平均 star
star電車の中で泣きました
starすがすがしい☆
star次回作に期待を込めて!!

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働く母親たちのため病気の子どもを預かる「病児保育」。著者は日本の病児保育事業の草分けとなったNPO代表。ITベンチャーからの転身など青年社会起業家の生き生きした体験記。

■2007/11/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

地方を殺すな!―ファスト風土化から”まち”を守れ! (洋泉社MOOK)
地方を殺すな!―ファスト風土化から”まち”を守れ! (洋泉社MOOK)
洋泉社 2007-10
売り上げランキング : 3755


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「洋泉社MOOK」シリーズの1冊。地方商業やまちづくりなどに関する論客が多数、参加している。巻頭グラビアのタイトルは「これのどこが『美しい国』なのか」。衰退した駅前商店街に風俗店が進出、ピンク色の看板が目立つ北関東の街。ロードサイドに量販店の巨大店舗や駐車場が広がる光景。編集者の問題意識が分かりやすく提示される。

まず総論として地方郊外での大型店進出ラッシュが地方の風土を均質にしていくことの弊害を、消費社会研究家の三浦展氏が語る。続いて日本政策投資銀行の藻谷浩介氏は「焼き畑農業」と化した郊外の乱開発が今では経済合理性を持たないという見解を数字に基づき丁寧に説く。ジャーナリストの橋本淳司氏らによる北関東、仙台、多摩、港北ニュータウン、京阪奈地域などからのルポが続く。

問題点を指摘するだけではない。大西隆・東大教授の「逆都市化」という考え方が説明された後、青森、川越、小布施など学ぶべき先例も紹介。米国とドイツからの対照的な現場報告は、まちづくりについて日本が直面する二つの選択肢の未来図を具体的に示す。かつて地方の人々は「何もないところにようこそ」と自分を出迎えた。今は自然の豊かさ、夜の闇など、昔と「変わらないこと」を誇る人が増えた。そう語る映画監督、大林宣彦氏のインタビューもあり、心に残る。

■2007/11/16, 日経流通新聞MJ, 18ページ

市場と法 いま何が起きているのか
市場と法 いま何が起きているのか三宅 伸吾

日経BP社 2007-10-25
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グローバル化の潮流の中で市場国家へとシフトする日本。2005年の会社法成立からこの9月の金融商品取引法施行と法整備が急がれる中、粉飾決算、偽計取引、インサイダー取引から談合事件、また敵対的買収など、市場と法のあり方にかかわる多くの出来事が相次いだ。「規制の緩和は市場重視へのシフトと同義」だが、「市場国家」が正当性を保つためには市場参加者を規律するルールとその違反者への制裁状況などが社会に対し明確である事が条件となる。市場国家へシフトすることは、法化社会へシフトすることと同義である。

上記の事件、話題以外にも、検察の取り調べの問題点から公正取引委員会によるリーニエンシー制度の制定、また大型化する法律事務所の現状、選挙権格差訴訟に至るまでその視野は広い。詳細な公判記録、広い人脈からの取材、また適宜著者自身の所感・批判・提言。専門性の高い話題が盛り込まれているにもかかわらず、スリルすら感じつつ読み切った。

グローバル化を背景として、また裁判員制度導入も迫る中でわれわれ一人ひとりが「法」について向き合わざるをえない時を迎えている。法曹にあると否とにかかわらず多くの人に読まれるべき本。

■2007/11/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

不思議なほど仕事がうまくいく「もう一言」の極意
不思議なほど仕事がうまくいく「もう一言」の極意林 文子

草思社 2007-10-26
売り上げランキング : 140

おすすめ平均 star
star読みやすい

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著者の熱意が静かに伝わってくる実践的コミュニケーション論。真意と熱意の込められた“もう一言”がひとを動かし、あなたを変える。

■2007/11/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント石田 淳

ダイヤモンド社 2007-09-29
売り上げランキング : 64

おすすめ平均 star
star応援します
starこれだと思いました
starう~ん

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行動分析で実証された人間の行動原則を様々なビジネスの場に応用した行動科学マネジメント。マネジメントの生産性を実現させる科学的マネジメント入門書の快著。

■2007/11/09, 日経流通新聞MJ, 18ページ

買物欲マーケティング―「売る」を「買う」から考える
買物欲マーケティング―「売る」を「買う」から考える博報堂買物研究所

ダイヤモンド社 2007-10-19
売り上げランキング : 529


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「商品には自信がある。消費者の認知度や好感度も高い。なのに売れ行きは今ひとつ。一体何が足りないんだろう」。小売り、メーカー問わず、こんな悩みを抱えている向きは多いだろう。そのひとつの答えを出したのがこの本だ。

これまでのマーケティングは売り手側の発想に立ったもので、買い手からの発想が欠けていたと説く。キーワードは「買物欲」。広い意味での買い物にかかわるプロセスのすべてを楽しみたい、という欲求のことで、フツーの人たちの中に当たり前に存在しているという。これに対し、単にモノが欲しいだけ、という欲求を「モノ欲」と位置づける。消費者にはこの2つの欲求が常にあるが、最近では「買物欲」の占める割合が高くなっているという。

本書では買物欲を満足させる12の視点を提示する。予想しなかった出合いに驚きを覚える「驚愕(きょうがく)」、商品や情報の新しさや売り場の活気である「鮮度」などだ。買物をしたいという心を刺激する12の条件が満たされているかどうかをチェックすることで、商品や売り場にいままで何が欠けていたか、改善のポイントが分かってくる。

買物欲は人の心を前向きに意欲的にすると主張する。「買物嫌い」の自分を少し反省した。

■2007/11/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

情報大爆発―コミュニケーション・デザインはどう変わるか
情報大爆発―コミュニケーション・デザインはどう変わるか秋山 隆平

宣伝会議 2007-10-15
売り上げランキング : 2979

おすすめ平均 star
starネット時代の新たなコミュニケーション戦略のヒントがぎっしり
star情報は爆発してるんだ!
star仕事に活きた1冊

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消費購買の新しいモデル「AISAS」を提唱する著者が語る、インターネットの歴史から情報過剰時代の消費行動まで。デジタル・コミュニケーションの構造と未来が分かる。

■2007/11/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

イオンが変える流通業界再編地図
イオンが変える流通業界再編地図梛野 順三

ぱる出版 2007-08
売り上げランキング : 88296


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シェアを拡大し、業界再編を強力に推進するイオングループ。ダイエー再生への取り組みなどを通じ、イオンの経営戦略を浮き彫りにする。

■2007/11/02, 日経流通新聞MJ, 14ページ

実測!ニッポンの地域力
実測!ニッポンの地域力藻谷 浩介

日本経済新聞出版社 2007-09
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どんな緻密なマーケティング戦略も、そもそもの設定が間違っていたら何もならない。基本統計データに基づき、市場動向に関する思わぬ「勘違い」に気づかせてくれるのが同書だ。

例えば、今後の日本経済を左右する少子化。出生率が議論のベースになることが多いが、実体経済に影響を及ぼすのは「出生率×親世代の数」で算出する出生者数だ。出生率が下がっても親の数が多ければ子どもの数はそう減らない。しかし、親の数が少なければ出生率が多少上昇しても子どもの数は急減する。人間の絶対数がどう変わっていくかに着目しないと、市場の推移を見誤ることになる。

高齢化についても同様で、問題となるのは高齢者の絶対数の増加である。その意味で、高齢化の衝撃は一般に思われているのと違って、地方より大都市圏のほうが大きい。医療福祉体制などは破綻必至で、逆に言えばそこに大きな商機があるともいえる。

また首都圏では今、地価上昇、ビル建設ラッシュなどが起きている。だが、人口の推移から考えると一時的な現象であり、オフィス・住宅需要は今後減り続け、地価も下落に転じると読む。

「人口流入超過の高知県の謎」「なぜ滋賀県では人口増加が長続きするのか」――。人口を軸にした地域力の分析も面白い。

■2007/10/26, 日経流通新聞MJ, 22ページ

フランフランの法則
フランフランの法則川島 蓉子

東洋経済新報社 2007-09-14
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20代、30代の女性を中心に人気を集めるインテリア雑貨&家具ショップ「フランフラン」。その全容を通じ、ユニークな商品コンセプトの中核をなす「デザイン」の力を解明する。

■2007/10/26, 日経流通新聞MJ, 22ページ

社会的責任のマーケティング―「事業の成功」と「CSR」を両立する
社会的責任のマーケティング―「事業の成功」と「CSR」を両立するフィリップ・コトラー ナンシー・リー 早稲田大学大学院恩藏研究室

東洋経済新報社 2007-08
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おすすめ平均 star
star分類のネーミングに難

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社会への貢献と自社の目的達成を両立させるにはどうすればよいのか。企業の社会的取り組みをマーケティングの視点から解説

■2007/10/26, 日経流通新聞MJ, 22ページ

「流通戦略」の新常識 (PHPビジネス新書 41)
「流通戦略」の新常識 (PHPビジネス新書 41)月泉 博

PHP研究所 2007-09-19
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おすすめ平均 star
starホンマに勉強になりました
star流通の世界を読み解く醍醐味

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帯の宣伝文に「勝ち組流通業の秘密まるわかり!」とある。このコピーから想像される内容とは異なり、著者が本書で展開する議論の内容は深く、視野は広い。

「2つの呪縛(じゅばく)」から日本の流通業界は硬直化しているという。問屋不要論が代表する「流通革命」と、すべて米国が正しく、後を追えば間違いないとする「流通先進国アメリカ」だ。中間流通を排除する流通革命はこれまで日本で起こっていないし、その必要もない。強い物流と情報システムを備えた中間流通機能を持つ企業が伸びると著者はみる。

米国企業礼賛にも疑問を投げかける。消費者の求める価値は日米で違う。しかも人口減により「モノそのものの需要力がますます減退する」日本では「消費は理論的経済活動というより情緒的文化活動に近い領域にある」。経済合理性より気分や感性を重視すべき環境下では、米国追従はますます危険が高いというわけだ。

米国生まれのチェーンストア理論も「モノ不足、大量消費時代の最適システム」であり、「成功の方程式は逆回転し始めている」と著者は説く。業態では巨大モールより、小規模で高質なライフスタイルセンターが有望だとみる。流通業と消費社会の方向性を歴史的視点から見通すのに役立つ本。

■2007/10/19, 日経流通新聞MJ, 22ページ

誰も知らなかったケータイ世代
誰も知らなかったケータイ世代市川 茂浩

東洋経済新報社 2007-07-13
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おすすめ平均 star
starケータイ世代の実態に迫る旬な解説書!
starケータイを使っている若者の謎を解く
starなぜ若者は学校裏サイトに集まるのか?

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著者の調査では今の10代の55%は自室にパソコンもテレビも持たない。携帯電話で社会や市場、他人とつながり、自己主張をする若者世代の攻略法を携帯電話専門放送局の社長が解説。

■2007/10/19, 日経流通新聞MJ, 22ページ

ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態
ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態ロバート・フランク 飯岡 美紀

ダイヤモンド社 2007-09-14
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米国新富裕層のライフスタイルと価値観をウォールストリート・ジャーナルの記者が詳細にルポ。起業法から消費、政治行動、子育てまで切り口は幅広い。

■2007/10/19, 日経流通新聞MJ, 22ページ

芸術の売り方――劇場を満員にするマーケティング
芸術の売り方――劇場を満員にするマーケティングジョアン シェフ バーンスタイン 山本章子

英治出版 2007-09-04
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顧客囲い込みの手段というと、現在最も多用され、効果を上げているのはポイントカードやマイレージといった、いわゆる「企業通貨」が代表的なものだが、本書を読み、Eメールマーケティング、中でもパーミッション(許可)マーケティングの可能性の大きさを知った。

許可を得た顧客に特別なメッセージを添えたメールを送り、ロイヤルティーを築いていく。自社ブランドに忠実な顧客を獲得するのに最も適した手段として詳述されている。

もともと本書は芸術団体のマーケティングを論じており、芸術団体というのが定期会員の数や寄付に、運営の多くを依存する体質上、顧客の囲い込みというのは死活問題で、そのためのマーケティングツールの活用はきわめて重要なわけだが、その手法を芸術関係団体のコンサルタントとして最前線で活躍している著者が、実務者にしか書き得ない臨場感あふれる文章で解説している。

それにしてもアメリカのショービジネスというと作品、マーケティング、あらゆる面で最先端のように思い込んでいたが、そのあか抜けない苦悩の様子には思わず微笑を禁じ得なかった。もっとも、問題の徹底した分析とその対処も、さすがアメリカではあるが。

■2007/10/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

「温暖化」がカネになる
「温暖化」がカネになる北村 慶

PHP研究所 2007-09-15
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おすすめ平均 star
star「排出権取引」に関する良質なまとめ+アルファ
star環境問題は奥が深い…
star汚染大国、中国の隣人として

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環境保全と豊かさへの欲求。現代経済では相いれないとされる2つの主題の融和を探る。特に温室効果ガス排出権に関して詳細に記述してあり、具体的な知識を得られる。

■2007/10/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

拡大するイスラーム金融
拡大するイスラーム金融糠谷 英輝

蒼天社出版 2007-09-15
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イスラーム金融の概説書。20年後には世界人口の3分の1を占めるといわれるムスリム。その経済の中核を歴史、基本原理から現状、今後の展望まで詳解。

■2007/10/12, 日経流通新聞MJ, 22ページ

広告コピーってこう書くんだ!読本
広告コピーってこう書くんだ!読本谷山 雅計

宣伝会議 2007-09
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おすすめ平均 star
star様々な角度から、何度も味わう本
star遂に出た、バイブル。
starコミュニケーション本の傑作!

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コピーを書いたり、CM企画を考えたりといった広告制作の仕事は、感性やひらめきに支えられたもの。「鍛錬」や「トレーニング」とは無縁の世界だと思っている人が多いのではないだろうか。こうした見方を覆すのが本書。普段からアタマの中を鍛え、アイデアや発想が浮かぶような思考法を身につけるための31のヒントを紹介した。

こうした思考法を自分のものにするためには、「なんかいいよね」「なんとなくかっこいい」といったあいまいな考え方はしない。なぜいいのか、どこがかっこいいのかを普段から突き詰めて考えることが重要だ。

コピーを書く作業は、「散らかす」「選ぶ」「磨く」の3つのステップからなると説く。散らかすは、対象となる課題について、できるだけ多くの切り口や視点を探していく作業。次に、その中から「受け手にとって本当に意味のあるものはどれか」を選び出す。それをよりわかりやすく印象深いものにするために磨き上げていく。多くの人が、普段の自分の発想の中で「散らかす」作業が足りないことにまず気付くはずだ。

企画書の書き方にも触れていて、特別なテクニックよりも、深く考えた思考の過程を素直に表現することが大事だと言う。アイデアが出ない、と悩んでいる人に最適。

■2007/10/05, 日経流通新聞MJ, 18ページ

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■2007/10/05, 日経流通新聞MJ, 18ページ

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■2007/10/05, 日経流通新聞MJ, 18ページ
 
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