特集ビジネス雑誌が選んだ2006年上半期の経済・経営書ベストセラーを紹介します。

メイン > 2006年上半期ベストセラー 週刊東洋経済『2006年上半期 経済・経営書ベスト100』(1~15位)


『2006年上半期-経済・経営書ベスト100』
週刊東洋経済 2006年8月12日・19日合併号 82~89ページ)

エコノミストら56人が選んだ2006年上半期のベスト経済・経営書ランキング。
今回は、日米の金融政策に関する書籍がランキング上位を占めた。



【1位】

日銀はだれのものか
日銀はだれのものか中原 伸之

中央公論新社 2006-05
売り上げランキング : 1882

おすすめ平均 star
starよく書けています。

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●日銀の中で何がどのように行われてきたのかを批判的観察眼でとらえた興味深い一冊。今後の経済・マーケット動向についても、注目すべき見解が示されている。(上野泰也・みずほ証券チーフマーケットエコノミスト)

●著者の提案が現実の政策として採用されていくプロセスは『源平盛衰記』のような手に汗握る大活劇。第7章「原油高を読む」も著者の面目躍如の感がある。(嶋中雄二・三菱UFJリサーチ&コンサルティング投資調査部長)

●財界出身だからこそ見えてきた日銀の組織、金融政策のあり方への疑問は、おそらく多くの人々が日銀に対して抱く「もどかしさ」と共通する。(嶌峰義清・第一生命経済研究所主席エコノミスト)

●福井総裁のスキャンダルやゼロ金利解除などで日銀に社会的な注目が集まる中、政策の場にいた著者の批判的で実証的な証言は極めて重い。(田中秀臣・上武大学ビジネス情報学部助教授)

●日銀が発表している金融政策決定会合の議事要旨ではうかがい知れない水面下の動きが生々しく描かれている。(櫨 浩一・ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト)

●日銀の実態を初めて明らかにした。(森永卓郎・獨協大学教授)

●日銀の「独立性」や「透明性」はどうあるべきかについても、あらためて考えさせられる。(森山昌俊・三菱UFJリサーチ&コンサルティング投資調査部主任研究員)

●一審議委員の目から見た金融政策決定の現場が率直に語られており興味深い。現状の日銀に対する批判も的を射ている。(米山秀隆・富士通総研主任研究員)


【1位】

ゴールデン・サイクル―「いざなぎ超え」の先にあるもの
ゴールデン・サイクル―「いざなぎ超え」の先にあるもの嶋中 雄二

東洋経済新報社 2006-05
売り上げランキング : 1534

おすすめ平均 star
star学生さんが読む本
starデータ豊富、しかし。

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●景気サイクル論の第一人者の新作。「ゴールデン・サイクル」というネーミングがよい。(菊地正俊・メリルリンチ日本証券チーフ株式ストラテジスト)

●超長期、長期、中期、短期の四つのサイクルがすべて上向きに転じたとするゴールデン・サイクルの見解は長年にわたり日本の景気循環を分析してきた著者の発言だけに説得力がある。(霧島和孝・城西大学現代政策学部教授)

●景気の先行きに関心のある方には、一読を薦めたい。(鹿野達史・三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員)

●景気循環論の視点から、日本経済の大転換の可能性をわかりやすく解説している。(鈴木明彦・三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主席研究員)

●「景気」の定義を再確認するのに役立ち、いざなぎ景気超えの先を考えるときの参考にもなる。(宅森昭吉・三井住友アセットマネジメントチーフエコノミスト)

●筆者独自の「前半・後半の法則」で現在の景気状態を説明しているなど踏み込んだ内容。(松尾十作・水戸証券調査部次長)

●日本の景気拡大が戦後最長記録を更新しようとしているとき、その行方を考察するうえで最も優れた参考書。著者の分析にはオリジナリティがあふれる。(水野和夫・三菱UFJ証券チーフエコノミスト)

●日本経済を教材とする、景気循環論を使った予測の実践的ノウハウ本の側面も持つ。単純で機械的と見られがちな循環論だが、その背後にある経済・社会現象を探り、歴史的、具体的な肉付けもしている。(森山昌俊)


【3位】

ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する
ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する植田 和男

日本経済新聞社 2005-12
売り上げランキング : 47952

おすすめ平均 star
starコンパクトな良書。惜しむらくは回顧録的要素の欠如か。
star量的緩和解除を考える
star流動性の罠に陥った時の金融政策について

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● ゼロ金利→量的緩和の時代に日銀審議委員を務めた筆者が当時の金融政策を総括した書。「あとがきに代えて」でゼロ金利政策からの脱却について述べている見解はまさに的確だが、実際の行動は異なるものとなった。日本の金融政策とは何なのかを、あらためて問い直す機会を設けてくれる。(嶌峰義清)

●マイナス金利にできない制約下、追加的な金融緩和の余地が限られる中、時間軸政策(ゼロ金利と量的緩和)の採用に至った経緯についても詳述されている。(中里 透・上智大学経済学部助教授)

●経済学者としてデフレ克服が課題となった時期に金融政策の場にいた著者が、日銀の融政策にどのような意味や効果があったのかを検証。金融政策を考えるうえでの必読書。(櫨 浩一)

●90年代後半以降の金融政策を丁寧に説明している。内容の幅広さ、深さ、わかりやすさを兼ね備えた良書。(花田 普・住友信託銀行調査部エコノミスト)

●理論と現実の双方を熟知する著者によるデフレ下の金融政策の考え方を示した決定版。(湯元健治・日本総合研究所調査部長)

●量的緩和政策が、金融政策の理論の最先端からどのように位置づけられるかが明快に語られている。ただし、日銀の金融緩和のテンポが、遅くなかったかどうかについてより突っ込んだ検証がないのは惜しまれる。(米山秀隆)


【4位】

日本経済の構造変動―日本型システムはどこに行くのか
日本経済の構造変動―日本型システムはどこに行くのか小峰 隆夫

岩波書店 2006-03
売り上げランキング : 24283


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●市場経済・規制緩和・構造改革に対する疑念が広がる中、望ましい経済運営のあり方を考えるうえで指針となる。(金木利公・住友信託銀行調査部長)

●経済主体の行動様式や意識の変化、技術革新などを伴う「構造変化」と、長期的な変化と整合しなくなった制度・慣行などの仕組みを政策的に変えていく「構造改革」とを一括して「構造変動」と呼び、日本経済の現状と将来にかかわる重要問題につき鋭く、筋の通った重厚な分析を行う。著者独特の文章の読みやすさも魅力の一つ。(嶋中雄二)

●「人間のための経済」「市場メカニズムの重要性」「世代の自立」などといった明確な問題意識の下、極めて丁寧かつ周到に議論が展開されていて、大変参考になる。(竹井 豊・新光総合研究所投資調査部副部長シニアエコノミスト)

●通説に対する丁寧な反論から、冷静で正しいモノの見方を身につけるヒントを得られる。(花田 普)

●確かな視点、堅実な分析により日本経済の構造変化と変革課題を、じっくりと論じた良書。こうした論壇が、日本において主流となってくれることを願う。(益田安良・東洋大学経済学部教授)


【4位】

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検するスティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー 望月 衛

東洋経済新報社 2006-04-28
売り上げランキング : 47

おすすめ平均 star
star経済学がこんなところまで分析できるとは
starある意味経済学の本質を衝いた書
star和書には見られない、問題提起の上手が際立っています。

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●アメリカにおける犯罪の減少の原因が70年代の中絶解禁(つまり犯罪者の供給の減少)にあることを示すところなどは痛快。(西條辰義・大阪大学サステイナビリティ・サイエンス研究機構教授)

●この本を人に薦めないのがいちばん「ヤバい」。(田中秀臣)

●「人はインセンティブに従って合理的に行動する」という前提から導かれる仮説と豊富なデータを基に、世間の“常識”や“通念”を見事に引っ繰り返す。分析は極めて正統的。(中里 透)

●著者の知的探究心は違っていることを恐れないアメリカ文化が生んだ。(原田 泰・大和総研チーフエコノミスト)

●経済学の手法がこんなにも面白いことに使えるということを実感できる。純粋に楽ししめる知的読み物。(増田貴司・東レ経営研究所チーフエコノミスト)

●社会現象の背後にある本質的な原因を読み解く、軽快な読み物。常識のうそにだまされないために役立つ。(山口二郎・北海道大学法学部教授)


【6位】

フラット化する世界(上)
フラット化する世界(上)トーマス・フリードマン 伏見 威蕃

日本経済新聞社 2006-05-25
売り上げランキング : 30


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フラット化する世界(下)
フラット化する世界(下)トーマス・フリードマン 伏見 威蕃

日本経済新聞社 2006-05-25
売り上げランキング : 63


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●グローバリゼーションの進展過程を具体的事例に基づいて解説しており参考になる。(奥田壮一・住友商事総合研究所チーフエコノミスト)

●世界企業のグローバルな経営戦略や労働市場の国際化について、具体的事例を使ってわかりやすく説明。経済や市場のグローバル化を再考するのに役立つ。(菊地正俊)

●インターネット上でCNNを見、株の売買をし、BBCの娯楽番組を楽しみ、スカイプで地球の裏の人と交渉する。フラット化した情報社会で生き抜くためのアメリカ的視点を提供。数十年のうちに中国やインドに追い越されるであろう日本は生き残れるのか。(西條辰義)

●地球は球形であり地点間には距離があると信じてきた世界観に“フラットなプラットフォーム”という認識を提示されてたじろいだが、グローバリゼーション3・0の世界はすでに始まっている。(福原義春・資生堂名誉会長)

●情報通信技術がいかに劇的に世界を変えつつあるかを、臨場感あふれる筆致で体感させてくれる好書。(湯元健治)


【6位】

開発主義の暴走と保身 金融システムと平成経済
開発主義の暴走と保身 金融システムと平成経済池尾 和人

NTT出版 2006-05-25
売り上げランキング : 22378

おすすめ平均 star
star池尾氏の筆がうなる
star現代金融史の本です

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●現在の金融システムが“なぜ”ここに行き着いたのか、読者に問題意識を抱えさせつつ歴史をさかのぼって解説する箇所もあり思わず引き込まれる。(大槻奈那・UBS証券債券本部ディレクター)

●筆者は戦後日本の金融システムを「開発型金融」と命名。金融システムが時代の大きな変化に適応できなかったことがバブルとその崩壊をもたらしたと主張する。(霧島和孝)

●渦中に身を置いてきたわれわれ自身にとって、逆に客観評価しにくかったバブル前後から今日に至る状況を、歴史的な大局観を持ってとらえる骨太の書。(後藤康雄・三菱総合研究所主席研究員)

●バブル崩壊以降の状況を金融の観点から明晰に記述されており、実務家が振り返ってみても大変参考になる。(高田 創・みずほ証券投資戦略部チーフストラテジスト)

●戦後経済史、金融システムの変遷をきちんと整理するために、夏休みに腰を据えて読むのに値する書。(益田安良)


【8位】

バーナンキのFRB
バーナンキのFRB加藤 出 山広 恒夫

ダイヤモンド社 2006-03-03
売り上げランキング : 49159


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●FRBの過去と将来を見るうえで必要な基礎知識が満載された、特に市場関係者にお薦めしたい好著。(上野泰也)

●米国の金融政策の歴史を現在の視点で分析、将来を予測するうえで不可欠なバーナンキ議長の金融理論についてもわかりやすく解説。米国経済を予測する実務家、米国金融政策や中央銀行全般を論じる研究者には座右の銘とすべき書。(菅野雅明・JPモルガン証券チーフエコノミスト)

●世界の中央銀行ウォッチャーの面目躍如。豊富な資料に基づく分析には、敬意を表したい。(霧島和孝)

●大国の政治的リーダーでもない中央銀行総裁の交代に世界中の注目が集まる。さすが市場がすべてを動かす覇権国アメリカ。その後の働きぶりはちょっと冴えないようだが。(西村吉正・早稲田大学ビジネススクール教授)

●就任時期に出された実にタイムリーな書。一般読者から専門家・投資家まで幅広いニーズに応える。(森山昌俊)


【9位】

分断される経済―バブルと不況が共存する時代
分断される経済―バブルと不況が共存する時代松原 隆一郎

日本放送出版協会 2005-12
売り上げランキング : 50585


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●二極化、格差拡大、「公」の役割見直しなど今の経済状況や政策課題を整理し認識し直すうえで役立つ。(上野泰也)

●「市場―制度」を包括的にとらえる社会経済学の立場からの構造改革批判。(鹿島信吾・評論家)

●旧秩序は崩壊し、かといって新秩序が見えてこない。景気回復したと言われても、不安の去らない現状に、社会経済学の立場から分析を加える。社会秩序の分断を放置、促進した小泉改革の評価は手厳しい。(柴山桂太・滋賀大学経済学部助教授)

●貧富の二極化自体ではなく、リスク負担の脱公共化こそが問題の根源と指摘する著者の一連の主張は、小泉政権の総括に当たって傾聴に値する。(山下範久・北海道大学大学院文学研究科助教授)


【10位】

世界デフレは三度来る 上
世界デフレは三度来る 上竹森 俊平

講談社 2006-04-21
売り上げランキング : 3513

おすすめ平均 star
star経済史は社会史!!
starマクロ経済がよくわかるようになる

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世界デフレは三度来る 下
世界デフレは三度来る 下竹森 俊平

講談社 2006-04-21
売り上げランキング : 16633


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●金本位制の時代から日本のバブル期前後を含めた近代金融・経済史を描いた大作。経済理論をベースに各時代が緻密に、さまざまな論文を引用しつつ分析されており、大変読み応えがある。(大槻奈那)

●バブルに至るメンタル、リバウンドとしてのデフレ対策、織り込まれた膨大なエピソード。大著だが手にして損はない。(神谷竜介・千倉書房)

●19世紀の金本位制時代から現代に至る通貨をめぐるドラマを圧倒的な迫力で描いた傑作。(中村宗悦・大東文化大学経済学部教授)

●歴史を忘れるものは、それを繰り返すことによって罰せられる。現代人のための大河経済書が誕生した。(若田部昌澄・早稲田大学政治経済学術院教授)


【10位】

脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本
脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本安達 誠司

藤原書店 2006-05
売り上げランキング : 21557


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●通貨制度の選択が繰り返し失敗してきたという批判的視座から、日本の近代全体を視野に入れた「天使のように大胆で、悪魔のように繊細」な業績。(田中秀臣)

●現代のわれわれが採るべき「政策レジーム」を考えるうえで、安達氏が提示する歴史分析は極めて示唆に富んでいる。(中村宗悦)

●1920年代から昭和恐慌へと続く経済的閉塞感を、著者は経済それ自体の問題ではなく、誤った金融政策による自己実現的な閉塞感にすぎないと言う。(原田 泰)

●政治と経済との密接な結び付きをレジーム間競争という概念と豊富なデータに基づく歴史解釈で明らかにした独創的な快著。(若田部昌澄)


【12位】

貯蓄率ゼロ経済―円安・インフレ・高金利時代がやってくる
貯蓄率ゼロ経済―円安・インフレ・高金利時代がやってくる櫨 浩一

日本経済新聞社 2006-01
売り上げランキング : 45854

おすすめ平均 star
starシリアスな問題
star誰でも悩む疑問にスッキリ答える
star変革期の日本経済を的確に見通しているスゴイ本

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●長期展望の単なる解説にとどまらず、主体別貯蓄・投資バランスの変動を詳細に検討するなどを通じて、縮小均衡に陥らないための方策を探っている。(門多 治・電力中央研究所上席研究員)

●“貯蓄率”をキーワードに日本経済の今後を展望、必要な政策対応を提示。“貯蓄超過経済”から“貯蓄率ゼロ経済”への移行が経済に大きな変化をもたらし、発想の転換を迫ることを説く。(中里 透)

●これまで経済専門家しか注目しなかった「貯蓄率」に徹底的にこだわって長期展望を試みた書。正確かつ詳細な分析と丁寧な解説により、貯蓄率低下に対する一般の問題意識を喚起した功績は小さくない。(益田安良)


【13位】

物理学者、ウォール街を往く。―クオンツへの転進
物理学者、ウォール街を往く。―クオンツへの転進エマニュエル ダーマン Emanuel Derman 森谷 博之

東洋経済新報社 2005-12
売り上げランキング : 71015

おすすめ平均 star
star研究者の人生
star物理学、通信会社研究所、ウオールストリート、そして学者へ
starHis Life as a Quant

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●巨大な資金力と知能が合体するとどうなるのか、市場への影響力が気になる。14章「暗躍の中の笑い」、16章「偉大なる見せかけ師」が面白い。(斎藤 満・東海東京証券チーフエコノミスト)

●理論物理学の世界から金融の世界に転じた著者の歩みとともに、金融工学、ウォール街の動きが描かれている。(鹿野達史)

●自然科学系のツールによって、金融市場の動向を解析する姿勢や、米国におけるアカデミズムと実務界の関係がよくわかる。(真壁昭夫・信州大学経済学部教授)


【14位】

富の未来 上巻
富の未来 上巻A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一

講談社 2006-06-08
売り上げランキング : 227


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富の未来 下巻
富の未来 下巻A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一

講談社 2006-06-08
売り上げランキング : 391

おすすめ平均 star
starなるほど
star第三の波をどれだけ上手く乗りこなすかが鍵
starうーん、新鮮味が??

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●富を貨幣的な概念にとどまらず、精神的、社会的見地から広くとらえ、これを歴史的、グローバルな視野から、生成発展の姿を描く。頭を柔軟にして世界を見ると、さまざまな変化が急速かつ大規模に起こるようになっていて、そこに富の源泉が見いだせる。(斎藤 満)

●この本では、自ら消費するためにモノやサービスを生産する「生産消費者」に光を当てる。生産消費活動が生み出す富は、現在急激に膨張し、ラディカルな変化を社会に強いているという。未来を考える際のさまざまな思考ツールを提供してくれる本。(宅森昭吉)

●産業革命以後築かれてきた富の体制に大きな変革が迫っている。金銭経済と非金銭経済の組み合わさった富の構造も内容も全く変わっていくことが多くの現象で読み取れる。その新旧の衝突が未来社会の発展を生む。(福原義春)


【15位】

行動経済学 経済は「感情」で動いている
行動経済学 経済は「感情」で動いている友野 典男

光文社 2006-05-17
売り上げランキング : 480

おすすめ平均 star
star行動経済学のありがたみが分かる本
star新書では、久しぶりに内容の濃い本。
star経済学の応用

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●プリンストン大学教授のダニエル・カーネマン氏は2002年にノーベル経済学賞を受賞した。理由は、カーネマン教授が故トバスキー教授とともに、行動経済学の基礎を確立したこと。その行動経済学をわかりやすく解説。(宅森昭吉)

●当該分野の関連書は多く出ているが、まとまりのある一冊。(米山章吾・大和証券投資信託委託シニアファンドマネージャー)


【15位】

障害者の経済学
障害者の経済学中島 隆信

東洋経済新報社 2006-02-10
売り上げランキング : 20866


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●経済学は、障害者の便益を上げるために、社会の負担を増やすべきだという議論をせずに、そのために何が最も効率的かを議論する。知られざる問題に経済学を適応し、新しい視点を切り開いている。(原田 泰)

●『ヤバい経済学』もよいが、ここは日本にも経済学をまじめかつ創造的に応用できる人がいることを示したい。(若田部昌澄)


 
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